
ホンダは、日本でもっとも売れているスクーターの「PCX」および「PCX160」の外観を一新し、2025年モデルとして2月6日に発売すると発表した。LED灯火器類のデザインが一新され、メーターの装飾に変更を受けている。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ホンダ
大容量ラゲッジボックスやスマートキーシステム、USB-Cなど充実装備は継承
ホンダは、原付二種スクーター「PCX」および軽二輪スクーター「PCX160」にマイナーチェンジを施し、2025年モデルとして発表。主な変更点は外観デザインで、前まわりでは新形状のヘッドライトの採用やメーターの装飾変更、シルバーのハンドルカバーを新採用した。また、リヤまわりでは発光部を新デザインとしたテールランプを採用し、スタイリング全体をアップデートしている。
PCXおよびPCX160は、原付二種クラスおよび軽二輪クラスのスクーターとしてそれぞれ販売台数トップを堅持してきたベストセラーモデル。シート下スペースの容量30Lのラゲッジボックスやスマートキーシステム、USBタイプC充電ソケットといった利便性を高める装備は新型も変わらず継承している。
新型になったPCX/PCX160は、都会的な印象の「マットスターリーブルーメタリック」、エレガントな印象の「パールスノーフレークホワイト」、精悍な印象の「パールマゼラニックブラック」、洗練された印象の「パールジュピターグレー」の全4色ラインナップだ。
HONDA PCX[2025 model]
HONDA PCX[2025 model]マットスターリーブルーメタリック
HONDA PCX160[2025 model]
HONDA PCX160[2025 model]パールジュピターグレー
PCX / PCX160 のスペック
通称名 | PCX | PCX160 |
車名・型式 | ホンダ・8BJ-JK05 | ホンダ・8BK-KF47 |
全長×全幅×全高 | 1935×740×1125mm | ← |
軸距 | 1315mm | ← |
最低地上高 | 135mm | ← |
シート高 | 764mm | ← |
装備重量 | 133kg | 134kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク 単気筒SOHC4バルブ | ← |
総排気量 | 124cc | 156cc |
内径×行程 | 53.5×55.5mm | 60.0×55.5mm |
圧縮比 | 11.5:1 | 12.0:1 |
最高出力 | 12.5ps/8750rpm | 15.8ps/8500rpm |
最大トルク | 1.2kg-m/6500rpm | 1.5kg-m/6500rpm |
始動方式 | セルフ式 | ← |
変速機 | 無段変速式(Vマチック) | ← |
燃料タンク容量 | 8.1L | ← |
WMTCモード燃費 | 47.7km/L(クラス1、1名乗車時) | 44.9km/L(クラス2-1、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 110/70-14 | ← |
タイヤサイズ後 | 130/70-13 | ← |
ブレーキ前 | 油圧式ディスク(ABS) | ← |
ブレーキ後 | 油圧式ディスク | ← |
価格 | 37万9500円 | 46万2000円 |
車体色 | 青、灰、白、黒 | ← |
発売日 | 2025年2月6日 | ← |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ホンダ [HONDA] | 新型スクーター)
トラコン装備で330ccの『eSP+』エンジンを搭載するタフなスクーター シティスクーターらしい洗練されたスタイリングと、アドベンチャーモデルのエッセンスを高次元で融合させ人気となっているのがADVシ[…]
Honda CUV e:(2025) Hondaが「2050年カーボンニュートラル社会の実現」に向けた取り組みの一環として進めている、2輪車の電動化。その歴史は1994年の「CUV-ES」から始まり、[…]
125ccクラス 軽さランキングTOP10 原付二種は免許取得のハードルも低く、手軽に楽しめる最高の相棒だ。とくに重要なのは「軽さ」だろう。軽ければ軽いほど、街中での取り回しは楽になるし、タイトなワイ[…]
ゴールド×イエローのリヤサスペンション、リムステッカー、フロアパネルが輝く! タイホンダお得意のコラボモデルが登場だ! 今回発表されたのは、プレミアムサスペンションのトップブランドとして君臨する「オー[…]
ピカイチの快適性を誇り、タンデムユースも無理ナシ ようやく全日本JーGP3の開幕戦が近づいてきて(記事制作時)、最近はバイクに乗るトレーニングもスタート。 筋力が増えたことで、これまで苦手だった車種で[…]
最新の関連記事(新型原付二種 [51〜125cc] | 新型スクーター)
Honda CUV e:(2025) Hondaが「2050年カーボンニュートラル社会の実現」に向けた取り組みの一環として進めている、2輪車の電動化。その歴史は1994年の「CUV-ES」から始まり、[…]
125ccクラス 軽さランキングTOP10 原付二種は免許取得のハードルも低く、手軽に楽しめる最高の相棒だ。とくに重要なのは「軽さ」だろう。軽ければ軽いほど、街中での取り回しは楽になるし、タイトなワイ[…]
LCDメーターがTFTにグレードアップ、外観も一新! リーニングマルチホイール=LMW採用の原付二種/軽二輪スクーターとして独自の地位を築いているヤマハの「トリシティ125」「トリシティ155」がマイ[…]
9/10発売:スズキ アドレス125 まずはスズキから、原付二種スクーターの定番「アドレス125」がフルモデルチェンジして登場だ。フレームを新設計して剛性を高めつつ軽量化を実現し、エンジンもカムシャフ[…]
シグナスシリーズ、20年の歴史を背負うニューフェイス 以前は空冷エンジン搭載のコンパクトな原付二種スポーツスクーターとして人気を博した「シグナスX」だが、水冷の新世代「シグナス グリファス」に交代した[…]
人気記事ランキング(全体)
新設計の502cc・4気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ ホンダは、中国で開催された重慶モーターサイクルショーにて4気筒エンジン搭載の新型モデル「CBR500Rフォア(CBR500R FOUR)[…]
BOAフィットとfuzeGELで安定&衝撃吸収 「ウィンジョブ CP306 BOA」はダイヤル操作で締め具合を調整するBOAフィットシステムを採用し、甲まわりをムラなくホールドできます。衝撃緩衝材とし[…]
伝家の宝刀「V4」搭載のキング・オブ・クルーザー エックス ディアベルといえば、マッシブなクルーザーとして「素の」ディアベルとはひと味違った走り、満足感が得られると評判のモデルでした。 新型は、今やド[…]
裏地には90周年モデル限定カラー 1935年の創業から、絶えず革ジャンを作り続けてきた株式会社カドヤが、90周年という節目を迎える今秋、ブランドの歴史を象徴しつつ現代のライディングシーンに応える、特別[…]
ポケットに収まる高洗浄力! これがケルヒャークオリティだ 林道ツーリング後の付着しまくった泥やロングツーリングでこびりついた虫の死骸。海沿いを走った後のベタつく潮風…。バイク乗りにとって、汚れと洗車は[…]
最新の投稿記事(全体)
東京ビッグサイトのような会場が熱気に包まれる 日本のお隣であり、スクーターが一大人気を誇ることでも知られる台湾にて例年開催されている「台湾モーターサイクルショー」を取材してきたのでレポートをお届けした[…]
雨も汚れも、もう怖くない! 洗えるレザーグローブ登場 バイカー向けレザーウエアなどを製造・販売するデグナーから、洗えるウインターレザーグローブ「WG-57」と「WG-58」が登場した。レザーの風合いと[…]
小排気量にフレームからリヤフェンダーが別体化してスーパースポーツだけの前後18インチ! 1964年、ホンダは最もポピュラーだった90ccクラスに画期的なバイクをリリースした。 その名もCS90。当時は[…]
2022年モデルのZ1000以来、自然吸気のフラッグシップ“Z” 2014年に「Sugimi」デザインを初めて導入したスーパーネイキッド「Z1000」が排気量を増して帰ってきた! 並列4気筒エンジンを[…]
250ccクラスは16歳から取得可能な“普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は全部で7種類ある。原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制[…]
- 1
- 2