【NEWモデル試乗】贅沢ツアラー | BMW R1300RT「旅がラクなだけでなく、より走りを楽しめるようになった」

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【NEWモデル試乗】贅沢ツアラー | BMW R1300RT「旅がラクなだけでなく、より走りを楽しめるようになった」

BMWのお家芸であるボクサーエンジンを積むグランドツアラーR1250RTがモデルチェンジして、最新の1300ccエンジンをゲット!名前もR1300RTへと進化した。

●文:谷田貝 洋暁 ●写真:折原 弘之 ●BRAND POST提供:BMW Motorrad

DCAがスポーツと旅でディメンションをキャラ変する!?

まず驚かされたのは、より扱いやすくなった車体だ。走り始めた瞬間この“RTってこんなに軽やかだったっけ?”と思うくらい扱いやすくなっている。どうやらデザインを含めキャラクターがスポーツ寄りにシフトしたようで、グランドツアラーの“RT”であるにも関わらず、峠道を“つい”スポーティに駆け抜けたくなる。

モードによってはより尻上がりなディメンションとなり、バンク角も深くなる。

RTにもオートマのASA仕様が登場

これはポジションがやや前傾したこともあるだろうが、やはり新採用のDCAによるところが大きい。というのもダイナミックとダイナミック・プロの走行モード時には、エンジン特性だけでなく車体のディメンションもフロント荷重重視のスポーティなモードへとスイッチ。

車体の旋回キャラクターが変わるほどの変化があり、荷重コントロールを積極的に行うようなコーナリングが劇的にやりやすくなる。新しい“RT”は旅がラクなだけでなく、より走りを楽しめるようになったのだ。

グランドツアラーの“RT” とはいえコーナリングもしっかり楽しめる。

より近代的なフロントマスクを手に入れた新型。コーナリングライト付きのLED ヘッドライトに加え、ACC 用のミリ波レーダーも装備。

車体サイドのスリップストリームディフレクターは手動による2段階調整式。引き上げるとウインドプロテクション効果がアップする。

ダイナミック・シャシー・アダプション(DCA)を搭載。走行モードによって車高が変わり、キャスター角が変化。バンク角も深くなる。

MT仕様とクラッチレバーのないオートマチックのASA仕様が選べ、価格はMT仕様が366 万1000 円~。ASA仕様が378 万5000 円~。

電動調整式のウインドスクリーンは、巻き込み風の低減と雨天時の濡れにくさを徹底的に研究。高さもさるとこながら角度も大きく変化。

ASA 仕様でもチェンジペダルは装備している。AT モード時でもスポーティに走りたい場合は任意のタイミングでシフトチェンジできる。

シート&ステップポジションはそのままに、ハンドルポジションを若干スポーティ寄りに変更。ハンドル位置を前に移すとともに幅広化している。

RTのロゴ内部にミリ波レーダーを搭載しており、後方の死角に車がいる際にはブラインドスポットディテクション(BSD)がミラーのLED で警告。

シート高は820/840㎜で、写真は820㎜の状態で撮影。前作の1250 では踵が浮いた記憶があるが、新型はシート高の数値は高くなっているにも関わらず踵までべったりつくようになった。(ライダー:172cm 75kg)

BMW R1300RT

主要諸元

  • 全長2230 全幅970 全高1571 軸距1500 シート高820/840(各mm) 車重296kg
  • 水冷4スト水平対向2 気筒DOHC4バルブ 1300cc 145ps/7750rpm 15.1kg-m/6500rpm 変速機形式6 段リターン 燃料タンク容量約24L
  • ブレーキF=Wディスク R=ディスク 
  • タイヤF=120/70ZR17 R=190/55ZR17
  • 色:白、黒、青、緑
  • 価格:366万1000円~

※本記事はBMWが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。