初めて工具を揃えるなら「電動ドライバー」を絶対買うべき5つの理由【DIY整備の基本】

まもなく4月。新生活を迎えてライダーデビューをされる方も多いかと思います。そんなフレッシュマンの皆さんが「最初にどんな工具を買ったらいいか」と悩んでいたら、是非とも「電動ドライバー」をチェックしてみてください。マジでお勧めしますよ~!
●文:[クリエイターチャンネル] DIY道楽テツ
「電動ドライバー」しか勝たん! (と、言ってみた)
工具っていっぱいありますよね。
ウン十万円もするようなフルセットをいきなり買えばあらゆる作業を網羅できそうだけども、チョットそれは現実的じゃない。かといって、どんな工具をどこから揃えたらいいものかわからない。特に、これから道具を揃えようと考えているフレッシュマンともなれば「手始めにどんな工具を買うべきか」とお悩みではないでしょうか?
「絶対揃えるべき工具」と一つだけ挙げるとすれば、即答できるのが「電動ドライバー」です。
特にお勧め(私の愛用品でもありますが)なのがこれです。
【VESSEL 電動ボールグリップドライバープラス】
4,473円とドライバーというには少し高いけれど、まさにお値段以上の価値があると断言できます。
なぜこれほどまでに電動ドライバーがお勧めなのか、私の経験から見た5つの理由をシェアしましょう。
電動ドライバーを推す5つの理由
1.「電動回転は一度使えば癖になる」
手動ドライバーと比べてみれば、その違いは一目瞭然。力を入れずともボタン一つでスムーズに回転し、ネジ締めが劇的に楽になります。これが電動ドライバーの魅力であり、使い始めるともう手動には戻れない…そんな癖になる使用感です。
長いねじもスイッチひとつで回すことができるのは正直感動!
2.「長いネジ回しが感動体験に変わる」
長いネジを回すときの苦労は、DIYを趣味にしている人なら誰もが知っています。しかし、電動ドライバーを使えば、その苦労は一瞬で解消。長いネジも楽々と締めることができ、まるで魔法のような感動体験を味わえます。
3.「手首が腱鞘炎の自分には神」
これは私自身の体験から来ています。繰り返しネジを回す作業は、意外と手首への負担が大きいんですよね。しかし、電動ドライバーを使うことでその負担が大幅に減少し、手首の痛みを感じることなく作業を続けることができました。まさに救世主です。
4.「予想以上のパワーで木ネジも回せる」
木ネジを回す際には、手動ではなかなかの力が必要ですが、電動ドライバーなら力をかけずにスムーズに作業を進めることができます。もちろん、インパクトドライバーには到底及ばないものの、普通の木ねじなどが使えたりしちゃいます。
5.「ベッセル製はなら通常のドライバーとして本締めも可能」
電動ドライバーといえど、ブランドによってはその耐久性や機能性に差があります。私がお勧めするベッセル製の電動ドライバーは、その品質の高さで知られており、電動での使用はもちろん、手動でもしっかりと本締めが可能です。
先端ビットの交換で既存の工具も回転工具に
「電動ドライバー」のもうひとつの魅力が先端ビットが交換可能ということ。
普段はプラスドライバーとしてメインで使っているのですが、必要に応じてマイナスドライバーやもっと細いドライバーに交換できるんです。この一本でいろんなアタッチメントに対応できる点が、電動ドライバーの大きな魅力の一つですよね。
さらに、「ソケットレンチ用のアダプター」を取り付けることで、電動ドライバーはもっと万能ツールに変身します。様々なサイズのソケットレンチや六角レンチが回転式で使えるようになるんです。
これがあれば、既存の手動道具と組み合わせることで、作業の負担を大幅に減らし、スピードも大幅にアップさせることが可能になるんですよ。
これまでお話したように、電動ドライバー一つを手に入れるだけで、様々な作業がより簡単で、速く、そして効率的に行えるようになります。ワタシ自身、これらの便利な機能を使って、日々のメンテナンスや作業を楽に素早くこなすことができています。
如何でしたでしょうか?
電動ドライバーは、ただのドライバーではなく、さまざまなアタッチメントを使って様々なニーズに応えることができる万能ツールなんです。この便利さを知っていただけたら、ワタシも嬉しいです。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました~!
私のYouTubeチャンネルのほうでは、「バイクを元気にしたい!」というコンセプトのもと、3日に1本ペースでバイクいじりの動画を投稿しております。よかったら遊びにきてくださいね~!★メインチャンネルはコチラ→「DIY道楽」 ☆サブチャンネルもよろしく→「のまてつ父ちゃんの日常」
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。
最新の関連記事(DIY道楽テツ)
アクセルワイヤーが長すぎた!というトラブル ハンドルを交換して長さが合わなくなってしまったり、はたまたケーブルそのものが痛んでしまったり。こうしたアクセルワイヤー(スロットルケーブル)を交換する際、「[…]
セルが弱くなったらバッテリー交換のサイン スクーターのバッテリーが弱ってきたのか、始動性がイマイチになってきました。 そういえば、このバッテリーもずいぶんずいぶん古くなってきたので、バッテリーを買い替[…]
新品タイヤが滑るその理由 新しいタイヤは滑ります。 滑りたくないから新しいタイヤに交換したというのに、なぜか新しいタイヤはマジで滑るんです(経験者は語る)。 なぜ滑るかというと、それはタイヤの製造過程[…]
場所によっては恒例行事なバイクの冬眠(長期保管) 「バイクの冬眠」…雪が多い地域の皆様にとっては、冬から春にかけて毎年恒例の行事かもしれませんね。また、雪国じゃなかったとしても、諸事情により長期間バイ[…]
燃料コックにも涙? それはある日の出来事。バイクで走り出そうとガソリンタンクの燃料コックをオンにした時、指先に冷たいものを感じました。 何があるのかと覗き込んでみると・・・燃料コックが泣いているぅ~![…]
最新の関連記事(メンテナンス&レストア)
おじさんライダーにはおなじみのテクニック 本来、クラッチケーブルはクラッチレバーのボルトとナットを外してからでないと、取り外せないもので、これがまた地味に時間がかかるもの。 それをもっと簡単に取り外し[…]
いざという時に役に立つ小ネタ「結束バンドの外し方」 こんにちは! DIY道楽テツです。今回はすっごい「小ネタ」ですが、知っていれば間違いなくアナタの人生で救いをもたらす(大げさ?)な豆知識でございます[…]
汚れに応じて希釈倍率を調整。アルミやメッキも傷めず使用できる 「強力洗浄剤」を謳う洗剤やケミカルは数多く存在するが、ポテンシャルを引き出すには“汚れの種類”を明確にすることが大切だ。 あらゆる物質には[…]
30年以上乗っていないバイクのエンジンオイル交換 「しばらく乗っていなかった」という表現もじつにさまざま。露天放置で長年放置されていた個体と、環境が良いガレージ内で保管されていた個体とを比較すると、そ[…]
多彩なアダプターによる高い汎用性と車載できるコンパクトさが魅力 買い物用の原付スクーターでもサーキットを走行するレーサーでも、タイヤの空気圧管理は重要。空気圧は徐々に低下するため、気がついたら標準値よ[…]
最新の関連記事(工具)
多彩なアダプターによる高い汎用性と車載できるコンパクトさが魅力 買い物用の原付スクーターでもサーキットを走行するレーサーでも、タイヤの空気圧管理は重要。空気圧は徐々に低下するため、気がついたら標準値よ[…]
思い通りに調整できないバイクのチェーン バイクのチェーン調整でこんな経験したことはありませんか? 伸びてゆるくなったチェーンを… アジャスターで調整して、チェーンの弛みを適正値に確認して… アクスルシ[…]
ガソリン漏れトラブルは突然に これは先日実際に起こった出来事です。 ガソリンを携行缶からバイクのガソリンタンクに注入しようとしたら・・・ボタボタボタッ・・・。 「!!!!」 携行缶のノズルの根元からガ[…]
スパナプライヤー:刻みのないジョーが平行にスライド。スパナのように使えるプライヤー ストレートのスパナプライヤーは、細部の形状や仕上げは異なるものの、ヒンジの仕組みや特徴はクニペックスのプライヤーレン[…]
アクセルワイヤーが長すぎた!というトラブル ハンドルを交換して長さが合わなくなってしまったり、はたまたケーブルそのものが痛んでしまったり。こうしたアクセルワイヤー(スロットルケーブル)を交換する際、「[…]
人気記事ランキング(全体)
いざという時に役に立つ小ネタ「結束バンドの外し方」 こんにちは! DIY道楽テツです。今回はすっごい「小ネタ」ですが、知っていれば間違いなくアナタの人生で救いをもたらす(大げさ?)な豆知識でございます[…]
V3の全開サウンドを鈴鹿で聞きたいっ! ここ数年で最も興奮した。少なくともヤングマシン編集部はそうだった。ホンダが昨秋のミラノショーで発表した「電動過給機付きV型3気筒エンジン」である。 V3だけでも[…]
1978 ホンダCBX 誕生の背景 多気筒化によるエンジンの高出力化は、1960年代の世界GPでホンダが実証していた。多気筒化によりエンジンストロークをショートストトークにでき、さらに1気筒当たりの動[…]
ファイナルエディションは初代風カラーでSP=白×赤、STD=黒を展開 「新しい時代にふさわしいホンダのロードスポーツ」を具現化し、本当に自分たちが乗りたいバイクをつくる――。そんな思いから発足した「プ[…]
ガソリン価格が過去最高値に迫るのに補助金は…… ガソリン代の高騰が止まりません。 全国平均ガソリン価格が1Lあたり170円以上になった場合に、1Lあたり5円を上限にして燃料元売り業者に補助金が支給され[…]
最新の投稿記事(全体)
2018年モデル:Z1/Z2モチーフ 発売は2017年12月1日。モチーフとなったZ1・Z2は、ショートピッチの燃料タンク形状とオレンジの塗色から「火の玉オレンジ」と呼ばれたカラーリング。これが伝説の[…]
オートレース宇部 Racing Teamの2025参戦体制 2月19日(水)、東京都のお台場にあるBMW Tokyo Bayにて、James Racing株式会社(本社:山口県宇部市/代表取締役社長:[…]
Schwabing(シュヴァービング)ジャケット クラシックなフォルムと先進的なデザインを合わせた、Heritageスタイルのジャケットです。袖にはインパクトのある伝統的なツインストライプ。肩と肘には[…]
新レプリカヘルメット「アライRX-7X NAKASUGA 4」が発売! 今シーズンもヤマハファクトリーから全日本ロードレース最高峰・JSBクラスより参戦し、通算12回の年間チャンピオンを獲得している絶[…]
小椋&チャントラの若手が昇格したアライヘルメット まずは国内メーカーということで、アライヘルメットから。 KTM陣営に加入、スズキ、ヤマハ、アプリリアに続く異なる4メーカーでの勝利を目指すマー[…]
- 1
- 2