スズキのWGPライダー、フランコ・ウンチーニをしてWGP250レーサーと勘違いさせるほどの外観と高性能を誇った。大きなカウルに包まれた別体式メーターとセパハンが、いかにもレーシーだ。特筆すべきはタコメーター。3000rpmから刻まれており、それ以下では指針が作動しない。6500rpm以降で本領を発揮するスパルタンな特性を物語っている。
1980年代に巻き起こったバイクブーム、およびその源流となった2ストレーサーレプリカブーム。ここでは、レプリカブームの代名詞的モデルとも言えるスズキRG250Γ(ガンマ)について振り返ろう。※本記事はヤングマシン特別号 青春単車大図鑑からの転載です。 目次 1 スズキRG250Γ(ガンマ):レーサーそのものの仕様に大歓喜2 そして「レプリカブーム」に完全に火を付けた3 スズキRG250Γの系譜 ス […]








































