●記事提供: ライドハイ編集部
エンストを警戒して回転を上げてから、クラッチを徐々に放すのはNG!
発進の半クラッチに失敗してエンスト。これはキャリアのないライダーには一番の恐怖。
下手をすると立ちゴケしかねない、走り出そうとした瞬間にバランスを崩す恐怖は並大抵ではない。
この失敗を恐れるあまり、予めスロットルを捻ってエンジン回転を上げておき、そこへクラッチレバーを徐々に放しながら繋いでいく、警戒心満々の長い半クラッチになりやすい。
しかしこの操作で最もマズイのが、エンジン回転が高い状態で突然クラッチが繋がってしまうケース。
前輪がリフトしたり後輪が横へ滑ったり、トラコンなどフェイルセイフが機能できない浅いスロットル開度なので、慌てて転倒するかも知れない危険な状態に陥る。
それは二輪車のクラッチが、複数枚のクラッチプレートとフリクションプレートが交互に重なった構造のため。
半クラッチで回転が高いと熱膨張して半クラッチになっていた隙間が一気になくなり、いきなり繋がってしまうからだ。
※本記事は“ライドハイ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
日本で登場したときの想定価格は60万円台か カワサキはタイに続き北米でも「W230}を発表。空冷233cc単気筒エンジンはKLX230のものをベースとしているが、レトロモデルにふさわしいパワー特性と外[…]
1441cc、自然吸気のモンスターは北米で健在! かつてZZ-R1100とCBR1100XXの対決を軸に発展し、ハヤブサやニンジャZX-12Rの登場からのちにメガスポーツと呼ばれたカテゴリーがある。現[…]
通勤エクスプレスには低価格も重要項目! 日常ユースに最適で、通勤/通学やちょっとした買い物、なんならツーリングも使えるのが原付二種(51~125cc)スクーター。AT小型限定普通二輪免許で運転できる気[…]
車検のある機種は熊本製作所で作る? 新開発の400cc4気筒エンジンを搭載し、CB400スーパーフォアの後継機として、開発中のホンダ新型CB400。WEBヤングマシンでの注目度もとても高く、2025年[…]
国内導入予定はないけれど……のZ125プロ カワサキは北米で2025年モデルを続けざまに発表している。ここで紹介するZ125プロは、金色に輝く倒立フロントフォークに加えて2025年モデルの濃緑にはゴー[…]