サンデーメカニックなら自分で塗装したい! ストレートで見つけた、自家塗装に使えるおすすめ便利ツール×5選

自家塗装ツール|ストレート

サンデーメカニック、とくにレストアやカスタム好きならば手を出したいのが、自家塗装だ。タンクのへこみを直したり、自分好みのカラーに自分で塗り直したりすることは、DIY好きにはたまらない作業だ。本記事では工具ショップ・ストレートの店頭で見つけた、塗装シーンで役に立つアイテムを集めてみた。


●文/写真:モトメカニック編集部 ●外部リンク:ストレート

「失敗したかも…」を最小限に食い止めるアイテムも欲しい

最初から最後までトラブルなく進行すれば文句はないが、ペイントブースを使えない場合、ゴミが付いたり虫が飛んでくることもある。多くのサンメカが経験する、自家塗装の現実がそれだ。下地処理の不手際や、塗り重ねる塗料の選定ミスによるちぢれについては“ふりだしに戻る”しかないが、作業途中のトラブルでもうまくリカバーできることがある。

塗料がまだ濡れている状態で、ゴミや虫が付着した場合に有効なのが「スピナール」だ。一見すると裁縫用の針のようだが、先端部分にごく小さなトゲがあり、これが絡まることで異物を回収できる。ゴミが小さく塗料がウェット状態なら表面が滑らかに回復することも期待できる。

一方、塗装が乾燥した後に修正する場合には、ピンポイントを狙って磨ける小さめのバフを使ったポリッシャーアダプターが有効だ。

スピナ-ルS-1

このスピナールは、プロのペインターや板金塗装の現場でも使用されているゴミ取りの定番アイテムだ。先端部分のトゲは指を滑らせると皮膚が引っ張られるほど鋭利で、塗装面からわずかに盛り上がった虫や異物を確実にキャッチできる。

【スピナ-ルS-1 6本入り 36-123】●ストレート会員価格:1780円

カップホイールブラシ

金属表面の汚れ/サビ/塗装の剥離に使えるスチール製のブラシ5種類を1セットにしたアイテム。カップ型の直径はφ50と60mm、ホイール型は直径φ50と75mm、奥行きのある場所で便利な筒型はφ25mmで、シャンク径はφ6mm。回転数4500rpm以下の工具に取り付けて使用する。

【カップホイールブラシセット 5 ピース 19-8250】●ストレート会員価格:680円

ドリル用ダブルアクション ポリッシャーアダプター

円筒形の本体上部のシャンク(軸)を電動ドリルやエアドリルに取り付けることで、ダブルアクションポリッシャーになるアダプター。パッドに取り付けるバフはφ80mmクラスと小径なので、部分的にガサつきのあるクリア塗装を研磨するような作業で扱いやすいのが特長。最高回転数は2500rpm以下なので、回転速度が速すぎるエアリューターは使わないこと。

【ドリル用ダブルアクション ポリッシャーアダプター 17-057】 ●ストレート会員価格:2380円

耐熱塗料

バイクや自動車のマフラーをはじめ、ストーブや煙突の塗装にも使える、耐熱温度600℃の高温タイプの耐熱スプレー。ツヤなしのブラックは絶版車のショート管の補修ペイントに適している。

【耐熱塗料 シルバー(半ツヤ) 300ml 36-089/ブラック(ツヤなし) 300ml 36-087●ストレート会員価格:910円

上と同じ耐熱塗料だが、こちらは耐熱温度が200℃でブレーキキャリパー専用。ゴールドはバイクのキャリパーと相性が良く、紫外線による褪色や、汚れが落ちない時に手軽にリペアペイントできる。

【耐熱塗料 ゴールド(ツヤあり) 160ml ブレーキキャリパー専用 36-091/レッド(ツヤあり) 270ml ブレーキキャリパー専用 36-088●ストレート会員価格:1080円/1140円 

ガスケットリムーバー

広範囲の塗装を一気に剥離する際に便利なスプレータイプの剥離剤。製品名に「ガスケットリムーバー」とあるように、エンジン分解時のガスケット剥がしや燃焼室のカーボン除去にも有効。ウレタン塗料など硬化剤入りの塗料は剥離できないので要注意。

【ガスケットリムーバー(塗装剥離) 300ml 36-011】●ストレート会員価格:980円

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