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【3/6】世界GP王者・原田哲也のバイクトーク Vol.104「日本メーカーがここまで支配し続けてきたことが異常であり偉業」

日本メーカーは、ロードレース世界選手権の最高峰クラスにおいて1974年から2006年まで32年連続でチャンピオンを獲得してきた。写真左は1974年のベルギーGPにて、同年ヤマハでチャンピオンになったジャコモ・アゴスティーニだ。前年は故フィル・リードがMVアグスタでチャンピオンを獲得し、1958年から16連覇を決めていた。日本メーカーが初めてチャンピオンを獲得したのは1961年、ホンダで250ccクラスを走ったマイク・ヘイルウッドだった。写真右は、2007年に日本メーカーの連続タイトル獲得を阻止したドゥカティのケーシー・ストーナー。翌2008年から2021年も日本メーカーのライダーが勝っている。