
全日本ロードレース選手権 Rd.1『もてぎ2&4レース』が4月19日(土)・20日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催されますが、レースの予想をより面白くするアプリがあるのをご存じでしょうか? スポーツ予想アプリ『なんドラ』の予想企画を、JSB1000クラス初戦の展望とあわせてお届けします。
●文:ヤングマシン編集部(風間ナオト) ●写真:なんでもドラフト/モビリティランド ●外部リンク:なんでもドラフト/モビリティリゾートもてぎ
アプリで『もてぎ2&4レース』決勝を予想してプレゼントをGETしよう!
モーターサイクルロードレースの国内最高峰、全日本ロードレース選手権 Rd.1『もてぎ2&4レース』が、4月19日(土)・20日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催されます。
今回のレースは4輪のスーパーフォーミュラと併催のため、JSB1000クラスのみ開催となりますが、シーズンの行方を占う初戦となるだけに、レースファンのみならず、バイク好きなら見逃せません。
『なんドラ』の操作画面はこんな感じ。
ロードレース専門誌出身の筆者も今から展開を予想してワクワクしていますが、実は予想をより面白くする『なんドラ』ってアプリがあるんです。
株式会社なんでもドラフトが運営する『なんドラ』は、その名前の通り、さまざまなスポーツの勝敗や特定選手の活躍などを予想するサービス。
先だって同じくモビリティリゾートもてぎで行われた『PRE-TEST “Round ZERO”』で、『なんドラ』は初のモータースポーツ予想を実施。好評を受けて、今回『もてぎ2&4レース』を対象とした予想企画を再び開催します。
予想の締切は4月20日(日) 12:55までで、JSB1000決勝レースでTOP3に入る選手の予想と関連クイズに回答し、獲得ポイント1位となった方に上位3選手の直筆サイン入りポスターがプレゼントされます。
『なんドラ』では、予想の順位に応じて、必ず獲得できるポイントを貯めて、カタログギフトの中から好きなギフトと交換できる他、協賛社提供のギフトが順位に応じてさらにプレゼントされる予想もあるので、メジャーリーグやプロ野球、Jリーグ、映画の興行収入などなど、いろいろな予想を引き続き、楽しんでみても良いでしょう。
5大メーカーがガチ対決! ドゥカティの水野とヤマハの中須賀が本命×対抗?!
水野涼は2024年の『もてぎ2&4レース』で、史上初となる外国メーカー優勝を達成した。
早速、アプリをダウンロードといきたいところですが、ここで有力選手を少し紹介していきましょう。
最注目なのは、もてぎでの『PRE-TEST “Round ZERO”』で1分47秒221の総合トップタイムを記録した水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)。
2024年は、チーム率いる加賀山就臣がドゥカティと直接交渉して供給を受けたファクトリースペックのパニガーレV4Rを駆り、ランキング3位。国内サーキットのデータが不足していたのか、すぐに優勝という訳にはいきませんでしたが、8月の『もてぎ2&4レース』で優勝。ストップ&ゴーのレイアウトとパワフルなパニガーレV4Rの相性も考えると、今回の本命といえそうです。
ヤマハ創立&レース活動70周年、中須賀克行は13回目の全日本チャンピオンを目指す。
対抗となるのは、驚異のV12チャンピオン、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)か。
『PRE-TEST “Round ZERO”』では3番手タイムにとどまりましたが、これは初めてウィングレットが装着された2025年型YZF-R1(WSBKでは2024年の後半から)のセッティングを煮詰めることに集中し、タイムアタックを行わなかったためだそう。
安定したペースを刻み、決勝で強さを発揮するのが絶対王者スタイル。ヤマハ創立&レース活動70周年最初のレースで、幸先良いスタートを切りたいところでしょう。
2024年4月の『スーパーバイクレースinもてぎ』レース1。中須賀はレース終盤に水野を捉え、優勝を手にした。
大穴はホンダ陣営の野左根か? BMWやスズキ・CNチャレンジも注目の存在
野左根航汰は全日本復帰後の初勝利を虎視眈々狙う。
大穴に挙げたいのは、野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)。
2024年の最終戦『スーパーバイクレースin鈴鹿』で全日本復帰後初の表彰台に立った勢いそのままに、『PRE-TEST “Round ZERO”』で2番手のタイムをマーク。乗り慣れたヤマハからMoto2を経てホンダ2年目の2025年は、8戦中7勝し、JSB1000のタイトルを獲得した2020年のような爆発力を見せてくれそうな予感です。
世界で勝った実力者の長島は優勝争いに絡めるのか?
同じホンダ陣営では、長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)からも目が離せません。
ブリヂストン優位の中、3年計画で“勝てるタイヤ”を実戦開発しながらの参戦ですが、2024年3月開催の『鈴鹿2&4レース』でポールポジションを獲得するなど、世界で勝った経験も持つその実力はいまだにピカイチ。ダンロップは低い気温に強いといわれており、決勝レース当日の気候によっては十分ダークホースになり得るでしょう。
他にも2024年のWSBKチャンピオンマシンと同じスペックのエンジンを積む、BMW M1000RRで走る浦本修充(AutoRace Ube Racing Team)、鈴鹿8耐を見据えてスポット参戦する“ミスター8耐”こと高橋巧(Honda HRC Test Team)、こちらも鈴鹿8耐に向けてのスポット参戦となる津田拓也(Team SUZUKI CN CHALLENGE)も要注目の存在。
中須賀のYZF-R1、水野のパニガーレV4R、浦本のM1000RR、高橋のCBR1000RR-R、津田のGSX-R1000Rの5台は、いずれもいわばファクトリースペック。5大メーカーがガチンコ対決する『もてぎ2&4レース』は、見どころ満載(!)です。
Team SUZUKI CN CHALLENGEの津田拓也、Honda HRC Test Teamの高橋巧は、鈴鹿8耐を見据えてのスポット参戦(写真は2024年の鈴鹿8耐。Team SUZUKI CN CHALLENGEのライダーはエティエンヌ・マッソン)。
参加方法を確認して、奮って予想してみよう!!
【対象レース】
4月20日(日) 2025 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ Rd.1 もてぎ2&4レース
開催クラス:JSB1000
会場:モビリティリゾートもてぎ(栃木)
【予想内容】
決勝のTOP3に入る選手は誰?
上記に加えてクイズが2問
【予想締切】
4月20日(日) 12:55 まで
【ギフト】
1位:上位3選手のサイン入りポスター
※該当者複数の場合は抽選
【参加方法】
- 『なんドラ』アプリをダウンロードし、アカウントを作成(DL・アカウント作成無料)
※ゲストログイン機能で、アカウント作成前でも予想参加可能 - ランクドラフト一覧から該当のドラフトをクリック
- 予想を全て答えて「ドラフトに参加」をクリック(参加費無料)
- 全ての結果が確定後、結果発表をアプリ内の「参加結果」で発表
- 賞品当選者にはアプリ内の「お知らせ」にて通知
貯まったアプリ内ポイントは、海外往復航空券やスポーツ用品、観戦チケットなどの豪華賞品と引き換え可能。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(レース)
ウエットレースで痛恨の転倒 2025年5月24日・25日に宮城県スポーツランドSUGOで開催された全日本ロードレース第2戦、SUPERBIKE in SUGO。JSB1000以外のクラスにとってはこれ[…]
難しい路面状況を利用して前に出る 悔しい開幕戦の途中リタイアから約1か月、全日本ロードレースの第2戦が5月下旬、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。 第1戦のモビリティリゾートもてぎでは序盤5周[…]
スーパーストックTTではCBR1000RR-Rが勝利 シニアTTの中止によって、2025年のマン島TTは6月6日に行われた、スーパーストックTTレース2、サイドカーTTレース2、スーパーツインTTレー[…]
7回目のTTで平均速度175km/h超え 2017年からマン島TTに参戦し、今年で7回目のTTを迎えた山中選手はスーパーツインTT(650~700cc2気筒)に出場。6月3日に行われたレース1(3周を[…]
水野涼は転倒負傷、鈴鹿8耐に間に合うか?! アッという間に6月ですなぁ。鈴鹿8耐に参戦するチームは、今週、来週のテストに向けて準備に追われているところです。全日本ロードレース選手権は、まだ2戦しか終わ[…]
最新の関連記事(スマホ/アプリ)
ポイント1:ホルダー背面のエアバッグが高周波振動を効果的に除去 “振動対策”は、バイクにスマートフォンをマウントする際の大きな課題だ。 スマホの地図アプリが街乗りやツーリングで便利なことが知られ、20[…]
着脱の快感を生む「ピタッ」&「カチッ」を実現する独創的なデュアルロック 今や街乗りでもツーリングでも、すべてのバイクの必須アクセサリーといっても過言ではないスマートフォンホルダー。バイク用ナビやスマー[…]
外れて落下するのは論外。だが外れにくくて不便なこともある!? 目的地を示す地図アプリはもちろん、音楽を聴いたりインカムを使ったり、ツーリング中の思い出を記録するために写真を撮影する際にも、何かと重宝す[…]
SRS-001 スマートライドモニターAIO-5Lite:バイク専用設計なので利便性が抜群! スマホとモニターをBluetoothなどの無線で接続し、スマホをバッグやジャケットのポケットに入れたまま手[…]
KUSHITANI COFFEE BREAK TRAVEL HUNT クシタニより、ツーリングアプリ”RISER”を使ったチャレンジの第2弾として、全国の指定したスポットを巡ってスタンプを集めるイベン[…]
人気記事ランキング(全体)
Z1、GPz900R、Ninja ZX-9Rから連なる“マジックナイン”の最新進化系 カワサキは、948cc並列4気筒エンジンを搭載したスーパーネイキッド「Z900」および上級モデル「Z900 SE」[…]
涼しさの心臓部。それは「素材」と「構造」の魔法的組み合わせ うだるような暑さと、じっとりと肌にまとわりつく湿気。毎年繰り返されるこの季節に、多くの人が少しでも快適に過ごせる服を探し求めている。そんな中[…]
『Wheels and Wavesフェスティバル』にカスタムマシン×11車を展示 6年目を迎えたHondacustoms(ホンダカスタムズ)、過去にはCB1000Rやレブル、CL250/CL500、モ[…]
左右2本出しマフラーやベルトドライブ、6速ミッションも採用 ヒョースンモータージャパンは、水冷124.7cc・V型2気筒エンジンを搭載したクルーザーモデル「GV125Xロードスター」を発売する。 挟み[…]
アメリカは”英国車マニア”多し! この1956年製MGAはご覧の通り左ハンドルで、最初から北米仕様だったもの。そもそも、アメリカは英国車マニアが数多く存在しており、1950年代どころか1930/194[…]
最新の投稿記事(全体)
ドリームはホンダ初の本格バイク 1947年のA型からプロトタイプのB型(1948年)、エンジンに加え自転車フレームも初めて自社製としたC型(1949年)を経て1949年8月に登場したのがドリームD型と[…]
K-2439 フルメッシュロングジャケット:スタイルと機能を両立するツーリングジャケット 腰までしっかりと覆う安心感のあるロング丈でありながら、後襟から袖口へ流れるように入ったラインデザインと、ウエス[…]
機能豊富なマルチパーパスフルフェイスのシールドを外した、さらに身軽なフォルム 『TOUR-CROSS V』は、アライヘルメットが’23年6月に発売したマルチパーパスヘルメットだ。高速走行時の空気抵抗を[…]
Z1とともに、CB750Fourを挟み撃ちするねらいで生まれた、Z1ジュニア=Z650 公害やマスキー法、オイルショックなどが社会問題として声高に叫ばれ始めた1970年代、カワサキは2サイクルのマッハ[…]
大和ハウスグループが手がけたD-Wash 愛車を長持ちさせるためにも、大切にしたい「洗車」という作業。 汚れの放置はサビや各部品の劣化が進むことにもつながるし、洗車をしながら、緩んでいるボルトやパーツ[…]
- 1
- 2