
中古ハーレーの在庫、ナント100台! グランドオープンのセレモニーに出席した古澤恵ちゃんもビックリだ!! 1979年に創業したHSCの沼津店が生まれ変わり、新店舗で再スタート。そこには驚きの光景が広がっていた。
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:ミヤシーノ宮下豊史 ●外部リンク:HSC沼津店
ショールームは600平米! HSC沼津店がグランドオープン
「この日を心待ちにしていました!」
そう言って、真新しく立派な新社屋にお客さんたちが続々と押しかける。みんな笑顔で、自分のことのように嬉しい。2023年7月23日(土)、HSC沼津店の記念すべきグランドオープンだ。取引関係先からも、沢山のお祝いの花が贈られている。
「こんなにも多くの人に祝福されるなんて、ユーザーさんたちにいかに愛されているのかがわかりますよね」
オープニングセレモニーに参加した古澤恵ちゃんが興奮気味に言う。代表取締役社長・佐々木綱柄(こうへい)氏の人柄の良さはもちろん、スタッフ一同による誠実かつ真摯な仕事への取り組み、高い技術力やノウハウが実を結び、積み重ねてきた実績がすべてを物語っている。
新社屋は3階建てとなっていて、2階までを店舗とした。ガラス張りで明るいショールームの床面積は、合計600平米とじつに広い。記念すべき新たなスタートに合わせ、なんと100台を超える中古ハーレーを展示した。
これは一見の価値ありで、人気沸騰中の空冷スポーツスターから、ソフテイルやダイナ、ツーリングまで、ツインカムのキャブモデルから高年式のミルウォーキーエイトまで幅広く揃えられている。
また、佐々木社長が強く心がけていることは、お客さんたちへのアフターサービスを疎かにしないこと。コロナ前まではほぼ毎月、ツーリングなどイベントを企画し、つながりを大事にしてきた。「販売するだけで手一杯になってしまうのではなく、売った後もお客様を大切にしたい。スタッフみんなで意識しています」と前を向く。
今後はまたイベントなどを増やしていく予定。HSCはいつでも賑やかだ!
空冷スポーツスターも豊富に在庫!!
2階の展示スペースに上がると、古澤恵ちゃんもビックリ! 広く明るいショールームに、見渡すかぎりの中古ハーレーが並んでいるのだ。空冷XLスポーツスターであれば、人気のフォーティエイトやアイアン883をはじめ、セブンティーツー/ナイトスター/1200ローなどよりどりみどり。
【M8ソフテイルやツーリングなどの高年式車も手が届く】ミルウォーキーエイトを心臓部としたソフテイルやツーリングモデルをはじめ、ツインカムエンジン搭載のダイナなども取り揃えた。なかには超レアモデルもあったりして、古澤恵ちゃんも「見ているだけでも楽しい」とじっくり眺めている。
【将来的にはビューエルミュージアム!?】約20年間、正規ディーラーとして営業してきた同店。整備の技術力の高さや豊富なノウハウに定評があり、ユーザーらの信頼を得ているが、ビューエルファンにも有力ショップとして全国に知られている。新店舗ではビューエル専用コーナーが設けられており、全国でも珍しい。
盛大な記念式典
盛大に行われたオープニングセレモニー。来場者全員にオリジナルTシャツとオリジナルビアグラスがプレゼントされたほか、フードやドリンクも振る舞われた。
【トークショーも大盛況】古澤恵ちゃんを交えたトークショーでは、ウィズハーレー編集長の青木タカオが佐々木社長を公開インタビュー。「車両を販売するだけでなく、いかにアフターサービスを充実させるか重要に考えている」ことなど聞くことができた。ギャラリーにHSCの魅力を聞くと「アットホームで居心地が良いとのこと」で、恵ちゃんも「それがイチバン」と頷いた。
BAD BOYさんによるエアーブラシのデモンストレーションも来場者の関心を寄せた。
【最新トレンドパーツを目の当たりに】スズキ&アソシエイツがブースを出展し、Thunderbike(サンダーバイク)/KODLIN(コドリン)/アレンネス(ArlenNess)など、人気のカスタムパーツをディスプレイ。来場者が見て触れることのできる、たいへん貴重な機会となった。
HSC沼津店で古澤恵が選んだハーレー乗りたち!!
多くの来場者で賑わったオープニングセレモニー。パーキングスペースもまたたくさんのバイクで埋め尽くされたが、そんななか古澤恵ちゃんがお気に入りの1 台をピックアップ。“ウィズハーレー賞”として選んだ。それがコチラのフォーティエイト。乗っていたのは親娘のタンデムライダーだった。
XL1200Xフォーティーエイト・Mさん親娘
XL883 アイアン883・アヤちゃん
子育てが一段落したところで、夫婦でバイクの免許を取得。いまはブレイクアウトに乗るご主人が最初に買ったアイアン883を受け継いだ。マフラーはコブラのスリップオン。アヤちゃんは身長168cmあり、足つきにまったく不安なし。
FXSBブレイクアウト・トモちゃん
ビキニカウルはサンダーバイク、エアクリーナーはパフォーマンスマシン、3段階に径が太くなり深みのある音を奏でるのはフリーダムパフォーマンスのターンアウト2into1マフラーだ。手の込んだ美しいペイントは宮城のWAKESによるもので、車高も下げ、ブレイクアウトはカスタムし尽くした。
EFIモデルもお任せ!!
「インジェクション車のノーマルセッティングは、排ガス規制適合のため燃料が薄い。効率の良いエアークリーナーや社外マフラーに交換した場合、吸排気のバランスが崩れ、エンジンが熱を持ったりノッキングを起こしやすくなり、故障の可能性も出てきてしまうので、チューニングをオススメします」
そう教えてくれるのは、HSC佐々木綱柄代表取締役社長。培われたノウハウと技術は膨大で、ユーザーからも定評がある。
お客様の安心のために
HSC佐々木綱柄代表取締役社長
なぜ今、店舗を新しくしたのか? 佐々木社長に尋ねると、次のように答えが帰ってきた。
「先代から自分が受け継いで15年が経ち、その間、店舗をキレイにしながらやってきたのですけれども、このタイミングで新社屋をつくれば、この先もまだまだHSC沼津店/静岡店がハーレーダビッドソンというブランドをきちんと扱っていくという姿勢を示せますし、それがお客様にとっても安心できるだろうと思いました」
古澤恵の動画レポートはコチラ
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
ウィズハーレーの最新記事
コラボイベントの事前告知はSNS 「ウィズハーレー誌とのコラボ企画! イベントの模様は誌面にて掲載されます!!」 イベント開催が決定後、すぐにハーレーダビッドソン川口、そして関連店舗のSNSやホームペ[…]
元気溌剌350か、上質感ある500か!! ウィズハーレー編集部では2023年の秋、X350の日本市場導入が発表されたのと同時に購入を決意。ハーレーダビッドソン川口にて予約を入れた。 「Vツインではない[…]
「もっとバイクを楽しんでほしい」 そう語るのはハーレーダビッドソン高崎の武井代表。ハーレーはどちらかと言えばツーリング指向の強いモデルが多い。しかし、そのエンジンは今や2000ccに迫る勢いで年を重ね[…]
最新ストアデザイン「FUEL」を関東初採用 ハーレーダビッドソンの正規ディーラーを運営する株式会社陸友・モータースが、神奈川県横浜市鶴見区に新店舗となる「ハーレーダビッドソン横浜鶴見(以下HD横浜鶴見[…]
筑波サーキットにH-D Xたちが集合 H-D Xでのサーキット走行をおすすめしたい。X350はあきらかにXR750をモチーフとしたデザイン。「スポーツライディングを楽しんでほしい」というメーカーからの[…]
最新の関連記事(ハーレーダビッドソン)
コラボイベントの事前告知はSNS 「ウィズハーレー誌とのコラボ企画! イベントの模様は誌面にて掲載されます!!」 イベント開催が決定後、すぐにハーレーダビッドソン川口、そして関連店舗のSNSやホームペ[…]
元気溌剌350か、上質感ある500か!! ウィズハーレー編集部では2023年の秋、X350の日本市場導入が発表されたのと同時に購入を決意。ハーレーダビッドソン川口にて予約を入れた。 「Vツインではない[…]
「もっとバイクを楽しんでほしい」 そう語るのはハーレーダビッドソン高崎の武井代表。ハーレーはどちらかと言えばツーリング指向の強いモデルが多い。しかし、そのエンジンは今や2000ccに迫る勢いで年を重ね[…]
1万4000人が詰めかけたブルスカ2025 山下ふ頭の特設会場は横浜ベイブリッジを臨む広大なもので、世界限定 1990台限りのアイコン コレクション「ファットボーイ グレイゴースト」のお披露目をはじめ[…]
※写真はMotoAmerica Mission King of the Baggers ハーレーダビッドソン「ロードグライド」のワンメイクレース! ツーリング装備をサイドバッグに絞った仕様の“バガー”[…]
人気記事ランキング(全体)
日本仕様にもニューカラー投入か 英国スズキは、マキシスクーター(日本でいうところのビッグスクーターにあたる)の「バーグマン400」にニューカラーを導入すると発表した。 深緑の『パールマットシャドウグリ[…]
2024年登場の「KLX230S」「KLX230SM」に続く新バリエーション KLX230プラットフォームに新顔が登場した。北米で発表されたのは、「KLX230 DF ABS(DF)」と「KLX230[…]
1998年登場のロングセラーモデル、ホンダCB1300シリーズの魅力とは? 今回は、私が白バイ隊員として約10年間、ホンダ CB1300に乗ってきた経験や感想を交えて、CB1300シリーズをお勧めする[…]
カブとは違うのだよスーパーカブとはっ! みなさんご存知のとおり、スーパーカブは2014年に立体商標として登録されている。この立体商標とは、いわば“形の特許”であり、立体商標として代表的なのは「コカコー[…]
東京モーターショーへ参考展示された3年後に商品化リリース! 1992年にスズキからデビューしたSW-1は、さすがにここまで異様さを纏うと、当時も街中で滅多に見かけなかったが、偶然でも目に入ると「SW-[…]
最新の投稿記事(全体)
レッドバロン会員なら使わなきゃ損!? 会員制リゾートクラブ「カイザーベルク」。“会員制”なんて言葉を使ってしまうと妙にハードルが高そうに思えるかもしれないが、逆だ。会員とはつまり、レッドバロンでバイク[…]
標準車用も後日リリース予定! ストリートファイター系のスパルタンなルックスで登場したホンダCB1000ホーネット。人気はブレンボやオーリンズなどの特別装備を持つ上位グレードの「SP」だが、このSPの純[…]
Barcelona(バルセロナ)GTXジャケット 耐摩耗性に優れた表面素材と、GORE-TEX(R) Proによる高い防水透湿性を備えたジャケット。シンプルなデザインでふだん着の上に着用でき、雨の日の[…]
ポイント1:ホルダー背面のエアバッグが高周波振動を効果的に除去 “振動対策”は、バイクにスマートフォンをマウントする際の大きな課題だ。 スマホの地図アプリが街乗りやツーリングで便利なことが知られ、20[…]
カフェだけじゃないバイク乗りのための空間 神奈川県座間市にある「ライダーズベース・リバティ」は、レンタルできる洗車場やピットなどを完備し、バイク用品やバイク本体(!)まで購入できるライダーズカフェだ。[…]
- 1
- 2