ナポレオン カウリングミラー「リブラ2」試用インプレ【質感高くコンパクトなR1000広角ワイドミラー】
ミラーは手軽なカスタムのひとつで、スタイリングだけでなく走行中の視界にも変化をもたらすことができる。そんなミラーの中でも歴史あるブランド・ナポレオンミラーにフルカウル車用の広角ワイドミラー「リブラ2」がラインナップされた。
●写真:真弓悟史 ●BRAND POST提供:ナポレオン|タナックス
角度調整の自由度が高く、取り付けもカンタン
タナックスから発売された、ナポレオンミラーブランドの「カウリングミラー リブラ2」は、純正ミラーよりもワイドに見える曲率R1000鏡面の広角ワイドミラーだ。純正ミラーがM6ボルトで固定されていて、かつ取り付け幅に合致していればどんな車両にでも取り付けることができる。
今回はスズキGSX250Rに装着してみたが、脱着はかなり簡単で、迷うことはないだろう。純正ミラーよりもずっしりとした重みがあり、リブを立てた意匠が施されるなど質感も高い。
純正との大きな違いは、フリーアングルでセットアップできること。純正は前後方向の開き角のみ調整可能だが、リブラ2はこれに加えて上下方向にもアームを振ることができる。さらに、鏡面だけを角度調整することもできるので、好みの位置を見つけやすい。
アームは純正よりも短めで、体格の大きなライダーだと真後ろがやや見にくい傾向になるが、その代わりに広角ミラーとなっており、劇的にと言うほどではないものの確実に広い視界を得られる。もちろん車検にも対応する鏡面サイズなので安心だ。
純正ではまれにミラーに歪みがあり、酔う原因になることもあるが、本製品はミラーの歪みがほどんどなく、景色をはっきりと識別できる。
実際に走ってみると、GSX250Rの場合は純正ミラーが大きめなこともあって視界の左右幅はそれほど変わらない印象だが、純正よりも縦幅があって奥行き感がつかみやすい。また、渋滞路で駐車車両をやり過ごす際には、左右の張り出しが減ったおかげで取り回しがしやすかった。
ミラーの取り付けベースには、さまざまな車種に対応するためのスペーサーも同梱されている。各種パッキンやボルト&ワッシャーも付属しているので、取り付けに困ることはないだろう。愛車をスポーティな外観にすることができ、広角で、かつ角度調整の自由度も増す。多くのライダーにカスタムの始めの一歩としておすすめできる、満足感の高いミラーだ。
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