![リズミカルに走る](https://young-machine.com/main/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
サーキットのように同じコースをずっと走っているなら分かるのですが、「ワインディングでリズミカルに」と言われても、さまざまなカーブが連続していているわけで、何をもって“リズミカル”なのか分かりません…
●文:ライドハイ編集部(根本健)
[A] 自分でコントロールしている感覚を失わないタイミングやスピード、そして操作の強さや大きさの範囲をキープする
たしかに一般公道では、止まりそうな速度で曲がるきついヘアピンから、先が見えないままダラダラと曲がる高速コーナーまでさまざまで、同じリズムを刻むといってもできるワケがない…ですよネ。
そもそも、“リズミカルに走る”という意味は、ブレーキングする時間、リーンするタイミングやアクションのスピードと時間、そしてスロットルを開けるタイミングや開け方などを、同じ間隔でやりましょうということではありません。
この“リズミカルに”という意味は、たとえば、
- コーナーが近づいてから慌てて強くブレーキングして進入速度を落としすぎた
- 車体を強くノーズダイブさせてしまい、リーンの体勢を整えられなかった
- リーンを頑張って素早くしたものの、最初に曲がりすぎて途中で車体を起こしてしまった
- スロットル操作を開けるタイミングが早すぎて、ちょっと戻したりを繰り返す
…など、“状況に対応しているようでいて、じつは先が読めていない”操作はやめましょうということだと理解してください。
大事なのは自分でコントロールしている感覚を失わないこと
バイクを操るには、ブレーキングからリーン、スロットルを開けてトラクションを得てから車体を起こすまで、すべてのパートが繋がった連続操作である前提を意識しておく必要があります……
※本記事は2021年6月7日公開記事を再編集したものです。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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