
ツーリング先でであった絶景や仲間との最高の思い出を写真に残したい。手持ちもいいけれど、こだわるなら三脚もほしいところだけど、ライダーにとってかさばる荷物はなるべく少なくしたいところだ。そこで役立つのが、クレジットカードサイズに折り畳めるスマホ三脚、「Pocket Tripod PROv2」。2025年6月現在、クラウドファンディングで先行販売中だ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:Makuakeプロジェクトページ
荷物にならない「究極の携帯性」が魅力!
なによりも特筆すべきなのは、そのコンパクトさと軽量さ。Pocket Tripod PROv2は、薄さわずか2.3mmと、クレジットカード2枚分程度。重さはたった11gということもあり、財布やポケットにスッキリ収まるため、ツーリング時に持ち歩いてもまったく負担にならない。
スマホの背面に貼り付けるタイプではないこともあり、外観を損ねることもなく、必要な時にサッと取り出して使えるぞ。荷物が余計に増えるといった心配は無用だ。
サイズからは想像できない抜群の安定感
都市部ならまだしも、田舎道や林道などツーリング先の絶景を撮影しようと思うと、必ずしも平坦な場所を確保できるわけではない。でもPocket Tripod PROv2なら大丈夫。米国・英国・中国で特許取得済みの「流体摩擦メカニズム」を搭載しており、前後それぞれ105度のシームレスな角度調整が可能なのだ。ゴツゴツした岩場や不安定な地形、傾斜のある場所でも安定して設置できるというわけ。
さらに、脚部がセパレート設計になっており、2つに分けて独立して調整できるため、接地面積を広げて安定性を高めている。スマホを約1.27cm浮かせて固定するので、地面の汚れや傷からスマホを守るのにも一役買う。アウトドアでの使用を考慮した設計なのだ。
どんなスマホでも、ケースつきでも使用可能
スマホやケースへの適合も気になるところ。Pocket Tripod PROv2なら特別なケースやMagSafeは不要で、付属の9種類のアダプターセットが付属しており、交換するだけでさまざまなスマホの厚さに対応できるのだ。ケースを付けていないスリムなスマホから、最大12.5mmの厚いケースまで、しっかりと固定できる。
しかも、アダプターにはスマホケースの段差をはめ込めるくぼみがあり、TPU(熱可塑性ポリウレタン)素材が使われているため、高摩擦でグリップ力が高く、スマホが傷つかないよう配慮されているのだ。
プロ機材とも連携!「拡張性」も魅力
Pocket Tripod PROv2は、単なるスマホ三脚では終わらない。標準的な1/4インチ-20規格のマウントインサートを搭載しており、手持ちのカメラギアやさまざまな撮影機材へもしっかりと固定できるのだ。
フルサイズの三脚やスライダーレール、カメラケージなどに取り付けが可能で、プロレベルの写真・動画撮影まで対応。バイクにGoProやアクションカムを付けているライダーなら、Pocket Tripod PROv2の利用で、撮影の幅がグッと広がるはずだ。ライトやマイク、スタンドにも接続できるため、撮影環境をさらに充実させることもできるぞ。
「痒い所に手が届く」機能ももりだくさん
さらに下記のようなお役立ち機能も実装されている。
高剛性と軽量さを実現するカーボンファイバー製フレーム
脚部にはカーボンファイバーが採用されており、必要な剛性を保ちながら軽量化を実現している。耐久性にも優れており、どんな天候での使用にも耐えられるよう設計されているというから、過酷なツーリング環境でも安心して使えるぞ。
オプションながら使いやすいBluetoothシャッターリモート
別売りのBluetoothシャッターリモートと組み合わせれば、離れた場所からでもシャッターを切れる。仲間との集合写真や、バイクを背景にしたセルフポートレートも、全体や全員が写り込んだ状態で簡単に撮影できるぞ。
こだわり派にうれしいノギス&グレーカード機能
サイズ計測カードが付属しており、そちらを使えばノギスとしてスマホ以外の物の厚みを測ることもできる。さらにこのカードの裏面は18%グレーカードになっており、ホワイトバランス調整にも使える。
携帯性、安定性、汎用性の高さを兼ね備えたPocket Tripod PROv2。ライダーのフォトライフを間違いなくワンランク上げてくれるアイテムを、ツーリングのお供に加えてみてはいかがかな。
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