
スズキは、原付二種スクーターの「バーグマンストリート125EX」のカラーリングを変更し、2025年6月6日に発売すると発表した。これまでの3色ラインナップがすべて刷新されるが、ブルー系、ホワイト系、ブラック系の組み合わせは大きくイメージを変えることなく新色に。価格はこのご時世に嬉しい据え置きだ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:スズキ
利便性を追求したリトル・バーグマン
アドレス125、アヴェニス125に続くスズキ最新世代の原付二種スクーターシリーズ・第3弾として2023年春に登場したのがバーグマンストリート125EX。初登場から2年が経過したことを受け、2025年モデルとしてニューカラーが登場する。
これまでのブルー系/ホワイト系/ブラック系のイメージから大きく変えることなくマットブルー、ホワイト、ブラックがそれぞれ新色に置き換わり、全3色のラインナップが刷新された。
バーグマンストリート125EXはSEP-αエンジンを搭載し、アヴェニス125&アドレス125よりも低回転トルクを重視した設定。アイドリングストップやスズキ二輪車初のサイレントスターターシステム、ワンプッシュでエンジン始動が可能なスズキイージースタートシステムなど充実した装備を誇る。
フル液晶メーターやエコドライブインジケーター、リヤキャリア、USB電源ソケット(5V2A)を備えたフロントボックス&インナーラック、ヘルメットホルダー2個を装備した容量21.5Lのシート下トランクスペース、シャッター付きキーシリンダーなどを採用して利便性を向上している。前後12インチタイヤを履くのもアヴェニス&アドレスとの違いで、コスパに優れながらラグジュアリーなスクーターに仕立てられている。
発売日は2025年6月6日、価格は据え置きの31万7900円。主要諸元はWMTCモード燃費が56.0km/L→53.8km/Lに、最大トルクが1.0kg-m/5500rpm→0.98kg-m/5250rpmとわずかに変わっている。
SUZUKI BURGMAN STREET 125EX[2025 model]
| 車名 | バーグマンストリート125EX |
| 型式 | 8BJ-EA23M |
| 全長×全幅×全高 | 1905×700×1140mm |
| 軸距 | 1290mm |
| 最低地上高 | 160mm |
| シート高 | 780mm |
| 装備重量 | 112kg |
| エンジン型式 | 空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ |
| 総排気量 | 124cc |
| 内径×行程 | 52.5×57.4mm |
| 圧縮比 | 10.3:1 |
| 最高出力 | 8.3ps/6500rpm |
| 最大トルク | 0.98kg-m/5250rpm |
| 始動方式 | キック・セルフ併用式 |
| 変速機 | Vベルト無段変速 |
| 燃料タンク容量 | 5.5L |
| WMTCモード燃費 | 53.8km/L |
| タイヤサイズ前 | 90/90-12 |
| タイヤサイズ後 | 100/80-12 |
| ブレーキ前 | φ190mmディスク+1ポットキャリパー |
| ブレーキ後 | 機械式リーディング・トレーリング(φ130mmドラム) |
| 乗車定員 | 2名 |
| 価格 | 31万7900円 |
| 車体色 | 青、白、黒 |
| 発売日 | 2025年6月6日 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(スズキ [SUZUKI] | 新型スクーター)
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
50ccクラスは16歳から取得可能な“原付免許”で運転できるほか、普通自動車免許でもOK バイクを運転するための免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大[…]
通勤からツーリングまでマルチに使えるのが軽二輪、だからこそ低価格にもこだわりたい! 日本の道に最適なサイズで、通勤/通学だけでなくツーリングにも使えるのが軽二輪(126~250cc)のいいところ。AT[…]
11/1発売:カワサキ カワサキ ニンジャH2 SX SE カワサキの最高峰スポーツツアラー「ニンジャH2 SX SE」の2026年モデルが、11月1日に発売された。スーパーチャージャー搭載のバランス[…]
新色パールレッドだけでなくホワイトとブラックも色味新たに スズキは、原付二種スクーターの「アヴェニス125」をカラーチェンジ。2022年の発売以来、初めての変更を受けるアヴェニス125だが、ニューカラ[…]
最新の関連記事(新型原付二種 [51〜125cc] | 新型スクーター)
Nプロジェクトを彷彿とさせる魅力的なデザイン スクエアX125最大の魅力は、その名の通り「スクエア(四角)」を体現した、垂直の箱型ボディだ。空気抵抗を減らすカウルを持つことが主流の現代のスクーターデザ[…]
シート下ラゲッジボックスは大容量37L ホンダは、高い実用性で人気の原付二種スクーター「リード125」のカラーリングに、日常に彩りを加える「キャンディーラスターレッド」と、上質感のある「バニラホワイト[…]
12/11発売:ホンダ スーパーカブ110/スーパーカブ110プロ/クロスカブ110 ホンダの原付二種ビジネス&レジャーモデル群、「スーパーカブ110」「クロスカブ110」などが12月11日に発売され[…]
通勤エクスプレスには低価格も重要項目! 日常ユースに最適で、通勤/通学やちょっとした買い物、さらにはツーリングも使えるのが原付二種(51~125cc)スクーター。AT小型限定普通二輪免許で運転できる気[…]
外観をスタイリッシュにリニューアルしたトリシティ125 前回のトリシティ300に続き、今回試乗を行うのも前2輪を持つLMWシリーズのトリシティ125。ちなみにLMWとは、リーニング・マルチ・ホイールの[…]
人気記事ランキング(全体)
火の玉「SE」と「ブラックボールエディション」、ビキニカウルの「カフェ」が登場 カワサキモータースジャパンは、ジャパンモビリティショー2025で世界初公開した新型「Z900RS」シリーズについてスペッ[…]
16日間で211万着の「メディヒール」が物量攻勢で復活 ワークマンが展開するPBリカバリーウェア「MEDIHEAL(メディヒール)」シリーズが、いま爆発的なヒットを記録している。2026年、秋冬商戦に[…]
ライバルを突き放す90°Vツインと高剛性に低重心の新次元を構築! ヤマハRZ250の切り開いた2スト復活劇から、レーシングマシンのレプリカブームへとエスカレートさせたのは、1983年のスズキRG250[…]
経済性と耐久性に優れた素性はそのままに、ブレーキ性能を向上 ホンダはタイで、日本仕様のキャストホイール+ABSとは別ラインになっているスーパーカブ110(現地名:スーパーカブ)をマイナーチェンジ。新た[…]
アドベンチャールックは伊達じゃない! 大型バイザーの恩恵 まず目を引くのが、オフロードテイストを感じさせる大型ピークバイザーだ。これは単なるファッションではない。 直射日光を遮る“ひさし”としての機能[…]
最新の投稿記事(全体)
日本発のトランスフォーマブル・バイク「タタメルバイク」 タタメルバイクは、日本のものづくりの精神と、自由な発想が融合して生まれた「持ち運べるパーソナルモビリティ」だ。最大の特徴は、その名の通りの折り畳[…]
〈1978年3月〉SR400[2H6]/500[2J3]:ロードスポーツの原点 1976年に発売したオフロードモデルのXT500のエンジンとフレームをベースに、トラディショナルなロードスポーツとして登[…]
何でもありルールに世界のメーカーが飛びついた WRCグループBカテゴリーは1982〜86年まで続いたラリー競技。レース好きならご存じの通り、レギュレーションはほぼ「何でもあり」的なニュアンスでした。レ[…]
レーサーポジションでもツーリングするカルチャーを育んだGSX-R1100! 1985年、サーキット最速を目指した新世代の油冷エンジンに超軽量なアルミ製ダブルクレードルのスーパースポーツ・GSX-R75[…]
タフネスと優しさを両立した水冷エンジン「シェルパ450」 インド北部にそびえるヒマラヤ山脈は、ロイヤルエンフィールドにとって、ひいてはインド人にとって、いつでも憧れの旅路だ。そんな憧憬が表れているモデ[…]
- 1
- 2











































