レーシング女子・岡崎静夏、ホンダNC750X DCTに乗る「熟成のクロスオーバーはやっぱり快適、超便利」

●文:田宮徹 ●写真:楠堂亜希 ●BRAND POST提供:HondaGO BIKE LAB
【岡崎静夏(おかざき・しずか)】ルックスはキュートだけど、全日本ロードレース選手権J-GP3クラスに長年参戦し、2024年はランキング4位を獲得した驚速女子!!
ツーリングでの安心感と操縦性にさらなる磨き!
3月下旬には、大阪と東京で毎年恒例のモーターサイクルショーが開催され、いよいよ春本番。東京のほうの土日には、私もいくつかのブースでトークショーに出演しました!
そんなバイクシーズン突入に先駆け、今月は最新モデルにチェンジしたばかりの「NC750Xデュアルクラッチトランスミッション(DCT)」を借りて、ちょっぴり気の早い春ツーリングへ出かけてきました。
この2025年型は、フロントまわりを中心に外観が一部変更され、フロントブレーキがダブルディスクに、メーターとハンドルスイッチが最新世代となり、DCTの制御にも改良が施されています。
とはいえ、エンジンと車体は基本的にフルモデルチェンジを受けた2021年型と同じ。私にとっては久々の再会という感じでもあります。
車体は、私の体格に対してはけっこう大きく、シーンによっては持て余し気味になりますが、かといって走りにくさは皆無。
これは、ハンドルだけが遠いとかシートだけが高いなんていうチグハグ感がなく、全体のバランスがいいからだと思います。
そして逆に考えれば、私よりもだいぶ背が高い人でも、車格に余裕があるということ。しかも、見た目から想像するほどの重さは感じないので、小さすぎないミドルクラスを探している人にはオススメです。
ちなみに今回の仕様変更では、スクリーンも新設計されているのですが、これが優れたウインドプロテクション効果を発揮。
身長があるライダーを想定して、上半身を起こして乗ってみたのですが、それでもカラダに当たる走行風はかなり軽減されていると感じました。
嫌な巻き込み風もなく、長時間の高速巡航でも快適にツーリングできます。
新旧をその場で比べていないので、フロントブレーキのダブルディスク化による恩恵をはっきり体感できたわけではないのですが、もちろんデメリットはありません。
初期のコントロールがしやすく、握り込むことでじわっと制動力が増し、バンクしながらの操作にも違和感はありません。
ブレーキをガッツリ利かせながらスポーティーに走らせる車種ではないとはいえ、やっぱりダブルディスクのほうが安心感はありますね。
最新のDCT制御は極低速走行にも強い
同じくDCT制御に関しても、新旧を直接比較できてはいないのですが、この最新型に乗ってみて、「あれ、DCTって極低速でこんなに操縦しやすかった?」と思いました。
最新のDCTなら、もちろん丁寧なスロットル操作は必要ですが、歩くような速度域でコントロールしながら走ることも可能です…
※本記事はHondaGO BIKE LABが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。