
関西/中部を中心に6店舗のBMWモトラッド専門店、さらにドゥカティ/トライアンフの2拠点を合わせ8店舗で輸入バイクを手広く展開する光岡自動車。各店舗で独自のツーリングや店舗イベントを開催しており、さらに初心者向けサーキット走行会や最新のマシンで存分にスポーツ走行を楽しむ国際サーキットでのサーキット走行会、さらにオフロード練習会も定期的に開催している。今回紹介するのは、スキー場を貸切にしゲレンデ走行を楽しむ、オフロードに特化した「ミツオカネイチャー」イベントだ。
●文:宮下豊史 ●写真:モトラッドミツオカ ●BRAND POST提供:光岡自動車 BMW Motorrad
自分の力量、目指す位置、さらに好きなカテゴリーでBMWを楽しむ
近年流行しているビッグオフロード車。多くの人を魅了し、その牽引役であるのがBMWモトラッドが生み出したGSシリーズだ。2023年に1300ccモデルのR1300GSが登場、さらに2024年には30Lもの大容量タンク大型パニアケースを装備できるR1300GSアドベンチャーが加わった。
ABSやトラクションコントロールなどの電子制御系の最新デバイスから、クラッチレバーのないオートメイテッドシフトアシスト(通称ASA)を装備するモデルが登場するなど、話題が尽きない。
快適性の高いフェアリングやクルーズコントロールだけでなく、前車の速度に合わせて自車の速度を調整するアクティブクルーズコントロール(ACC)など、ツーリング性能も抜群。日帰りツーリングから、日本を縦断するロングツーリングまでをこなす。
もちろんオフロード性能の進化も高く、難所や悪路の走破性能やダートでの安定性に惚れて林道ツーリングやラリーイベントに使用する方は少なくはない。
しかしながら、オフロードシーンに憧れて購入をしても、その巨体からオフロードに持ち込むのを躊躇する方も多い。
モトラッドミツオカグループの各店では、そんなGSユーザーをサポートする練習会を定期的に開催し、スタッフやオフロード好きの仲間たちで林道ツーリングを楽しみ、興味ある方が気軽にオフロードを体験できるような取り組みをしている。
今回紹介する『ミツオカネイチャー2025』は、その集大成とも言えるイベントだ。兵庫県北部に位置する神鍋高原のアップかんなべスキー場を借り切り、その広大なゲレンデで、初心者は安全に、好きモノは冒険心をしっかりと満足させられるイベントとして開催された。
プログラムは、参加者の技量や楽しみ方によって3つに分かれる。一番の上級となる“ネイチャーコース”、初心者から中級者向けの“オフロードコース”、オンロードユーザー向けの“ツーリングコース”だ。
ネイチャーコースはかなり走りごたえのあるコース設定で、海外ラリー経験者の池町氏らによるスクール、そして、難易度を高めに設定したヒルクライムやガレや難所もある林道を走行した。
一方で初めてオフロードを走るライダー、中級で上を目指しライテクに悩みのある方はオフロードコースを選択。GS乗りの最高峰とも言えるGSトロフィーの歴代日本代表などに直接レクチャーを受けることができた。林道はネイチャーコースよりも難易度が低く、しかし、爽快感があり眺望豊かなルートを設定されたので、満足度も高かったようだ。
ダートを走らない参加者はツーリングコースとなるが、ゲレンデで開催されている各種コンテンツを見学でき、ゲレンデの安全な区画で試乗車を利用してのオフロード体験試乗ができた。もちろん最新のGSシリーズがずらりと用意されていたので、オフロードに興味のある方や購入を検討している方には、ちょうど良いイベントだ。
会場のゲレンデ入り口にはミツオカのロゴ入りのエアアーチが参加者たちを出迎えた。
オフシーズンのゲレンデを借り切って開催したイベント。参加人数は100名弱。関係者も含めると総勢150名となる大規模なイベントとなった。
イベントは事前予約制。主催は株式会社光岡自動車だが、現地の観光協会や地元企業の協力により開催された。
協力をしてくれたのは、豊岡市日高振興局/日高神鍋観光協会/アドバンス/万場/日高振興公社/神鍋ハイランド/出石酒造/神鍋自動車工業だ。
公道ではできない、集中してのスポーツ走行
リッターバイクでも50ccの原付スクーターでも、公道を走る以上、交通法規を守ることはもちろん、どんなシチュエーションでも転倒しないように、事故を起こさないように、事故に遭わないように、細心の注意を払う必要がある。その中でライディングテクニックを向上させようと思うと、なかなか難しい。
今回のようなクローズドの貸切コースであれば、歩行者も他の自動車やトラックは存在しないので、バイクの性能を引き出しての走行、愛車の特性に合わせたライディングテクニックの向上に集中して鍛錬することが可能だ。
スキー場のゲレンデというふだんは走ることができない状況での練習。オフロードやGSに長けた名だたるメンバーたちからのレクチャー、モトラッドミツオカスタッフのサポートによって、自らのテクニックと向き合い、その向上に勤しんだ。
オフロードでの限界走行なので、転倒はもちろんあるし、怪我をすることも可能性としてないわけではない。しかし、スタッフたち、そして一緒に受講する仲間たちとさまざまなセクションや講師陣からのお題に果敢にチャレンジするさまは、まさにスポーツで挑戦する価値が高い。
三重県のオフロードコースで定期的に開催する『美杉オフロードトレーニング』もスポーツだが、美杉のコースとは違う、勾配のあるスキー場の独特の地形やシチュエーションに参加者たちは驚きつつも新鮮な気持ちで楽しんだ。
GSトロフィー日本代表たちによるしっかりとしたフォロー下でのライディングスクール。
傾斜に設置された8の字セクションはかなりの難易度だ。
長いゲレンデをアクセル全開で駆け上がる。排気量が大きいGSの性能を思う存分に味わえるセクションだ。
登ったあとは当たり前だが下りがある。GSが並んで下りてくる様は壮観だ。
ゲレンデは芝とふかふかとした土のおかげでトラクションが抜けやすいが、最新の電子デバイスを装備したR1300GSは安全に確実に登ることができる。もちろん各種制御を解除したり、介入を弱めることで、ライテクを磨いたり、よりアグレッシブルな走行をすることも可能だ。
開催場所周辺は林道の宝庫
初心者&中級者向けに用意された林道ルートは、有名な氷ノ山ストレートなどを含めた、なだらかで広さもあるフラットダートを中心に構成された。
林道走行は2日目で、季節の変わり目の寒暖差、さらに標高が高い高原地帯ということもあり、小雨や霧が広がる幻想的な雰囲気の中、フォグライトを装備したGSが列をなす姿にに、撮影する側も息を呑むほど。
一方で、上級者向けには難易度の高いルートも設定。近隣の轟安井林道や天谷加保坂林道まで足を伸ばした。参加者たちの満足度は高く、「楽しかった」「完璧」というたくさんのお礼に、同行したスタッフたちは感無量だったようだ。
2日目は、残念なことに小雨となってしまったが、参加者たちはそんなことなど気にもせずに林道走行を楽しんだ。
展望台にて休憩。BMWモトラッドやツアラテックなどのラリースーツは、プロテクションだけでなく、このような雨天時では濡れたり蒸れたりせずに快適に過ごすことができる。
タープの下では暖かいコーヒーが振る舞われた。
お昼前には、雨は止み天気は回復。展望台からの豊かな眺望を楽しむことができた。
オンロード組もGSワールド&地域の魅力を楽しんだ
会場であるアップかんなべスキー場は、北近畿豊岡道の日高神鍋高原インターから15分ほどに位置する。周辺にはスキー場や宿泊施設があり、自然あふれるワインディングが豊富にある。
さらに豊岡市は小京都とも言われ、歴史情緒豊かな古い街並みが名物だ。オンロードコース組は、ショートツーリングで出石町の地酒メーカーの出石酒造さんを見学しつつ、城下町である出石集落を観光した。
一方でメイン会場では、あっぷかんなべの中央ゲレンデを利用し、ネイチャー組/オフロード組がゲレンデコースに果敢に挑む姿を間近に見学することができた。見るだけなのにもかかわらず、思いのほか面白かったとの声も。
会場の片隅の安全なエリアでは、GSシリーズの試乗会も開催された。仲間たちがゲレンデで走る姿に感化され、オフロード初体験をした方もいらっしゃったようだ。他にも新型モデル(BMW/DUCATI)の展示会、ランボルギーニウルスSEの展示、ツアラテック/TRIJYA/岡田商事/アチーロによるパーツ/アパレル販売や展示を楽しめた。
一方で日中は、キッチンカーが会場に並びランチタイムを盛り上げた。地元の石窯Pizza OISHI~NOさんの移動型の石窯による焼きたてのピザ、同じく豊岡市のおかんの台所Hobby&Diningさんからはカレーセット、神戸のコリアンキッチンハルハル様による韓国料理で、参加者たちはランチを楽しんだ。
夜は、近隣5施設の宿泊先の協力のもと、地元の食材(巨大オクラ/ねぎ焼き/肉など)を使ったBBQが振る舞われ、そのクオリティの高さと美味しさに驚き、参加者たちは舌鼓を打った。運営サイドに聞くと、今回のイベントでは、地元の食材を使用するなど食事にもこだわったそうだ。その甲斐もあり、参加者から数多くの喜びの声があがり、アンケートでも食事に対する満足度はとても高かったとのことだ。
会場にはGSだけでなく、K1600やRTなどのロードモデルユーザーも多く集まり、イベントを楽しんだ
タンデムで参加される方もちらほらと
同じ市内の出石町にある出石酒造さんを見学。1708年創業。
多くの方がお土産に購入していた。
会場では最新車種が並び、ゆっくりと細部まで見ることができた。写真はR12G/S。
音量を調整できるジキル&ハイドエキゾーストシステムを販売するトライジャ。自社開発のR12ボルトオンパーツを組み合わせたカスタムコンプリート車を展示。
ランボルギーニウルスSEの展示車。光岡自動車グループにはランボルギーニのディーラーがある。
地元の石窯Pizza OISHI~NOさんが移動型の石窯を持参し、焼きたてのピザを提供していた。
お父さんはバイク、お母さんとお子さんは車で参加するなど、家族連れやタンデムでの参加者も。
GS×スキー場ゲレンデといえば“ヒルクライム”
土曜日の夜から降り出した雨も2日目の午前中で止み、有志によるヒルクライムコンテストが開催された。毎年、長野県白馬村で開催されるBMWユーザーたちの一番のお祭り『モトラッドデイズ』でも人気のコンテンツだ。
2024年GSトロフィー女子世界チャンピオンのマルさん(ポーランド)、同じく2024年度のGSトロフィー女子日本代表のYumi(ツアラテック)さんも参加、難なく登頂し会場を沸かせた。それに続けと果敢にチャレンジするGSライダーたち。成功する方、惜しくも転倒し登頂ならずとなる方にも観客からは惜しみない拍手が贈られた。
2024年GSトロフィー女子世界チャンピオンのマルさんは最新のR12G/Sを借りてヒルクライムに挑戦。
マルさんの親友でもあり、GSトロフィー女子日本代表のYUMIさん。ツアラテック従業員なのでツアラテックのイメージカラーの黄色のGSで参加。
ヒルクライムコンテストの優勝者には、ビッグオフ用のオフロードタイヤ・KAROO4がプレゼントされた。他にもさまざまな賞が用意され、協賛メーカー様から提供されたブーツ/グローブ/キャップなどの豪華賞品を獲得し、全員が満面の笑みになる中、イベントの幕は閉じた。
このイベントに参加した100名近い参加者たちから回収したアンケートには、イベントを楽しめたという感想が多く、このイベントを作り上げアテンドしたモトラッドミツオカスタッフへの感謝の声が多く上がっていた。
「今後もこのイベントを開催してほしい」という声も多い。モトラッドミツオカでは、定番となった美杉オフロードトレーニングとともに、GSユーザーが安全に安心してライテクを向上できる場所として、イベントを作り続けていきたいとのことだ。
2026年度のイベントは各店舗の店頭はもちろん、SNSやホームページのイベントコーナーで告知している。そこをチェックしつつ、この記事では伝えきれなかったイベントのさらなる詳細などをぜひ店頭で聞いてみてはいかがだろうか。
参加者の声
「良い!このイベントの聖地になれる可能性のある会場」
「とても楽しめるコースで、また参加したい」
「地元食材の料理が素晴らしかった。個人としても泊まりたいぐらいで 来年も期待します」
「地元食材が多く、料理も夕/朝食とも美味しく、何より宿の方も親切丁寧で、次回もこちらのペンションに泊まりたいと思いました」
「地元の海山陸の名産品の数々。但馬牛や巨大オクラなどなど。暖かいもてなし! 」
「いつもながら愉しく気遣いいただいて、より親近感増しましたし、また他店の方も親切/丁寧で気持ちのよいイベントでした!」
「サポートをしっかりとしていただき、安心して怪我なく オフロードコースを楽しめた」
「スタッフ対応完璧でした」
「スタッフのみなさん大変頑張っておられました。ホスピタリティ最高でした」
「知り合いがいない中、スタッフさんが話してくださり、ありがたかった」
「インストラクター/スタッフとも素晴らしい引率でした」
「同行したスタッフの方も参加者を楽しませようと配慮/行動しているのが伝わってきて、とても好感が持てました」
「コース同行スタッフのお陰で楽しめた、そしてハマりました! この走りに特化したイベント構成、それを成功させるスタッフのみなさんがミツオカの強み」
「おかげさまで大変心に残る楽しいイベントでした。同一ディーラー内の仲間とより一層打ち解けることができました」
「今までいろいろなイベントに参加させていただきましたが、その中でもっとも満足したイベントでした」
イベントを支えてくれた講師陣たち
GSトロフィー日本代表/その選考会にチャレンジし続けるGSオーナー/世界的なラリー経験を持つライダーなど、贅沢極まりないGSのプロフェッショナル集団が講師陣を務めた。
※本記事は光岡自動車 BMW Motorradが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。



































