
ゴルファーのために開発された画期的なウェアラブルギア「THERMO-GEAR BELT」が、クラウドファンディングサイトMakuakeで早期購入プロジェクトが始動中。ゴルフ用とはいえ、そのポテンシャルはライダーの快適性向上にも大きく貢献する可能性を秘めているぞ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:Makuakeプロジェクトページ
脇を冷やすことで全身を効率的にクールダウン
「THERMO-GEAR BELT」の最大の魅力は、なんといっても「冷暖対応デュアルペルチェ搭載」という点だ。一台で夏場の猛暑対策はもちろんのこと、冬場の厳しい寒さ対策もできてしまうのだ。
これは、季節を問わず気温の変化にさらされるライダーにとって、ありがたい仕様だ。夏の渋滞で熱気がこもりやすい腰回りや背中を集中冷却し、冬の高速走行で冷え切った身体の芯から温める。一台で年間を通して活躍してくれるというわけだ。
開発者によると、既存の空調ファン付きウェアやカイロでは満足できなかったゴルファーの悩みを解決するため、電気の力で瞬間的に温度を変える「ペルチェ素子」に着目したという。スイングの邪魔にならず、静かで、必要な場所をしっかりケアでき、どんなウェアにも合うデザインを追求した結果がこのベルトだというのだ。
こうしたゴルファーの欲する機能性は、ライダーにとってもうれしいところ。ライディングにおいて、集中力の維持は安全性に直結する。夏の暑さによる集中力の低下や、冬の寒さによる体のこわばりは、操作ミスに繋がりかねないからだ。
このベルトが体感温度を適切に調整し、集中しやすい環境を作り、体のこわばりを和らげ、スムーズな操作をサポートしてくれるというならば、それはまさにライダーのライディングパフォーマンス向上に直結するといっても過言ではない。
腰に装着するベルト型デバイスかつ、フック式でベルトの脱着が容易ということもポイントだ。腰以外にも気になる部分、たとえば冷えやすい膝裏や、熱がこもりやすい脇の下などをピンポイントでケアすることも可能というわけ。長時間のライディングでさまざまな部位に疲れや不快感を感じやすいライダーにとって、とてもありがたい機能だ。
「もう、暑さや寒さを理由に、楽しむことを諦めないでください」というメーカーのメッセージも、バイクに乗る喜びを最大限に味わいたいすべてのライダーにも響く。北海道札幌市で、四季の移り変わりと「都市と自然の調和」を活かして生まれたというこのギア。これからの季節におけるライディングを、より快適で安全なものに変えるよいアイテムとなりそうだ。
「THERMO-GEAR BELT」は2025年7月現在クラウドファンディングサイトMakuakeでプロジェクトが進行中。15%オフの1万6830円から購入可能となっているぞ。
unitement「THERMO-GEAR BELT」製品詳細
本体+ベルト
- 本体サイズ:縦17.5× 横34cm
- ベルトサイズ (片側):4cm 幅 最長約50cm 調節可能
- 対応ウエスト範囲:約54〜130cm
- カラー:BLACK / KHAKI
- 素材:ナイロン
- 重量:約150g
ペルチェデバイス
- 製品型番:FO25P-02
- 重量:約 150g
モバイルバッテリー
- 製品型番:RBT-03-RI
- サイズ:H17.5×W67×L104(mm)
- 重量:約165g
- 容量:3.85V/10,000mAh (38.5Wh)
- 定格容量:5V/6,100mAh (30.5Wh)
- 出力:USB-A 5V/3A 9V/2A 12V/1.5A
USB-C 5V/3A 9V/2.22A 12V/1.67A - 入力:USB-C 5V/3A 9V/2A 12V/1.5A
- 充電時間:約3時間 (PD対応アダプター) 約4.5時間 (5V/2Aアダプター)
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(バイク用品)
ワークマン公式アプリから先行予約、店頭受け取り限定で販売 まずはイージス防水防寒スーツの「リミテッドブラック」が欲しくてソワソワしている人のために、その予約方法をお伝えしよう。 ワークマンは9月1日([…]
ドゥカティを王者へと導くマシンを開発するピッロ選手のシグネチャーモデル 『F-17 Mips MICHELE PIRRO』は、MotoGPに参戦中の『ドゥカティ レノボ チーム』のテストライダーを務め[…]
ジョアン・ミル選手が今季着用中のシグネチャーモデルが登場! 『F-17 Mips JOAN MIR』は、’23年からレプソル・ホンダと契約してMotoGPを戦っているレーシングライダー、ジョアン・ミル[…]
最外層にカーボンファイバーを使ったX-Fifteenの最高峰モデルが登場! 積層させた炭素繊維を樹脂で固めたカーボンファイバー(CFRP)は、軽くて強い素材だ。そのため航空機やレーシングマシンに使われ[…]
GT-Air3のメカニズムにマッチするニューグラフィックモデルが登場 GT-Air3に追加される新しいグラフィックモデルは、多数のパーツを組み合わせて帽体を構成するような、メカニカルな模様が特徴だ。と[…]
最新の関連記事(夏の暑さ対策)
コンパクトながら高出力のペルチェ冷暖ベスト おたふく手袋の「冷暖ペルチェベスト JW-699」は、USB PD対応の2万mAhバッテリーを標準付属。psEマーク取得のバッテリーで、最大連続使用は冷却の[…]
高い接触冷感と吸汗速乾で夏を快適に 「JW-625」は、高い接触冷感と吸汗速乾機能を持つ素材「クロスクール」を採用。肌に触れた瞬間のひんやり感と、汗を素早く吸い上げ外へ逃がす効果で、蒸れにくく快適に過[…]
夏のライディングを快適にするCOOL仕様 「KBC03」は、エドウィンが長年培ってきた技術を活かし開発した、春夏シーズン向けのバイク専用デニムパンツです。最大の特長は、生地の裏側に接触冷感機能を持つナ[…]
暑さ対策は生地選びから! 先進繊維を備えた「氷撃α」 そもそも、ライダーが感じる「快適さ」とは何だろうか。暑い/寒い/ジメジメ/サラサラといった感覚は、衣服内の「温度・湿度・気流」が大きく関係している[…]
最先端技術「ペルチェ素子」がもたらす直接冷却 残暑といえどもまだまだ熱中症のリスクはある。夏の本当の敵は、肌表面の暑さより「深部体温」の上昇だ。そこで注目したいのが、体の“内側から”直接血液を冷やすと[…]
人気記事ランキング(全体)
ファン+ペルチェでダブル冷却 山善のペルチェ ベストは、外径約100mmの大型ファン(厚み約38mm)で風を取り込み、さらに内蔵のペルチェデバイスで空気やウェア表面を冷やす仕組みを採用。保冷剤用メッシ[…]
コンパクトながら高出力のペルチェ冷暖ベスト おたふく手袋の「冷暖ペルチェベスト JW-699」は、USB PD対応の2万mAhバッテリーを標準付属。psEマーク取得のバッテリーで、最大連続使用は冷却の[…]
MotoGPライダーのポテンシャルが剝き出しになったトップ10トライアル 今年の鈴鹿8耐で注目を集めたのは、MotoGPおよびスーパーバイク世界選手権(SBK)ライダーの参戦だ。Honda HRCはM[…]
最外層にカーボンファイバーを使ったX-Fifteenの最高峰モデルが登場! 積層させた炭素繊維を樹脂で固めたカーボンファイバー(CFRP)は、軽くて強い素材だ。そのため航空機やレーシングマシンに使われ[…]
派生機種を生んだ素性の良さ GS750/Eの実質的な生産期間は約3年。とはいえ、派生機種として登場したGS750G/GL、排気量拡大版のGS850Gは’80年代半ばまで生産を継続。この点については兄貴[…]
最新の投稿記事(全体)
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
ワークマン公式アプリから先行予約、店頭受け取り限定で販売 まずはイージス防水防寒スーツの「リミテッドブラック」が欲しくてソワソワしている人のために、その予約方法をお伝えしよう。 ワークマンは9月1日([…]
ドゥカティを王者へと導くマシンを開発するピッロ選手のシグネチャーモデル 『F-17 Mips MICHELE PIRRO』は、MotoGPに参戦中の『ドゥカティ レノボ チーム』のテストライダーを務め[…]
タイヤの内圧規定ってなんだ? 今シーズン、MotoGPクラスでたびたび話題になっているタイヤの「内圧規定」。MotoGPをTV観戦しているファンの方なら、この言葉を耳にしたことがあるでしょう。 ときに[…]
ジョアン・ミル選手が今季着用中のシグネチャーモデルが登場! 『F-17 Mips JOAN MIR』は、’23年からレプソル・ホンダと契約してMotoGPを戦っているレーシングライダー、ジョアン・ミル[…]
- 1
- 2