【SHORAI LiFePO4 Battery】バイクの発電・充電系統は大丈夫? “バッテリー上がり”や充電不良の原因はバイク側にあり?!

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スターターを押しても“ギュ、ギュ……”っとセルが回らずエンジンがかからないバッテリー上がり。真っ先にバッテリーの不良を疑い、とくに「リチウムはダメ!」と烙印を押す方も少なくない……けど、それって本当にバッテリーが悪いの?

●文:伊藤康司 ●BRAND POST提供:SHORAI JAPAN

リチウムバッテリーの交換前にバイクの充電系をチェック!

ごく初期(15年以上前)のリチウムバッテリーは、キチンと充電できない製品トラブルを起こすことがあった。それが尾を引いて、いまだにリチウムはバッテリー上がりや充電不良を起こしやすい、というネガティブな印象があるのも事実。しかしこれらのトラブルの原因は、実際は”バイク側〞にある場合が多い。

その最たる例がレギュレータレクチファイアの不良。近年のバイクの電装部品はかなり丈夫だが、このパーツは劣化や不良でリコールが出ることも少なくない(それだけ常に負荷がかかっている)。厄介なのは完全に破損するのではなく、電圧が不安定になるケースが多いコトだ。

多くのバイクが、エンジンの回転を用いたACジェネレータで発電した交流の電気を、レギュレータレクチファイアで直流(DC )に整流して電圧を整えてバッテリーを充電している。これらの部品が故障したり、配線が劣化してバッテリーの充電不良を起こすケースはけっこう多い。

ちなみに電気は水と同様に高い方から低い方に流れるため、充電電圧がバッテリー電圧より下回っていたら充電できない。そしてリチウムバッテリーは、構造的に鉛バッテリーよりバッテリー電圧が少しだけ高いため、充電電圧が低いと充電されないケースがある(充電電圧が12ボルト少々でも鉛バッテリーだとギリギリ充電できる場合がある)。この状態をもって”リチウムは充電不良を起こしやすい”と言うのは正しくなく、あくまでバイク側のトラブルだ。

反対に充電電圧が異常に高くなる”過充電”もあり、18ボルトを超えると現在主流のMF型(密閉型の鉛バッテリー)は内部で水素ガスが発生して膨張・爆発する危険がある。しかしSHORAIのリチウムフェライトは発熱して破損することはあっても爆発や発火しないので安全だ。

充電不良や無用なトラブルを避けるため(鉛/リチウムに関わらず)充電系が正常か否か、たまにテスターで測ってチェックするのが安心だ。

充電電圧を測ってみよう!

エンジンをかけずに電圧を測り、13ボルト前後ならバッテリーは基本的に正常。次にエンジンをかけたアイドリングの状態で測り、14ボルト前後なら充電電圧も正常。レギュレータレクチファイアが不良だと電圧が不安定になったり、15ボルトを大きく上回ることも。

簡易なポケットテスターならバイク用品店やホームセンターで1000円前後で購入可能。

エンジンをかけた状態で、バッテリー端子にテスターを繋いで(赤が+、黒が-。ショートに注意)電圧を測ろう。

リチウムバッテリーは13~15ボルトが適正な充電電圧。

背面ジェネレータは熱暴走を起こしやすい
’90年代に登場した大排気量ネイキッドが多く採用した背面ジェネレータは、非常に小型のレギュレータを内蔵。場所的にもエンジンの熱を受けやすく動作が不安定になり、過充電でバッテリーが破損する症状も少なくない。

【必ず専用充電器を使おう!】
補充電する際は必ずリチウムバッテリー専用の充電器を使うこと。鉛バッテリー用充電器は(リチウム対応の表記があっても)トラブルを起こす可能性があり、とくにサルフェーション除去機能付きの充電器は絶対NG! 発火はしないが発熱して壊れる危険がある。

←SHORAIの「バッテリーチャージャー/テンダー」は、充電中に各セルのバランスを整え、保管モードも備えている。


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