
降雪の心配もなくぷらっと楽しめる温泉地の湯河原。実は見どころも多くてツーリングにもお勧めの場所。特にこれからの時期は梅が見頃だ。
●文と写真:酒井正樹 ●BRAND POST提供:BMW Motorrad
冬でも行ける温泉地の湯船に浸かりに行く
ぷらっとツーリングをしてちょっと湯船に浸かりたい。そう思って湯河原温泉を訪ねることにした。湯河原は暖かい伊豆半島の海沿いにあるため道の凍結の心配がなく、また、隣りの熱海温泉がブームで多くの人が訪れているのに対して、それほど混んでなくてのんびりできる温泉地である。
東名高速から小田原厚木道路を走り、早川ICから西湘バイパスに入る。早川ICから終点の石橋ICまでは眼下にキラキラと光る海を見ながら爽快に走れるお気に入りの区間だ。
石橋山古戦場へ向かう坂道の道中からは相模湾の好眺望が望める。
海沿いを走る国道135号線を南下して、途中で石橋山古戦場へと向かう脇道に入った。この古戦場は、後に鎌倉幕府を開く源頼朝が挙兵して初めて平家と戦って敗戦した場所で、東海道線を跨ぐ急坂の道を登ると右手の道の脇に石橋古戦場の石碑がある。
東海道線を跨いだ先を右に曲がるとある石橋山古戦場跡の石碑。
また、その先には佐奈田霊社があり、同戦で先陣を切り討死にした佐奈田与一義忠を葬る与一塚が境内に建っている。
佐奈田与一義を祀る佐奈田霊社。境内には与一塚がある。未舗装の駐車場有り。
さて、石橋山古戦場を後にして次は真鶴半島へと向かった。真鶴半島に入り、岬の先端へと向かう。
真鶴にもあるしとどの窟。ここにも源頼朝は隠れ、房総に逃れたと伝わる。
岬の終点のロータリーには一般車両は入れないので、手前の駐車場にバイクを置いて、土産物店の奥にある岬の先端へと続く坂道を下りていく。途中には可愛いカフェもあるので立ち寄ってみるのもいい。
時間があればぜひ海岸まで下りたい真鶴岬。岬の先にある三ツ石は初日の出の名所でもある。
やがて、海上に突き出た真鶴半島のシンボルでもある三ツ石が見えてくるそのまま歩けば海岸まで下りることが出来、干潮時には三ツ石まで歩いて渡ることができる。
2月中旬から3月中旬までが見頃の湯河原梅林がある湯河原温泉にほど近い幕山公園。約4,000本もの紅梅・白梅が咲き誇る。
渓流と足湯を楽しめる万葉公園
再び、国道へと戻る。道中には江戸時代の石切場であった番場浦磯丁場遺がある。そして湯河原町に到着。
湯河原にはこれといった温泉街は無いが、赤い橋が点在し、特に富士屋旅館の橋が有名だ。
樹齢約900年、樹高20mの国天然記念物の城願寺のビャクシン。パワースポットだ。
湯河原温泉は万葉集でも詠まれ、明治期には夏目漱石や芥川龍之介など多くの文人が訪れた由緒ある温泉地だ。「ゆとろ嵯峨沢の湯」や「こごめの湯」、「みやかみの湯」「いずみの湯」など日帰り温泉が点在しているので立ち寄り湯をしやすいのも嬉しい。
五所神社にある樹齢約850年の御神木の楠。源頼朝が先勝祈願をしたと伝わる。
今回は万葉公園のそばにある「こごめの湯(1100円)」に立ち寄った。浴場には大浴場と露天風呂があり、館内で食事をとることもできる。バイクは玄関前の駐車場の端に停めさせてもらえる場合もあるが、急坂になっているので、熱海市泉五軒町駐車場に停めて合わせて万葉公園を散策する方がいい。
こじんまりとしていて入りやすい「こごめの湯」。HPに割引券あり。
その万葉公園だが、園内に渓流や滝があり、渓流美を眺めながら10分くらいだが気軽に散策を楽しむことができる。足湯もあるので「温泉施設で入浴はちょっと」という人でも気軽に温泉風情を味わえる。
万葉公園内にある滝。
万葉公園内を流れる渓流。
バイクに乗って奥湯河原に向かうと不動滝がある。落差15mの直瀑だが駐車場からすぐで見応えがある滝だ。
そして、その先から椿ラインに入った。
無料駐車場からそばというのが嬉しい落差15mの不動滝。茶屋もあり。
源頼朝が隠れた洞窟
椿ラインは県道湯河原箱根仙石原線の一部区間につけられた呼称で、奥湯河原から箱根関所交差点までの約18.5kmの区間となる。全線舗装二車線だがタイトコーナーが多く道幅も広くないのでオーバースピードには注意が必要だ。
タイトコーナーが多い椿ライン。オーバースピードには要注意。
道中には源頼朝が敗戦後に身を隠したと伝わる「しとどの窟」がある。椿台から脇道を走り駐車スペースでバイクを降りて洞窟まで約400mほど歩く。
ししどの窟までの道。行きが下りで帰りが上りになる。
雰囲気のある歩道は全舗装ながら、結構斜度もあり歩いていて意外と疲れる。洞窟内には多くの石塔が立っていて、ここで身を隠していた源頼朝が平家側の梶原景時に見つかるも、情けで見逃されたという逸話を思い出した。
湯河原のしとどの窟。駐車スペースから洞窟まで400mながら運動不足がたたり息を切らしてやっと到着。
再び椿ラインに戻り、大観山へと向かった。関東のライダーには定番スポットでもある大観山。ターンパイク(有料)の終点地で、スカイラウンジのある広い駐車場(無料)があり、好天であれば芦ノ湖越しに富士山の好眺望を望むことが出来る。
大観山展望台にて。あいにくの曇り空であったが、富士山の山頂部を少し見ることができた。
その後、再び椿ラインに入り、箱根新道から小田原厚木道路に入って帰路に着いた。
【今回の旅の相棒】BMW F800GS
驚いたのがそのシートの低さ。ロー仕様でシート高が760mm!足付きに不安を感じることがないので酷道や狭路に不安なく入っていくことができる。そして電子システムが充実している上に、コネクティビティと連動するTFTディスプレイ、グリップヒーター、12Vソケット/USBポート、ETC2.0が標準装備。それで価格が130万円台!動力性能は申し分なし。まさに日本にジャストフィットなアドベンチャーツアラーバイクだ。
足つきが良いので、狭い道での取り回しやUターンがしやすいのが◎だ。
●全長 2,265mm 全幅 910mm 全高 1,190mm シート高 1,230mm 車重 213g ●水冷並列2気筒DOHC894cc ●最高出力64kW(87PS)/6,750rpm ●燃料タンク容量 15L) ●カラー:ライト・ホワイト、レーシング・ブルー・メタリック ●価格 138.5万円~ ●今回の平均燃費 18.7km/L
※本記事はBMWが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。


















