捨てるなんてもったいない! 「モノタロウ」のカタログがバイクメンテにお役立ちすぎる【DIY整備のポイント】

「モノタロウ」は便利だ。2000万点を超える品物数をネットで注文…ではなくて、アナログなカタログの方がじつは役立つ。パラパラとめくって眺めるだけじゃない筆者のカタログ活用法をシェアしてみよう。ささいなことだけど、使い始めるとハマっちゃうかもよ??
●文:[クリエイターチャンネル] DIY道楽テツ
モノタロウの便利さが止まらない
あ、いきなりですが「モノタロウ」に限りません。通販カタログ全般に言えることだし、雑誌でもOK。だけど、筆者的にはいまのところやっぱりモノタロウが一番ちょうどいいのですよ。
ちなみに、筆者はバイクの純正部品のほとんどをモノタロウで買ってます。そうすると、必然的にカタログをいただくのです。
いつの間にかこんなに! 若干場所をとるのが玉に瑕ではありますが、たまにパラパラとめくりながら「ほほう、こんな商品まで取り扱っているのか~」なんてやってるだけでも楽しいのがカタログのいいところ。
だけど、いいところはそこだけではありません。そのまま処分するのはもったいないぐらい、ガレージで役に立つ実用的な一面もあるのです。
モノタロウお役立ち例
たとえばペンキ塗りのあと。
刷毛に残ったペンキを拭き取りたいときに、モノタロウのカタログに塗りたくっちゃいます。
そして、ページを一枚ビリっと剥がせば・・・新しいページが現れます。
この、汚しまくっても一枚めくって捨てちゃえば、また新しいページが現れるという、ごく当たり前のことが、ガレージでバイクのメンテナンス作業している時にとても役に立つのです。続いて、小部品の缶スプレー塗装。
部品を置いて、ぷしゅーっと塗れます。何もひかないと色がついちゃうし、かといっていちいち新聞や段ボールを用意するのもちょっと面倒。そんな時は、モノタロウのカタログを取り出して塗装の台にしちゃいます。
破きやすくてほどよい紙質
なにせ数百ページもあるからいくらでも使えちゃう。しかもこの紙が薄いのにけっこうしっかりしていて、多少の油や汚れなら裏にうつったりしないし、染み込みにくい上質な紙質なので、とても重宝しているのですよ。
グリスをちょっと出せば…
効率よくグリスアップもできるし、汚れた部品に灯油を吹き付けながらブラシでこする時なんて、まさにお役立ちの真骨頂というぐらい。
どんなに汚れてもページを破って捨てるだけなので、気兼ねなく使うことができます。ついでに汚れた手もある程度は拭くことができるので、ウェスやペーパータオルの代わりにもなってしまうのですよ。
そしてもちろん潤滑スプレーを吹く時にも大活躍。周囲を汚すことがないのでとっても便利。
まとめ:とっておいて損はない!
いかがしたでしょうか。便利でしょ? モノタロウのカタログ! そもそもの始まりは、汚れた部品を置いておく場所としてモノタロウのカタログを代用したところから始まったのですが、今ではオイル交換やフロントフォークの分解、エンジンのオーバーホールの時などにはなくてはならない存在になってます。
なんたって冊子状にまとまっているので邪魔にならないし、1枚1枚を簡単に切ることができるので次々使い捨てることが可能なのです。
もしよかったら皆さんも試してみてください。その便利さにやみつきになること間違いなしです! この記事が皆様の参考になれば幸いです。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました~!
私のYouTubeチャンネルのほうでは、「バイクを元気にしたい!」というコンセプトのもと、3日に1本ペースでバイクいじりの動画を投稿しております。よかったら遊びにきてくださいね~!★メインチャンネルはコチラ→「DIY道楽」 ☆サブチャンネルもよろしく→「のまてつ父ちゃんの日常」
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。
最新の関連記事(DIY道楽テツ)
アクセルワイヤーが長すぎた!というトラブル ハンドルを交換して長さが合わなくなってしまったり、はたまたケーブルそのものが痛んでしまったり。こうしたアクセルワイヤー(スロットルケーブル)を交換する際、「[…]
セルが弱くなったらバッテリー交換のサイン スクーターのバッテリーが弱ってきたのか、始動性がイマイチになってきました。 そういえば、このバッテリーもずいぶんずいぶん古くなってきたので、バッテリーを買い替[…]
新品タイヤが滑るその理由 新しいタイヤは滑ります。 滑りたくないから新しいタイヤに交換したというのに、なぜか新しいタイヤはマジで滑るんです(経験者は語る)。 なぜ滑るかというと、それはタイヤの製造過程[…]
場所によっては恒例行事なバイクの冬眠(長期保管) 「バイクの冬眠」…雪が多い地域の皆様にとっては、冬から春にかけて毎年恒例の行事かもしれませんね。また、雪国じゃなかったとしても、諸事情により長期間バイ[…]
燃料コックにも涙? それはある日の出来事。バイクで走り出そうとガソリンタンクの燃料コックをオンにした時、指先に冷たいものを感じました。 何があるのかと覗き込んでみると・・・燃料コックが泣いているぅ~![…]
最新の関連記事(メンテナンス&レストア)
「消えないブレーキランプ」は他人ごとじゃない 街中をバイクで走っていたところ、前を行くスクーターのブレーキランプがなんか明るいな~と思ったら、どうやら点灯しっぱなしになってるぽかったのですよ。 毎度乗[…]
クニペックス製と瓜二つ!? アストロプロダクツの新製品「プライヤーレンチ」 ボルトやナットの2面を隙間なく掴める、平行に移動するジョー、グリップを握る力が増力される独自のジョイント構造、全長に対して著[…]
軽量で取り扱いやすく、初心者にもピッタリ 「UNIT スイングアームリフトスタンド」は、片手でも扱いやすい約767gという軽さが魅力です。使用後は折りたたんでコンパクトに収納できるため、ガレージのスペ[…]
ドロ汚れだけではなく油汚れにも効果てきめん。分解前には周囲の汚れ落としが基本 台風被害による河川越水時にエンジン腰下まで水没したカワサキW1‐SA。その後、放置期間がしばらく続いたが、嫁ぎ先が決まった[…]
ガソリンタンク内部は処方前に現状把握から 今回登場するカワサキエリミネーター250は、モトメカニック編集部の友人が所有する車両だ。ガソリンがオーバーフローするため、その相談で編集部ガレージに持ち込まれ[…]
最新の関連記事(工具)
クニペックス製と瓜二つ!? アストロプロダクツの新製品「プライヤーレンチ」 ボルトやナットの2面を隙間なく掴める、平行に移動するジョー、グリップを握る力が増力される独自のジョイント構造、全長に対して著[…]
ユニバーサルソケット:手が届かないボルトやナットもナットグリップ機構でホールド スチールボールによるフリクションでボルトやナットをホールドするコーケン独自のナットグリップソケットと、ユニバーサルジョイ[…]
ある日チョークが折れてた エンジン始動でチョークを引っ張ったらいきなり「スポッ」と抜けた。何事かと思ったら・・・折れてたんですよ、チョークケーブルのアウターが。 アクセルやクラッチ、スロットルやチョー[…]
レストアでのつまづきはそこかしこに 古いバイクをレストアしていると意外なところでつまずいたりするものですが、今回引っかかったのが8インチのチューブタイヤの「リムバンド」。 こちらのホイール、別にリムバ[…]
ヤフオクで入手したバイクのフレーム。ネジ穴に折れたボルトが詰まってた!? ヤフーオークションでとあるバイクのフレームを買ったところから話が始まります。 フレーム曲がりや大きな傷もなく、塗装面も小傷があ[…]
人気記事ランキング(全体)
ミルウォーキーエイト117に3タイプのエンジン登場! ハーレーダビッドソンの現行クルーザーモデルには、シリンダーヘッド/スロットルボディ/インテークマニホールドを刷新した3タイプのミルウォーキーエイト[…]
ブランド名は「南北戦争」に由来 1991年、成功を収めた弁護士、マシュー・チェンバースが興したバイクメーカー、コンフェデレート。 和訳すると「南軍」を意味する社名は、創業地がルイジアナ州バトンルージュ[…]
軽量で取り扱いやすく、初心者にもピッタリ 「UNIT スイングアームリフトスタンド」は、片手でも扱いやすい約767gという軽さが魅力です。使用後は折りたたんでコンパクトに収納できるため、ガレージのスペ[…]
みんながCBを待っている! CB1000Fに続く400ccはあるのかないのか ホンダの名車CB400スーパーフォアが生産終了になって今年ではや3年目。入れ替わるようにカワサキから直列4気筒を搭載する「[…]
「ワインディングの覇者を目指すならCB-1」のキャッチコピーだったら評価は変わった!? カウルを装着したレーサーレプリカが出現する以前、1970年代までのスーパースポーツはカウルのないフォルムが一般的[…]
最新の投稿記事(全体)
50ccでも実用カブとは別系統のOHCスポーツ専用エンジンを開発! ホンダは1971年に、50ccではじめてCBの称号がつくベンリイCB50を発売した。 それまで50ccにもスポーツモデルは存在したが[…]
LEDのメリット「長寿命、省電力、コンパクト化が可能」 バイクやクルマといったモビリティに限らず、家庭で利用する照明器具や信号機といった身近な電気製品まで、光を発する機能部分にはLEDを使うのが当たり[…]
コンセプトが異なる3種のフルフェイスにニューグラフィック登場 KabutoのフラッグシップであるF-17は、耐貫通性と衝撃吸収性を備える高強度複合素材帽体『A.C.T.-2』に、徹底した空力特性を加え[…]
風が抜けるのにCEレベル2! タイチ「ネックスエアー」が夏の安全を変える ライダーの命を守る重要な装備、胸部プロテクター。しかし夏場は熱がこもりやすく、つい安全性よりも涼しさや薄さを優先した装備に切り[…]
発売当初のデザインをそのままに、素材などは現在のものを使用 1975年に大阪で創業したモンベル。最初の商品は、なんとスーパーマーケットのショッピングバックだった。翌年にスリーピングバッグを開発し、モン[…]
- 1
- 2