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ドゥカティ京都20周年の節目に、日本で4つ目のドゥカティ・オフィシャル・クラブとなるDOC京都が発足。2022年7月16日にドゥカティ京都20周年祭とともに発足式が開催され、ドゥカティジャパンのマッツ社長も駆けつけた。
●文:ミリオーレ編集部(小川勤) ●写真:多々良学、小川勤 ●外部リンク:ドゥカティ京都
ドゥカティ公認のオフィシャルクラブ、DOC京都が発足!
「これを見たら京都だな、ってわかるデザインじゃないとダメだと思いロゴマークはみんなで考えました。五重塔、平安神宮の大鳥居、五山送り火、京都タワー、そして清水寺から見た満月の中に舞妓さんを入れて京都らしさをアピール。WDWなど外国に行っても世界に京都をアピールするデザインです。背景は最初は赤でしたが、ドゥカティ京都といえば白、ということで白になりました」と、ドゥカティ京都の願化伸也店長。
DOCとはDucati Official Clubの意味で、ドゥカティ公認のオーナーズクラブ。何年も前から世界各国で展開され、オーナーズクラブ同士が繋がりを持ち、ドゥカティの情報を共有している。
DOCで印象的だったのはワールド・ドゥカティ・ウィーク(WDW)で各国のクラブが合流し、現地で再会を悦び、情報共有している光景だ。数年ぶりに出会う仲間達と目一杯ドゥカティワールドを楽しんでいるのだ。
日本ではまだまだ数が少ないが、川崎、姫路、北海道に続き、4つ目のドゥカティ・オフィシャル・クラブとなる京都が発足。
「京都からドゥカティの楽しさを広げていきたい!」という思いからスタートし、そのロゴマークからも意気込みを感じさせてくれる。DOC京都は、ドゥカティ京都とお客様による活動で、ドゥカティを軸に様々なイベントを展開していくそう。
発足式はドゥカティ京都20周年祭とともに行われ、ドゥカティジャパンのマッツ社長も駆けつけた。もちろんマッツ社長はその後の周年祭のバーベキューにも参加。なかなかメーカーの方、しかも社長と話ができることなどないため、多くの方が積極的にコミュニケーションをとっていたのが印象的だ。
ドゥカティ京都20周年記念祭バーベキューは、とても豪華な食事だけでなく、ワインやチーズのテイスティングゲーム、子供も大人も釘付けになったマジックショーなどイベントが盛りだくさん。家族で来ても楽しめるのがドゥカティ京都の魅力の一つだ。
「日本で4つ目のDOCができて本当に嬉しいです。私もハイパーモタードとスクランブラーを持っているので、メンバーになりたい。呼んでもらえたらいつでもきます。皆さんと一緒に走りたい。私がドゥカティに入社したときは、日本では一つのDOCしかなかったけど、少しずつ増えてきて嬉しいです。このロゴマークのTシャツがあったらWDWに着て行きたかったですね」とドゥカティジャパンのマッツ・リンドストレーム社長。写真のケーキは、マッツ社長からのプレゼント。
DOC京都はドゥカティ京都のお客様で構成。会長の渡辺さんを筆頭に熱きドゥカティスタばかり。以下、DOC京都役員の皆さん。写真右から順に
渡辺さん
会長の渡辺さんは、京都でイタリアンレストランを経営。ドゥカティが大好きで二十歳の時に初めてイタリアへ。そこでイタリアの食文化にはまり、いつかドゥカティを止められるレストランを、と思い夢を実現した熱きドゥカティスト。「京都からドゥカティとイタリアの魅力を発信していきます!」
星山さん
ロードレース経験も豊富な星山さんだが、最近はオフロード三昧。「今まではサーキットばかりだったけれど、これからはデザートXで山も海も行きたい!」
近藤さん
スクランブラークラシックから始まったドゥカティライフ。現在は白いスーパースポーツを満喫中。「若輩者ですが頑張ります!」
北村さん
ドゥカティ京都常連の北村さんは市街地からサーキットまでを様々なバイクで楽しむ。「ドゥカティライフはモンスター400からスタートしました。その後696、1100エヴォ、1200Sとモンスターを乗り継いでいます」
塚川さん
よくサーキットでお見かけする塚川さんは走りを貪欲に追求。「999が初めてのドゥカティです。そこからスーパーバイクが好きになり現在は1098をサーキット専用車で楽しみ、959コルセも所有してます!」
DOC京都初のイベントは美山ツーリング
DOC京都発足式の翌日は、京都北部の美山までのツーリング。8時半、ドゥカティ京都には30台以上のドゥカティが集合。天気が心配されたが朝は快晴。もちろんマッツ社長は、前日に続きこのツーリングにも参加。出発と同時にドゥカティサウンドが轟く。こんなたくさんのドゥカティが一気に走り出すシーンはなかなかない。
高速道路、ワイディングを繋いで美山へ。現地集合のドゥカティオーナーさん達と合流すると、その台数は40台を超えた。
ちなみにDOC京都は、京都以外の方でももちろん入会することが可能。今回のツーリングにも、四国から参加した方もいた。
イベントを積極的に展開しているドゥカティ京都。
今後、京都から発信されるドゥカティの魅力、情報を楽しみに待ちたい!
美山でファミリーごとに集合写真。DOC京都のツーリングに行けば、自然と仲間ができるし、ドゥカティ談義も盛り上がるはず!
■DOC京都、入会希望の方は、以下
DOC発足式、ドゥカティ京都20周年記念祭に参加したドゥカティジャパンのマッツ社長とマーケティングのマッテオさん。お2人がするエプロンはドゥカティ京都20周年ノベルティ。日頃ドゥカティに乗せてもらっている家族に感謝し家事を手伝いましょう、という思いが込められている。DOC京都のロゴが白いのはご覧の外観から。京都という土地柄、世界でも異例の白いディーラーなのである。
ドゥカティが好きな方はもちろん、同じ趣味を共有したい仲間が欲しい方も大歓迎。
ドゥカティ京都は、ツーリングやサーキット走行会も開催しているので、イベントに参加してみたい方はDOC京都の会員になってみてはいかがだろう?
●電話、メール、もしくは来店にて申し込み。
●入会金の支払い(来店、もしくは振り込み)
●フェイスブックにてDOC京都へリクエスト。会員規約に基づき確認後承認
DOC京都 Facebookアカウントは 【こちら】
●MyDucatiアプリにて自身のドゥカティをご登録
入会金:1000円
年会費:無料
会員は今後DOC京都が企画するイベントなどに参加することができる。
●問い合わせ
ドゥカティ京都
〒612-8292 京都市伏見区横大路朱雀11-5
TEL075-611-1000
営業時間 AM10:00~PM7:00
定休日 毎週火曜(第1・3・5水曜、第2土曜)
※本記事は“ミリオーレ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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