
スズキは、新型モデル「GSX-8T」および「GSX-8TT」を発表。このうちビキニカウルを装着したモデルはヤングマシンスクープ班により「GSX-8 Type-S」として以前から記事をお届けしていたが、実際の姿も往年のGS1000Sのカウル形状のエッセンスを取り入れたものだった。……つーことは、青×白のクーリーレプリカ・カラーも似合うんじゃない!?
●文/CG:ヤングマシン編集部
勝手に妄想、クーリーレプリカ!
スズキの『8』プラットフォームに新顔の「GSX-8T」と「GSX-8TT」が登場した。まずは欧州や北米で発売され、順次日本にも導入の見込みだ。
SUZUKI GSX-8T / 8TT[2025 model]
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この新型については以前ヤングマシン本誌でスクープ記事をお届けしたことがあり、その際には無印の「GSX-8」(ネイキッド)と「GSX-8 [Type-S]」(ビキニカウル付き)が登場するのではと予想した。
今回はこれらのうち、ビキニカウル付きの「GSX-8TT」(タイプSとしてスクープしたもの)に注目したい。結果的に案外遠くないところをスクープできたのではと思うが、スズキから正式発表されたニューモデルはもっと落ち着いたカラーリングで、角ばったカウルはカワサキ往年のZRX1200DAEGを彷彿とさせるようなイメージも……。
とはいえGS1000Sの形状をエッセンスとして取り込んでいるのは間違いなく、これならウェス・クーリーがAMAスーパーバイクで走らせたマシンのイメージを市販車に反映したカラーリング・通称“クーリーレプリカ”の出で立ちも似合うのでは、と思わずにいられない。
そんなこんなで勢い余って制作したのが今回のカラーリング提案CGだ。カワサキ「Z900RS」が伝説的なカラーリングをいくつか復刻し、カラーチェンジ毎に過去のモチーフから多くのパターンを展開してきたことを思えば、スズキが今後こんなカラーリングを検討することも……あったりするかも……? それはスズキのみぞ知るところだが、ここはヤングマシンらしい馬鹿企画とご笑納いただければ幸いです。
スクープ時に制作した予想CG:SUZUKI GSX-8 [Type-S]
燃料タンク形状やシートカウルなど実車と違う部分もあるが、往年のGS1000Sイメージを反映したカウル形状など、当たらずも遠からず。 ●イメージCG:SRD
モチーフはこちら、1979年のGS1000Sだ。ウェス・クーリー選手がAMAスーパーバイクで走らせたマシンのカラーリングを市販車に反映し、通称“クーリーレプリカ”と呼ばれた。のちにGSX400インパルス Type-S がこのカラーリングを再現(1994年)している。
実車のGSX-8TTをクーリーレプリカ仕様にしてみた
車体色を青×白にしただけだが、これが思いのほか良くフィットしている。こんな2027年モデルあるいは2028年モデル、あり得なくはない!?
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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