エンジンの始動性が劇的にアップ!!【SHORAI LiFePO4 Battery】リチウムイオンバッテリーの威力を旧車で実感
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バイク本来の性能を引き出すSHORAIバッテリー。とはいえ旧車に使えるのか? じつは昔ながらの開放型鉛バッテリーは充電系の劣化に気づきにくく、サビの原因にも。始動性やバッテリー上りに不安がある旧車にこそ、SHORAIがおススメだ!
●文:伊藤康司 ●BRAND POST提供:SHORAI JAPAN
始動性からアイドリングの安定性まで変わる!
SHORAIのリチウムイオンバッテリーは、有名レーシングチームが採用する信頼性や軽さに優れ、交換するだけでトルクアップも見込める。その性能を、果たして旧車でも享受できるのだろうか?
そこで絶版旧車の代表格ともいえるカワサキZ750RS[Z2]に、SHORAIバッテリーを装着すると……、鉛バッテリーとはまったく別モノの始動性を発揮!
装着していた鉛バッテリーは新品ではないため前日から補充電を行って満充電の状態にしていたが、SHORAIに交換するとセルモーターの回転が明らかに速くなったのだ。
そして試乗すると、そこでも変化が。いままでは、信号などで長めに止まっていると、たまに“ウッ”と一瞬失火するような時があったが、それがなくなってアイドリングが非常に安定した。そこからクラッチを繋いでスタートすると、明らかにラクに発進できる。大幅にトルクアップしたワケではないが「半クラッチの気遣いが薄れた」という感じだ。
製造から半世紀近く経ち、相応にヤレたバイクだからこそ実感できたのかもしれないが、その意味でもSHORAIのリチウムイオンバッテリーに交換した価値は大きいだろう。
そして開放型の鉛バッテリーを装備する旧車は「サビ防止」の点からもリチウムバッテリーがオススメ。旧車はバッテリーケースや周辺がひどくサビていることもあるが、これは鉛バッテリーの希硫酸が原因。なのでレストアで再塗装した場合などは、絶対にリチウムバッテリーに交換した方がいい。ノンレストア車も、サビの侵攻を防ぐのに効果的だ。
開放型鉛バッテリーからSHORAIに交換。バッテリーケースとの隙間をウレタン板で調整(見やすくするため固定用のゴムバンドは未装着で撮影)。
【梱包材はウレタン板!】5mmと10mm厚のウレタン板(片面が両面テープ仕様)が梱包材として大量に入っており、既存のバッテリーと簡単にサイズを合わせられる。
【左:古河バッテリー FB14L-A2/重量:4.52kg/外寸:135×90×165mm/実勢価格:約1万円】
【右:SHORAI LFX14L5-BS12/重量:1.032kg/外寸:134×80×160mm/価格:2万1978円】
ほぼ同サイズだが重量は1/4! 同一のスペックでさらに軽量コンパクトなLFX14L2-BS12(重量:0.663kg、外寸:113×58×89mm)も選べ、カスタム派にもオススメだ!
【リチウムバッテリーはサビ防止にも効果大!】鉛バッテリーには希硫酸のバッテリー液が入っており、旧車に使われる開放型は液漏れや蒸発によって周囲に付着し、バッテリーケースや直下のスイングアームやマフラーが錆びやすい。しかしリチウムバッテリーの中身はリン酸と鉄で、SHORAIは強固な密閉ケース。なのでSHORAIバッテリーに交換すれば、サビの心配は無用だ。
バッテリー交換前に必ずチェック!
バッテリー交換前には充電電圧のチェックが必須。アイドリングでライトONの状態で12V少々だとキチンと充電できないからだ。反対に15Vを大きく上回ると過充電の危険アリ。旧車は充電系が劣化していることも多いので、しっかり調べよう。
今回バッテリー交換したZ2は、以前に現代的なIC型レギュレータレクチファイヤに交換済み。そこで充電電圧を計測してみることに。アイドリング状態でヘッドライトを点灯し、バッテリーの端子間で13.55V。これなら問題なくリチウムバッテリーに交換できる。
※本記事はSHORAI JAPANが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
- 2023/06/23
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