モトサロンS1000RRカスタム【世界中から厳選されたパーツでスポーツ性と高級感を両立】

海外製の逸品パーツを扱うモトサロン(滋賀県)が、全身をカーボンで覆い尽くしたS1000RRを製作した。カウルやフレームカバーには、フルシックス(FULLSIX)社の製品を用い、ホイールにはロトボックス(ROTOBOX)社が誇る鍛造製法の「バレット(BULLET)」を装着している。
●文:宮田健一 ●写真:真弓悟史 ●BRAND POST提供:モトサロン
世界中から選りすぐられた高品質バーツを装着
「海外にはこんな製品もあったのか」イベントなどで世界中から選りすぐった高級パーツを日本のカスタマイズシーンに紹介しているモトサロン。このBMW S1000RRカスタムは、スロベニアに本社を持つ2ブランド・フルシックス(FULLSIX)とロトボックス(ROTOBOX)を核とした1台だ。
S1000RRモトサロンカスタム
まずフルシックス社は、製品にすべて強度の高いドライカーボンを用いる外装ブランド。今回の車両はカウルからフレームカバー、タンクに至るまで外装のほとんどを交換しており、いずれも現在販売中だ。同社はドゥカティなどへのOEM供給実績を持ち、フィッティングもピカイチだ。
一方、ホイールのロトボックスもなかなかユニーク。「カーボンに鍛造?」と聞き慣れないが、4輪用では人気の製法で、2輪への導入はこれが初。圧縮をかけられた高密度カーボンは強度が極限まで高められており、「バレット」では驚くほど薄いスポークが注目点だ。開発にはヤマハのレーシングチームYARTも協力し、こちらも信頼性の面では安心。軽さと驚きの強度をその目で確かめてほしい逸品だ。
ほかにも、イタリア・バルターモト(VALTER MOTO)の削り出しパーツやカナダ・ルイモト(LUIMOTO)の美しいシートカバー、スイス・スピードブレーキ(SPEED BRAKES)社のメッシュブレーキホース、それに日本のβチタニウムによるチタンボルト&アクスルシャフトといったものを、青色で揃えることにより全体の質感を高めている。
エンジンカバーは英国GBレーシング社の製品で、左右4点フルセットが5万3900円。グラスファイバー配合のエンジニアリングプラスチック製でFIMレギュレーションを通過。モトGPでも使われている。
バックステップはチタンヒールプレートのバルターモト製レースタイプ(9万200円)。ステップは可倒式だが止めネジで固定式としても使用可能。ポジションは9通りから選べる。
質感がグンと高まるルイモトのシートカバーは、その名の通り純正シートの上から被せてタッカーで留めるタイプの製品だ。写真はタックロールも入った上級版の「モータースポーツ」(2万3760円)。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。