【DIY整備】ネジが長すぎて困ったときに。ネジの長さを“エレガント”に詰めるちょっとしたコツ

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バイクの部品交換やカスタム部品の取り付けるとき、市販のネジの長さが合わずに困ったことはないでしょうか? 少し長いぐらいなら我慢できるけど長すぎるのはマジで困る。かといってネジを買いなおすのが面倒なときはどうするか? そんな時には「ネジの長さをエレガントに詰める方法」をシェアしたいと思います。


●文:[クリエイターチャンネル] DIY道楽テツ

1分でわかる記事ダイジェスト

ボルトやネジは「大は小を兼ね」ない!

エンジンのマウントボルトが、長すぎると見た目が悪い。ナットを締め付けるのも大変だが、それ以上にチェーンに当たってしまうので使えなく、ネジ山に傷がつくことで取り外しが困難になったりもするため要注意。長いネジを切断して長さを調整する際の注意点。

ひと手間加える「エレガント」なネジの長さ詰め

ひと手間加えるだけで簡単かつエレガントにネジの長さを調整する方法を紹介。手順としては、適当な長さに切断する、切っ先のテーパー加工、つぶれたねじ山の修正といったように、大きく分けて3つの作業になる。

エレガントなネジの長さ詰め作業(実践編)

切断するネジの奥まで先にナットを入れておくのがミソ。切り方はディスクグラインダーでも金属ノコギリでもOK。意外と金ノコのほうが綺麗に切れるので、筆者的には金ノコがおすすめ。先端をテーパー状に削る切断面はバリが出ているので、これをテーパー状に削る。ねじ山の修正をするここからがねじ山の修正になる。奥まで入れておいたナットを戻すだけ、切断面のところで往復させてやるのが吉。

ダイスもいいけどナットにもメリットが

ネジの切断とネジ山の修正は、ダイスを使うのが完璧で最強。しかし厳密な意味では寸法が変わってしまう。ナットならば 適度なクリアランスがあるので、潰れたネジ山を修正するだけで、ねじ山そのものを削ることはない。

まとめ:ちゃんと手順を踏めば比較的簡単

長すぎるボルトやネジを切って長さを詰めるときは、先端のバリを削ることと、先にナットを入れておいて戻すことによって、簡単かつ確実にねじ山の修正をすることができる。潤滑剤などは使わなくても問題ない。

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