レーシング女子岡崎静夏がじっくり乗ってみました!【レブル1100 T Dual Clutch Transmission編】他にない。これしかない唯一無二の優雅な乗り物
桜の花には、日本人の心をくすぐる何かがありますよね──。 和テイストをこよなく愛する岡崎さんですが、大陸の走りをイメージさせるRebel 1100T DCTも気になるようです。
●まとめ:高橋 剛 ●写真:楠堂亜希 ※当記事は(株)内外出版社ヤングマシン掲載記事(2023年5月号)の内容を編集・再構成したものです ●BRAND POST提供:HondaGO BIKE LAB
バイクらしい楽しさと、バイクを超えた快適さと
’11年のGP-MONOから全日本ロードにフル参戦しているので、今年で13年目になります。今参戦しているJ-GP3は12年目。いつの間にかベテランと呼ばれてもおかしくない年数が経っていて、驚いてしまいます。
今年も去年と同じJAPAN POST HondaDreamTPからの参戦ですが、内部的な体制が少し変わって、自分にとっては古巣とも言えるコハラレーシングのスタッフが関わってくれることに。
事前テストではセッティングの進化も感じられて、手応えはあります。開幕戦は4月1日、モビリティリゾートもてぎ。「絶対に1回は勝つ」という強い気持ちで臨みますので、皆さん応援よろしくお願いします!
……のっけからワタクシごとで大変失礼しました。でも、レブル1100 T DCTに乗っていると、なんだか自己PRも許されてしまうのではないか……という、のんびりした気持ちになっちゃうんですよね……。
2年ほど前にもレブル1100 DCTに試乗させていただき、その時にも感じたのですが、このバイクのゆったり感は本当に気持ちいい。個人的にはあまり馴染みのないフォワードステップのクルーザーなのに、「大らかな気分で大陸をゆく」というイメージのままで、結構楽しいんです。
「結構」という但し書きがつくのは、自分にとって「バイク」「単車」にあてはまる乗り物とはひと味もふた味も違うから。フォワードステップのレブル1100 T DCTに乗ると、ふだん無意識のうちにステップワークを使っていることがよく分かります。
逆に言えば、ステップワークをしなくてもナチュラルに反応してくれるレブル1100 Tはとても不思議なんですよね。ワインディングを攻めようとかサーキットを走ろうという気持ちにはなりませんが、峠道を一般的なペースで流している分には違和感はまったくありません。
ハードブレーキでフロントに荷重をかけてから車体を寝かし込み……というような目玉を三角にした走りではなく、あまりブレーキングを必要としない程度の速度域で、スロットルのオンオフだけで滑らかに走るのがよく似合います。
1100ccエンジンのたっぷりとしたトルクの恩恵で、低回転域からでもしっかり加速できるので、気持ちにますます余裕が生まれるんです。
※本記事はHondaGO BIKE LABが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。