
●文:ヤングマシン編集部
モデル/タレントのダレノガレ明美さんが、ホンダを代表するビッグネイキッドとして長らく愛され続けたCB1300のラストモデル「CB1300スーパーフォアSPファイナルエディション」のオーナーになったことが話題になっている。
ダレノガレさんは、自身のX(旧Twitter)にて納車の喜びを報告。
「日本人は日本人らしくHONDAにしました! ハーレーは40歳になったらゆっくり乗ります。CB1300 SUPER FOUR SP Final Edition最高に気持ち良い」
X@The_Darenogare
日本人は日本人らしくHONDAにしました!
— ダレノガレ明美 (@The_Darenogare) March 28, 2025
ハーレーは40歳になったらゆっくり乗ります?️
CB1300 SUPER FOUR SP Final Edition?️
最高に気持ち良い?️ pic.twitter.com/fkVy1XgFBT
CB1300スーパーフォアといえば、1992年に生まれた初代CB1000スーパーフォアから33年にわたり愛された、ホンダのみならず日本を代表するとも言える王道ビッグネイキッドだが、惜しまれながら現役引退することに。今回登場したファイナルエディションが最終モデルとなる。
ロングセラーモデル生産終了の理由は、いわゆるユーロ5+規制。2026年11月以降から触媒劣化検知機能付きの高度なOBD-2-2(車載式故障診断装置)の装着が義務化されるが、これに対応しない道が選ばれたのだ。
【HONDA CB1300 SUPER FOUR SP FINAL EDITION】●色:パールサンビームホワイト
【HONDA CB1300 SUPER FOUR SP FINAL EDITION】●色:パールサンビームホワイト
【HONDA CB1300 SUPER FOUR FINAL EDITION】●色:グラファイトブラック
【HONDA CB1300 SUPER FOUR FINAL EDITION】●色:グラファイトブラック
さて、花道を飾るファイナルエディションのカラーリングは、往年のファンには懐かしい初代CB1000SFがモチーフに。上級仕様のSPは歴代のシンボルカラーとなった鮮烈な白×赤、STDは精悍でシックな黒×灰を再現し、初代へのリスペクトを掲げている。
その白×赤のSPをパートナーとして選んだダレノガレさん。我々ヤングマシンとしては、この方がこの時期にこの1台を選んだということに、まずは拍手を送りたい。
バイク重いから出し入れできる?
— ダレノガレ明美 (@The_Darenogare) March 29, 2025
フルフェイスのが良いよ?
っと書かれてますが、、
大丈夫です?
出し入れしっかりできてます?
出し入れも好きなんです☺️?
フルフェイスも持っています!
ご安心ください? pic.twitter.com/FAHPJo7MDX
残念ながら、これに対し一部から彼女に対する批判的なコメントが集まった件がネットニュースを騒がせていたりもするが、当のご本人はまったく意に介していない模様。
体格的な話などを心配(?)する気持ちもわからなくはないが、「このバイクに乗りたい!」という本人の意思に基づいて選択したのだから、他人がとやかく言うことではないだろう。
運転には十分に気をつけてもらいたいのはもちろんとして、なによりも彼女が愛車を颯爽と乗りこなす姿を発信し続けてもらうことにより、“バイクに乗る楽しさ”が世に伝わることを願いたい。どうぞご安全に!
160cmで細いやつがCB乗るなよ!とか
— ダレノガレ明美 (@The_Darenogare) March 31, 2025
体格にあったバイク乗れ!とか
女子が乗るバイクじゃないとか。
出し入れキツくなって乗らなくなるんだら軽いの選べよ。など。
コメントの1割くらいの人がご心配をしてくれてますが、、
あなた達は乗れなくても私は乗れるのでご安心ください☺️
心配ありがとう☺️… pic.twitter.com/EHlJoSYD4S
CB1300ファイナルエディション写真集
SPは前後にオーリンズ製サスペンションを採用。極上の作動性と広い調整範囲を実現している。フロントは専用設計のφ43mm正立フォークにブレンボ製ラジアルマウント4ポットキャリパーをセット。キャリパーはサスに合わせてカスタマイズ済みだ。
現行型ではSPのみ専用のシート表皮とステッチを施すが、ファイナルでは全グレードとも共通で縫製シートだという。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(CB1300シリーズ)
1998年モデル:初代1300はとにかく巨大だった ヤマハXJR1200、カワサキZRX1100といった、CB1000SFを超える排気量のライバル出現で、ビッグネイキッド界は重厚長大化していった。そん[…]
ホンダCB1300スーパーフォア/SP ファイナルエディション 頂点のバイクに今さら“付け足すもの”などない 1992年に「PROJECT BIG-1」が発動されセンセーショナルに登場したCB1000[…]
初代風カラーでSP=白×赤、STD=黒を展開 「新しい時代にふさわしいホンダのロードスポーツ」を具現化し、本当に自分たちが乗りたいバイクをつくる――。そんな思いから発足した「プロジェクトBIG-1」の[…]
2021年カラーがSP版で蘇った?! ホンダのキングオブネイキッド「CB1300スーパーフォアSP」および「CB1300スーパーボルドールSP」の2024年モデルには、赤いフレームのニューカラーが導入[…]
メタリックレッドのフレーム、30周年記念ロゴほか特別色を採用 1992年にCB1000スーパーフォアが『プロジェクト ビッグワン(PROJECT BIG-1)』の名のもとに誕生してから、2022年で3[…]
人気記事ランキング(全体)
一回の違反で免許取消になる違反 交通違反が点数制度となっているのは、よく知られている。交通違反や交通事故に対して一定の基礎点数が設定されており、3年間の累積に応じて免許停止や取消などの処分が課せられる[…]
足着きがいい! クルーザーは上半身が直立したライディングポジションのものが主流で、シート高は700mmを切るケースも。アドベンチャーモデルでは片足ツンツンでも、クルーザーなら両足がカカトまでベタ付きと[…]
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
ホンダ新型「CB400」 偉い人も“公認”済み ホンダ2輪の総責任者である二輪・パワープロダクツ事業本部長が、ホンダ新ヨンヒャクの存在をすでに認めている。発言があったのは、2024年7月2日にホンダが[…]
振動の低減って言われるけど、何の振動? ハンドルバーの端っこに付いていいて、黒く塗られていたりメッキ処理がされていたりする部品がある。主に鉄でできている錘(おもり)で、その名もハンドルバーウエイト。4[…]
最新の投稿記事(全体)
約8割が選ぶというEクラッチ仕様 「ずるいですよ、あんなの売れるに決まってるじゃないですか……」と、他メーカーからの嘆き節も漏れ聞こえてくるというホンダの新型モデル「レブル250 Sエディション Eク[…]
ヤマハRZ250:4スト化の時代に降臨した”2ストレプリカ” 1970年代、国内における250ccクラスの人気は低迷していた。 車検がないためコスト的に有利だが、当時は車体設計が400ccと共通化され[…]
重厚感とユーザー寄りのデザインと扱いやすさが魅力本物のクラシックテイストがロイヤルエンフィールドの特長 1901年にイギリスで創業したロイヤルエンフィールドは、世界最古のバイクブランドとして長い歴史の[…]
SHOWAハイパフォーマンスシリーズキット体感試乗キャンペーン 東京都練馬区のK’s STYLE(ケイズ・スタイル)では、カワサキZ900/Z900RS用の高性能サスペンション「SHOWAハイパフォー[…]
丸山さんのCB好きをホンダも公認! ヤングマシン読者ならおなじみのプロライダー・丸山浩さん。1990年代前半にはCB1000スーパーフォアでテイストオブフリーランス(現テイストオブツクバ)を沸かせ、C[…]
- 1
- 2