レッドバロンが展開するオリジナルバイク用品ブランドが「ROM(REDBARON ORIGINAL MOTORCYCLE GEAR)」。信頼のできる高い品質とリーズナブルな価格設定を両立し、コストパフォーマンスに優れるのが魅力だ。新作のジェットヘルメットとメッシュグローブを試してみた!
●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●外部リンク:レッドバロン
「ゼロスヘルメットジェット2」へと進化
2012年に登場して以来、多くの支持を得ている「ゼロスヘルメット」。国内で最初期に登場したインナーバイザー付きヘルメットとして話題になり、快適で使い勝手も良いジェットヘルメットとして人気を博してきたが、今回フルモデルチェンジし、「ゼロスヘルメットジェット2」へと進化を果たした。
新型は、ABS樹脂だった帽体を高強度なFRP製に刷新し、エッジを利かせたエアロフォルムデザインと深めのリブラインを設けることで、空力面でも大幅な向上を実現。実際に被ってみると、やわらかく全体を包んでくれるホールド感があり、特に頬部と後頭部のフィット感が優れていることがわかる。
シェルの小型化と軽さ/フィット感と安全性を追求した結果、帽体を小さいサイズ(S〜L)と大きいサイズ用(XL/XXL)の2種を用意。前作はXLが最大だったが、新型ではXXLも選べるのが嬉しいかぎりだ。
内装を一新したことも、フィット感の良さをより高めることに貢献している。チークパッドが大型化され、センターパッドは大きく穴が空いたタイプに。ライナー部はブラックアウトされ、一定レベル以上の衝撃を受けると、その部分が白くなることで継続使用の判断がつく。
気温が上昇した夏日に試したが、内部にムレがない。イン&アウトのベンチレーションを設け、たまった熱気を外部へ排出してくれるが、ライナーに縦横のミゾを設けて、内装とライナーが触れる面積を減らし、よりムレにくい設計としているのも見逃せない。
また、耳を圧迫しないようスピーカーホールを設けるなど、細部まで徹底的にこだわった作り込みを感じた。デザインとカラーバリエーションがハーレーに似合うのもいいぞ!
シンプルなデザインと軽快な操作感。サマーシーズンに重宝するメッシュグローブ
ゼロスグラブは、2014年の発売開始以降、安全性と機能性を両立しつつ、充実した装備とコストパフォーマンスで人気を博す。今回、シンプルなデザインで、ハーレーをはじめどんなバイクにも似合うメッシュグローブが登場。「より安全に/より快適に/より高品質」を追求し、ユーザーの幅広いニーズに応える。
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