ホンダは、ネオスポーツカフェの末弟モデル「CB125R」をマイナーチェンジし、2024年モデルとして4月25日に発売すると発表した。新色の青を設定したほか、黒も配色を変更。メーターはフルカラーTFTになった。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ホンダ
シュラウドは全カラーでダーク調に
2021年モデルで新たにDOHC4バルブエンジンを採用したCB125Rが、さらなる魅力アップを果たした。ホンダが発表した2024年モデルは、CB1000Rから継承した5インチTFTフルカラーディスプレイを新採用したほか、左手側のスイッチには十字キーのように4方向操作ができる新形状が与えられている。
メーターには燃料計や時計、瞬間/平均燃費、燃料消費量表示機能などが集約され、表示レイアウトはバー/サークル/シンプルの3タイプから選択可能。背景色はホワイト/ブラック/自動から設定できる。さらに、ギアポジションやエンジン回転数に応じて点滅周期を変化させ、シフトタイミングを知らせるシフトアップインジケーター機能や、任意の回転数で点滅設定が行えるタコメーターピークホールド機能も備えている。
新色として「キャンディーカリビアンブルーシー」が設定され、従来からある色名の「マットガンパウダーブラックメタリック」もシュラウドやホイール、フロントフォークをブラックアウトし、新鮮な印象に仕上げた。
エンジンは15ps/10000rpmを発揮し、欧州発表値では最高速度105km/h、0-200m加速11.3秒を実現。足まわりには、SHOWA製φ41mmセパレートファンクション・ビッグピストン(SFF-BP)倒立フロントフォーク、フロントφ296mmフローティングディスクと組み合わされたラジアルマウント4ピストンキャリパー、IMU制御のABSなどを従来型から継承。リヤブレーキはφ220mmディスクを採用する。フレームはチューブラートレリス構造で、スイングアームは異形断面の鋼板だ。
灯火類はフルLED、10L燃料タンクは46.8km/LのWMTCモード燃費と掛け合わせて約470kmの航続距離を確保する。
価格は従来から5万5000円アップの52万8000円となった。
CB125R のカラーバリエーションとスペック
通称名 | CB125R |
車名・型式 | ホンダ・8BJ-JC91 |
全長×全幅×全高 | 2040×820×1055mm |
軸距 | 1345mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 815mm |
装備重量 | 130kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 124cc |
内径×行程 | 57.3×48.4mm |
圧縮比 | 11.3:1 |
最高出力 | 15ps/10000rpm |
最大トルク | 1.1kg-m/8000rpm |
変速機 | 6段リターン |
燃料タンク容量 | 10L |
WMTCモード燃費 | 46.8km/L |
タイヤサイズ前 | 110/70R17 |
タイヤサイズ後 | 150/60R17 |
ブレーキ前 | φ296mmディスク+4ポットキャリパー |
ブレーキ後 | φ220mmディスク+1ポットキャリパー |
価格 | 52万8000円 |
車体色 | 青、黒 |
発売日 | 2024年4月25日 |
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