摩擦ダメージを軽減する安心インナー「HPPE耐切創インナープロテクター」〈ヘンリービギンズ〉
耐摩耗性に優れる生地・HPPEマテリアルを袖と後ろ身頃に使用した、次世代のインナージャケットが新登場。ドイツSAS-TEC社のCEプロテクターを肩/肘/背中/胸部に装備するなど、安全性は非常に高い。
●文:大屋雄一 ●写真:真弓悟史 ●BRAND POST提供:ヘンリービギンズ|デイトナ
特殊な耐切創生地とプロテクターのタッグ
バイクの雰囲気に合わせて好きなアウトドアブランドのジャケットを着て走りたい。しかし、万が一転倒してしまったら…。そんなファッションにも安全性にも気を使うライダーにとって福音となるアイテムが、インナージャケットタイプのプロテクターだ。
ヘンリービギンズが’21年1月下旬に発売したインナープロテクターを紹介しよう。最大のポイントは、摩耗に強い生地・HPPEマテリアルを採用していることだ。ちなみに耐切創繊維を使用した機械的防護手袋には要求性能試験があり、HPPEマテリアルは回転刃試験においてレベル4を取得したものと同等の生地だという。少々イメージしにくいので付け加えると、アスファルト上での転倒を再現するベルトサンダーを使ったテストにおいて、本革と同等かそれ以上の耐摩耗性を発揮するとのこと。そんな強靱な生地を転倒時に接地しやすい腕の外側や背中にレイアウトしていることから、安全性は非常に高いと言える。
取り外し可能なプロテクターも優秀な製品だ。デイトナが以前から取り扱っているドイツSAS-TEC社のもので、肩/背中/胸部はCEのレベル1、肘はレベル2だ。このプロテクター、平常時はソフトで着用感が良く、転倒などで強い衝撃を受けると硬化するという粘弾性ビスコエラスティック素材を使用。HPPEマテリアルとのタッグにより、インナープロテクターとしての能力は最強だ。
前身頃や袖の内側など黒い部分は伸縮性に優れたストレッチ生地で、フィット感を高めるとともに、万が一転倒した際のプロテクターのズレを軽減する。よって、サイズが合っていないと本来の能力を発揮しないので、購入する際は適応する身長/胸囲/ウエストの寸法を見て慎重に選んでほしい。
タイトなシルエットなのでどんなアウターとも相性良し。ファッションも安全性も妥協したくない人にぜひ。
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