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スズキのアッパーミドル・ツインスポーツ「GSX-8R」2025年モデル発表! 価格改定で3/14発売

スズキ|GSX-8R|2025年モデル

スズキは、ネイキッドスポーツのGSX-8Sの派生モデルとして2024年に発売したフルカウルスポーツ「GSX-8R」を価格改定し、2025年3月14日に発売すると発表した。270度クランク&クロスバランサー装備の並列2気筒エンジンは8Sと同スペックで、トラコンやクイックシフターも標準装備だ。


●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:スズキ

楽なポジションと優れた電子制御で扱いやすいオールラウンダー

スズキ最新の775cc並列2気筒エンジンを搭載するモデルとして4機種目にあたる「GSX-8R」が、登場から1年経って価格改定を受けた。

兄弟モデルはネイキッドのGSX-8S、アドベンチャー系のVストローム800、同800DEと個性豊かな面々だが、コイツはフルカウルを装備したオールラウンドスポーツモデル。GSX-8RのベースモデルはGSX-8Sで、スチール製フレームやアルミ製スイングアーム、270度クランク&クロスバランサー装備の並列2気筒エンジンは基本的に8Sと同スペックだ。

スリップ&アシスト機能を持つスズキクラッチアシストシステム(SCAS)や発進時に回転を少しだけ上げてサポートしてくれるローRPMアシストに加え、双方向クイックシフトシステム、3段階+OFFのスズキトラクションコントロールシステム(STCS)、3段階に設定可能なスズキドライブモードセレクター(SDMS)といった先進装備も継承する。

一方で、前後サスペンションは8SのKYB製からSHOWA製に改められており、フロントにはSFF-BP倒立フロントフォークを採用。リヤショックには7段階に調整可能なプリロードアジャスターを備える。

ハンドルバーはセパレートタイプだがライディングポジションはさほど前傾がきつくなく、ストリートで扱いやすい設定。カウルは面積を抑え気味にしてエンジンの露出を大きめにとったもので、六角形デザインのモノフォーカスLEDヘッドライトは8SやVスト800系と共通だ。

価格は従来から5万5000円アップの119万9000円で、カラーバリエーションは3色とも従来型から変更なし。

SUZUKI GSX-8R カラーバリエーションとスペック

SUZUKI GSX-8R[2025 model]トリトンブルーメタリック(YSF)

SUZUKI GSX-8R[2025 model]マットソードシルバーメタリック(QKA)

SUZUKI GSX-8R[2025 model]マットブラックメタリックNo.2(YKV)

車名GSX-8R
型式8BL-EM1AA
全長×全幅×全高2115×770×1135mm
軸距1465mm
最低地上高145mm
シート高810mm
装備重量205kg
エンジン型式水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
総排気量775cc
内径×行程84.0×70.0mm
圧縮比12.8:1
最高出力80ps/8500rpm
最大トルク7.7kg-m/6800rpm
変速機常時噛合式6段リターン
燃料タンク容量14L
WMTCモード燃費23.4km/L(クラス3、サブクラス3-2、1名乗車時)
タイヤサイズ前120/70ZR17
タイヤサイズ後180/55ZR17
ブレーキ前油圧式ダブルディスク
ブレーキ後油圧式シングルディスク
価格119万9000円
青、銀、黒
発売日2025年3月14日
 

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