
カワサキモータースジャパンは、令和2年排出ガス規制に適合した並列2気筒エンジンを搭載するネイキッドモデル「Z400」にニューカラーを設定し、2025年モデルとして4月26日に発売すると発表した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
ニンジャ400と同日発売のストリートファイター
カワサキモータースジャパンは、Z250と共通の車体に398ccの並列2気筒エンジンを搭載し、タイヤをラジアルに換装したストリートファイター「Z400」の2025年モデルを発表。ニューカラーとして登場したのは、グレー系ボディにグリーンフレームという組み合わせだ。
Z400は、ニンジャ400シリーズと共通のエンジン&車体のネイキッドスポーツ。カワサキ自身はこれをスーパーネイキッドとし、五感を刺激する乗り味と「Sugomi」デザイン、「Sugomi」パフォーマンスを標榜している。
ABSやヘルメットロックは標準装備。シート下にはオプションのETC2.0車載器やカワサキシャックルロック2が収納可能だ。なお、主要諸元に変更はなく、価格は+2万2000円の74万8000円になった。
KAWASAKI Z400[2025 model]
KAWASAKI Z400[2025 model]メタリックスパークブラック×メタリックムーンダストグレー
車名 | Z400 |
型式 | 8BL-EX400L |
全長×全幅×全高 | 1990×800×1055mm |
軸距 | 1370mm |
最低地上高 | 145mm |
シート高 | 785mm |
キャスター/トレール | 24.5°/92mm |
装備重量 | 166kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 398cc |
内径×行程 | 70.0×51.8mm |
圧縮比 | 11.5:1 |
最高出力 | 48ps/10000rpm |
最大トルク | 3.8kg-m/8000rpm |
始動方式 | セルフスターター |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 14L |
WMTCモード燃費 | 25.7km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 110/70R17 |
タイヤサイズ後 | 150/60R17 |
乗車定員 | 2名 |
価格 | 74万8000円 |
発売日 | 2025年4月26日 |
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新型小型二輪 [251〜400cc] | 新型ネイキッド)
筑波サーキット向けにカスタム中 「X350ウィズハーレー編集部号」は、2024年12月現在、サーキット、とくに筑波サーキットでタイムを削るためのカスタムを進めている。過去、全日本選手権に出場し、筑波サ[…]
ブランニュー色はライトグレーのボディにライトブルーのホイール ヤマハが「MT-25」「MT-03」の2025年モデルを発表。YZF-R25&R3と同様にシートまわり&テールカウルが変更されたほか、アシ[…]
エンジンもシャーシも一気に時代が進む 第1回の記事では、新型CB400がトータルバランス路線を取り、77psを発揮するカワサキZX-4Rのような高性能路線には踏み込まない…という情報に対し、プロは「バ[…]
バランス重視キャラでコストと性能を両立か 「カワサキとの真っ向勝負は避けるとしても、出力的に70ps程度は出してくるだろう。フレームは軽量化のため、ダイヤモンド型を採用する可能性が高い」 ヤングマシン[…]
車検のある機種は熊本製作所で作る? 新開発の400cc4気筒エンジンを搭載し、CB400スーパーフォアの後継機として、開発中のホンダ新型CB400。WEBヤングマシンでの注目度もとても高く、2025年[…]
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
125ccのMTバイクは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)[…]
Z1から11年を経た”新基準”【カワサキGPz900R】 カワサキが水冷6気筒のZ1300を発売したのは1979年だったが、この頃からすでにZ1系に代わる次世代フラッグシップが模索されていた。 Zに改[…]
カワサキが提案する、クリーンでファンな未来のパワーユニット=2スト! 世界中から注目を集める大阪万博。この巨大イベントはまさに国家プロジェクトだが、このイベントにカワサキが出展。 そのカワサキブースの[…]
石油危機で消えたポストZ1候補2台目はロータリーエンジン 1970年代初頭、ロータリーエンジンは一般的なレシプロエンジンよりも低振動でよりフラットなトルクカーブとスムーズなパワーデリバリーが実現できる[…]
カワサキ エストレヤ ファイナルエディション[2017] 試乗レビュー 四半世紀売れ続けたロングセラーモデル レーサーレプリカブーム最盛期の1989年、懐古的なスタイルのゼファー(400)をリリースし[…]
人気記事ランキング(全体)
2005年に新しいフラッグシップとして東京モーターショーに出現! 2005年の東京モーターショーに、スズキは突如6気筒のコンセプトモデルをリリースした。 その名はSTRATOSPHERE(ストラトスフ[…]
フルフェイスが万能というわけでもない ライダーにとって必需品であるヘルメット。みなさんは、どういった基準でヘルメットを選んでいますか。安全性やデザイン、機能性等、選ぶポイントはいろいろありますよね。 […]
Mio MiVue M802WD:記録に特化したベーシックモデル 「いつも安全運転に徹しているし、自分が事故やアクシデントに遭遇することはない」と信じていられるほど、現実世界は甘いものではない。万が一[…]
日本に存在する色とりどりの特殊車両たち 警察車両である白バイ以外にも取締りや犯罪抑止のためのオートバイが存在しています。それは、黒バイ、青バイ、赤バイ、黄バイと言われる4種のオートバイたち。意外と知ら[…]
Z1から11年を経た”新基準”【カワサキGPz900R】 カワサキが水冷6気筒のZ1300を発売したのは1979年だったが、この頃からすでにZ1系に代わる次世代フラッグシップが模索されていた。 Zに改[…]
最新の投稿記事(全体)
V12モデルのエッセンスを凝縮、伝統と未来を結びつけるデザイン 「CAR DESIGN AWARD」は、自動車デザインの進化に貢献したプロジェクトを表彰する賞であり、1984年に創設された。審査は自動[…]
125ccのMTバイクは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)[…]
高回転まで伸びるエンジン、フレンドリーな乗車姿勢 日本ではまだ馴染みがないかもしれないが、中国のCFMOTOはヨーロッパやアメリカなど先進国を含め、グローバルな展開を行っている二輪メーカーだ(そのほか[…]
画期的だったスズキの油冷エンジン 1983年のRG250Γ(ガンマ)、翌年のGSX-R(400)でレプリカブームに先鞭をつけたスズキは、1985年にGSX-R750を発売。いよいよ大型クラスに進撃を開[…]
もしものクマ襲撃に備える 強力な熊撃退成分を配合した「フロンティアーズマン マックス ベアスプレー」は、高圧ガスで12mの長距離噴射を実現。バイクツーリングはもとより、サイクリング/トレッキング/キャ[…]
- 1
- 2