サーキット用の空気圧と公道の指定圧とが違い過ぎて何がホントかを知りたいです!
●記事提供: ライドハイ編集部
A.公道は指定圧を変えないままで問題ありません、サーキットは違いがわかればお試しを!
スーパースポーツの空気圧は、ほとんどが前2.2、後2.5~2.9あたりが指定圧のはず。それがサーキット走行でのお奨め空気圧となると、前2.1、後1.6とか、聞き違いではないのかと思う低さですよね。
だったら、ワインディングでも下げたほうがグリップが良い、もしくは安全に楽しめるということになりそうです。
といった情報を知ってしまうと、これは混乱して当然でしょう。いったい何がホントなのか、せっかくサス・セッティングで走りやすい設定に辿りついたのに、これを根底からひっくり返された気になる方もいるかも知れません。
ではなぜサーキット走行に、そこまで低い空気圧を推奨しているのか、そこからクリアしていきましょう。
まずサーキットには、公道のように路面の段差や舗装が損壊した穴は基本的にありません。公道での指定圧は、この万一の大きな衝撃でタイヤが潰れてしまい、ホイールのリムを曲げてしまうリスクを避けるためを含んだ空気圧なので、後2.5~2.9あたりが指定されているのです。
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