
本格的な春の到来とともに、新生活スタートの時期でもある4月。バイク業界ではどんなニュースに注目が集まっていたか、WEBヤングマシンの記事アクセスランキングとともに、深堀りしてみよう。集計期間は2025年4月1日から4月30日までだ。
●文:ヤングマシン編集部
1位:直4ネオクラシックZ400RS最新情報/予測まとめ
ホンダの新型CB400も待ち遠しいが、2025年の400ccクラスでは、直4としてニンジャZX-4Rで先行するカワサキにも注目したいところ。4Rをベースとするヘリテイジネイキッド・通称Z400RSの姿がぜひとも見たい。そのスペックや姿を予想した記事だ。
77psの史上最強ヨンヒャクがベース車となれば、ルックスだけでなくその走りにも注目が集まる。となれば走行性能をより高めた、高級サス装備の上級バージョンの設定もありえる!
角Zやゼファー系のスタイルも噂されているが、当メディアでは兄貴分Z900RSやZ650RSのようなZ1/2スタイルを有力視している。
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
2位:ハンドルの端っこに付いている鉄の塊って何のため?
ハンドルバーの端っこに付いていいて、黒く塗られていたりメッキ処理がされていたりする部品。これはおもに鉄製のおもりで、ハンドルバーウエイトと呼ばれている。400ccクラスから上の排気量帯のバイクで採用例が多いが、なんのためにあるかといった疑問に答えた記事だ。
シンプルにいえば振動対策だ。とくに、エンジンの振動がライダーの手に伝わるのを低減させるのがおもな役割。エンジンの振動は、回転を上げるほど、また排気量が大きいほど強くなり、ハンドルバーを握るライダーの手をシビレさせたり、疲れの元になったりする。
また、強すぎる振動はとくにフロントの挙動を感じ取るのにも邪魔になる。これをどのように低減するのかは、バイクの開発でけっこう重要なのだ。
振動の低減って言われるけど、何の振動? ハンドルバーの端っこに付いていいて、黒く塗られていたりメッキ処理がされていたりする部品がある。主に鉄でできている錘(おもり)で、その名もハンドルバーウエイト。4[…]
3位:白バイ隊員のジェットヘルメット使用には理由あり!
安全性の高さを鑑みれば、ヘルメットはフルフェイス一択というライダーも多いことだろう。しかし、公道の安全を守る白バイ隊員が身につけているのは、なぜかジェットヘルメット。そのなぜについて、元白バイ警官の宅島奈津子さんが解説した記事。
まず白バイ隊員の業務には、駅伝やマラソンの先導をしたり、皇族や外国からの要人等の身辺警護で先導したり、交通安全運動等のイベントを行うこともある。そういった際に、フルフェイスで口元まで覆われていると威圧感を与えてしまうのだ。そのため、表情がきちんと見えるジェットが適しているというわけだ。
また白バイ乗車時は必ず、無線機を装着している。無線機はヘルメットに取り付けてあり、耳で聞くだけでなく、当然発信もするため、フルフェイスだと声が通りにくいうえに話すことさえ困難なのだ。
フルフェイスが万能というわけでもない ライダーにとって必需品であるヘルメット。みなさんは、どういった基準でヘルメットを選んでいますか。安全性やデザイン、機能性等、選ぶポイントはいろいろありますよね。 […]
4位:『クルーザー』に乗り換えたとき感じること5選!
愛車を選ぶ際、これまでと違うタイプのバイクに乗りたいと考えるライダーもいるだろう。そのとき、選んだ先に何が待っているのかを知っておくと、より自分に合ったバイクを手に入れることができるかもしれない。オンロードモデルやアドベンチャーから『クルーザー』に乗り換えたらどうなるのかについて解説した記事だ。
低くドッシリ構えたクルーザーは、小排気量帯では乗りやすさが際立ち、街乗りやツーリングにもおすすめ。大排気量帯になると重厚なモデルが増え、街乗りにはちょっと持て余すようになるが、その代わりにロングツーリングでは無類の快適性を味わえる。
ちなみに大排気量クルーザーはUターンが大変なイメージもあるかもしれないが、足着きのよさを生かせば車重や大柄な車体からイメージされるそれよりは怖くない。慣れれば低重心を生かしてスルッと安定した小回りもできるようになる…かも?
足着きがいい! クルーザーは上半身が直立したライディングポジションのものが主流で、シート高は700mmを切るケースも。アドベンチャーモデルでは片足ツンツンでも、クルーザーなら両足がカカトまでベタ付きと[…]
5位:5分でできる「タイヤ皮むきテクニック」
タイヤ交換時に必要とされる「タイヤの皮むき」。滑らないように少しづつバンク角を深くしていく・・・といっても、その時に滑ったら怖い上に、ゆっくり走ってタイヤの端まで使うなんて芸当難しすぎまるというもの。そこでこの記事では「走らないでタイヤの皮むきできちゃうテクニック」を紹介した。
新品タイヤの離型剤を洗い流すという目的だけなら、研磨剤を含むクレンザーで洗うという手があるものの、どうせ「研磨剤」を使うならいっそのこと「研磨材」そのものの「研磨パッド」を使うのがおすすめだ。
番手#320の研磨パッドに食器用洗剤をつけて、タイヤを洗い、水をかけて洗い流してから乾かすと、タイヤの真ん中から端っこまで均一にマットな状態になるぞ。
タイヤの皮むきの必要性 「タイヤを新品に交換したらやるべき」とされているタイヤの皮むき。具体的にどのような必要性があるのかというところから、話を始めたいと思います。 新品タイヤの表面には、製造時に使わ[…]
6位:ホンダ新型CB400最新情報/予測まとめ
2024年から追い続けているホンダのCB400スーパーフォアの後継モデル、新型CB400。2025年のモーターサイクルショーでもその姿は確認できなかったが、日に日に新型への期待は高まるばかりだ。そこでこの記事では、現時点で判明している情報をまとめてお伝えした。
ホンダ新型「CB400」 偉い人も“公認”済み ホンダ2輪の総責任者である二輪・パワープロダクツ事業本部長が、ホンダ新ヨンヒャクの存在をすでに認めている。発言があったのは、2024年7月2日にホンダが[…]
7位:50cc原付バイクおすすめ12選!
学科試験のみで取得できる原付免許、または普通自動車免許でも運転できる50cc=原付一種クラスのバイクは、スクーター系とホンダ カブ系に大別できる。現在新車で買える国産50ccは、クラッチレバー操作が不要なモデルばかりだ。この記事では、原付一種の魅力とビジネス向けを除くおすすめ50ccバイクを紹介した。
50ccクラスは16歳から取得可能な“原付免許”で運転できるほか、普通自動車免許でもOK バイクを運転するための免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大[…]
8位:ダックス125とモンキー125は似ているようで違う!
ホンダの原付二種ラインナップは百花繚乱の充実を見せていて、17インチホイールのカブ系から12インチのダックス125、モンキー125、グロム、さらには価格幅も豊富なスクーターと選び放題だ。この記事では、似ているようでかなり違う、2024年にニューカラーが登場したダックス125モンキー125を比べてみた。ざっくりいえば、人とつながるダックス125、ソロで楽しいモンキー125といったところ。
ダックス125[45万1000円] vs モンキー125[45万1000円]はどう違う? ホンダの原付二種リバイバルシリーズは、先駆けとなったモンキー125に続きスーパーカブC125、CT125ハンタ[…]
9位:ホンダ「NT1100P」のディテールに迫る
2025年3月28日(金)~30日(日)にかけて、東京ビッグサイトで開催された「第52回東京モーターサイクルショー」。そこでは警視庁のブースが設けられており、各種白バイの展示も行われてた。なかでも来場者の注目を集めていたのが、ホンダのNT1100をベースとした新型の白バイ「NT1100P」。ヤングマシンでは、それに先行して北米仕様向けをスクープ済み。この記事では、当時の仕様をふまえつつ、日本仕様との差異をレポートした。
初公開の海外向けNT1100白バイ仕様がほぼ日本仕様だった 2024年11月に、ホンダが2輪メディア向けの編集長ミーティングで公開していたのが、白バイ仕様のNT1100海外向けモデル「NT1100P」[…]
10位:AT限定免許で乗れるマニュアル原付二種8選!
AT小型限定普通二輪免許で乗れる原付二種のうち、スクーターを除いたアンダーボーンスタイル/モーターサイクルタイプのバイクを紹介した記事。クラッチレバー操作不要なことがAT限定の条件だが、「それでもマニュアルシフト操作を楽しみたい!」という欲張りな要望を叶えてくれる、“カブの操作系”を持つ8車を集めて解説した。
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
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