●レポート:石橋知也 ●写真:八重洲出版/モビリティランド ●編集:モーサイ編集部(上野茂岐)
1984年、鈴鹿8耐についた初めての冠スポンサーがコカ・コーラだった
バイクファン、レースファンにとって例年「夏の一大イベント」だった鈴鹿8耐。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、11月に延期という方向も検討されものの、2020年に続き2021年も中止となってしまいました。
今や当たり前のように感じられる「コカ・コーラ」がついたレースタイトル名ですが、8耐に冠スポンサーが付いたのは1984年の第7回大会からです。
その正式大会名は世界選手権シリーズ第2戦“コカ・コーラ”’84鈴鹿8時間耐久オートバイレース大会(現在はFIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース)。
耐久レースは1980年から世界選手権となっていて、8耐も主要車両メーカーの母国レースとしてシリーズ中でも重要な1戦です。
ただ、GPや耐久レースの参戦マシンには1970年代後半からスポンサーカラーも出てきていたものの、当時モータースポーツで冠スポンサーが付くレースはまだ少数でした。
そうしたなかで、コカ・コーラは1984年の8耐以前にジャパンスーパークロスの2大会の冠スポンサーとなっていました。元々コカ・コーラは個々のチームや個人にスポンサードすることはなく、スポーツイベントなど大会全体に協賛するのが会社に方針でした。
では、コカ・コーラはどうして8耐の冠スポンサーになったのでしょう。
※本記事は“モーサイ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
小椋藍選手のファンならずとも注目の1台! MotoGPでは小椋藍選手が来季より移籍(トラックハウスレーシング)することでも注目のアプリリアから、新しいミドルクラスのスポーツモデルが登場した。欧州ではす[…]
電熱インナートップス ジャージタイプで使いやすいインナージャケット EK-106 ポリエステルのジャージ生地を採用した、ふだん使いをしても違和感のないインナージャケット。38度/44度/54度と、3段[…]
グローバル展開では『500cc』のほうが有利になる地域も ホンダ「GB350」シリーズといえば、直近ではクラシカル要素を強化したGB350Cも新登場し、走りのフィーリングまで変えてくるこだわりっぷりが[…]
125ccスクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限[…]
4気筒CBRシリーズの末弟として登場か EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことがわかった[…]