ヤマハはインドネシアで、「R15M コネクテッド/ABS」および「R15コネクテッド」のニューカラーを発表した。日本仕様にない上級仕様のR15Mやスマホ連携機能などもあり、アジア圏の人気クラスにふさわしいラインナップだ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
可変バルブシステム搭載のエンジンや倒立フォークなど装備も豪華
ヤマハモーターインドネシアは、水冷単気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ「R15(日本名;YZF-R15)」シリーズの2024年モデルを発表した。
上級仕様の「R15M」はコネクテッド/ABSの名を、R15にはコネクテッドの名を冠し、新色として前者はアイコンパフォーマンス、後者にはテックブラックをラインナップ。従来からあるR15のアイコンブルーおよびアグレッシブグレーは継続販売される模様だ。
従来から採用しているスマートフォン接続可能なのモノクロ液晶メーターやバイファンクショナルLEDヘッドライト、φ37mm倒立フロントフォーク+片押し2ポットキャリパーといった装備は変わらない。エンジンは可変バルブ機構のVVAやアシスト&スリッパークラッチを、電子制御まわりではトラクションコントロールシステムやクイックシフター、ABSを引き続き搭載する。
なお、現地価格はR15Mが4482万5000ルピア(日本円換算約40万7000円・8/7現在)、R15が4017万5000ルピア(約36万7000円)
日本仕様のYZF-R125やYZF-R15に今回のR15の新色が反映されるかは不明だが、これまでのカラーバリエーションはインドネシアやタイと共通だったので、導入の可能性は低くないだろう。ただし、R15Mのほうについて導入される可能性はなさそうだ。
YAMAHA R15 Connected / R15M Connected ABS[2024 Indonesia model]
主要諸元■全長1990 全幅725 全高1135 軸距1325 最低地上高170 シート高815(各mm) 車重137kg(R15M=140kg)■水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 155.09cc 19.3ps/10000rpm 1.5kg-m/8500rpm 変速機6段 燃料タンク容量11L■タイヤサイズF=100/80-17 R=140/70-17 ※諸元はインドネシア仕様
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