
読者による投票でその年のベストバイクを選出する企画”マシン オブ ザ イヤー”。’98年から開設され、例年ドゥカティの旗艦スポーツが常勝してきた外国車部門だが、近年は’20でS1000RR、’21でM1000RRとBMWの台頭を許した。しかし今回はドゥカの頂点SSが’19以来の返り咲きだ。10位圏内では空冷スポーツスター系に注目。約70年もの歴史に幕を降ろし、別れを惜しむ票が集まった。
●まとめ:沼尾宏明 ●写真:YMアーカイブス
1位:ドゥカティ パニガーレV4シリーズ 111票/981票【トリプルスコアに迫る圧倒的支持】
モトGP直系のV4ユニットを積む俊敏イタリアンスーパースポーツ。’18の登場から部門2連覇した後、王座から遠ざかるも見事に復活した。メーカーとしてはこれで驚異の通算21勝目だ。
【’22 DUCATI Panigale V4S】■水冷4ストV型4気筒DOHC4バルブ 1103cc 215.5ps/12.6kg-m ■195.5kg シート高850mm 17L
読者の声【性能も外観も憧れのマシン!】
- 世界最強スーパースポーツ!(三重Y・I)
- モトGPでの活躍やモータースポーツの歴史を踏まえたレプリカであることやカッコ良さから選びました(東京T・S)
- 見た目がセレブ!(北海道M・T)
- やはり憧れです(福岡Y・I)
2位:BMW M1000RR 44票【前回王者の公道レーサー】
S1000RRをベースに全身を徹底チューンした直4スーパースポーツで、スーパーバイク世界選手権にも参戦中だ。’23でさらに戦闘力を上げたがパニガーレにもR仕様が追加され、次回も激戦必至か!?
【’22 BMW M1000RR 50Years M】■999cc 212ps/11.52kg-m ■192kg
読者の声【万人が認めるスペシャル感!】
- 今の最高技術がここにあるを体現するバイクと思いました(北海道Y・S)
- Mが付く特別な1台(大阪Y・E)
- パワー、スタイルが抜群です(兵庫Y・K)
- 凄い!(埼玉H・I)
3位:ドゥカティ モンスター/+ 34票【スポーツネイキッド代表格に熱視線】
’93年の初代から快速ネイキッドとして有名のモンスター。’21で水冷ツイン+アルミフレームに刷新され、人気がV字回復している!
【’22 DUCATI Monster/+ 】■937cc 111ps/9.5kg-m ■188kg
読者の声【迫力の外観&トルク!】
- 昔憧れたバイクの最新型(兵庫Y・O)
- 低速が非常に安定し乗りやすい(東京T・O)
- マッチョ感があるのにヒラヒラ走れる感じが良い(神奈川N・S)
- 圧倒的な迫力!!(岡山S・K)
4位 ハーレーダビッドソン スポーツスター1200 33票【惜別の声が多数、走りも高評価!】
【’22 HARLEY DAVIDSON Sportster 1200 Final Edition】■1202cc ―ps/9.79kg-m ■252kg
読者の声
- 最後の空冷スポスタ(大阪I・U)
- 現在所有しておりハーレーの中では取り回しやコーナリングが自分好み(山梨Y・T)
- デザインとエンジンのドコドコ感が良い(新潟T・Y)
5位 BMW S1000RR 27票【高性能なのに乗りやすい!】
【’22 BMW S1000RR】■999cc 207ps/11.5kg-m ■200kg
読者の声
- 痺れるエキゾーストノート(京都S)
- 非常に乗りやすいにも関わらず、牙を向くととんでもないスーパーバイク(滋賀R・N)
- 外車といえばこれという偏見がある(東京M・H)
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(マシン オブ ザ イヤー[MOTY])
【第1位】ホンダ モンキー125:49票 チャンピオンに輝いたのは、現代に蘇ったホンダのかわいい”おサルさん”です! 初代は遊園地用のファンバイクとして、1961年に誕生しました。以来長く愛され、20[…]
【第1位】カワサキ Z900RSシリーズ:181票 1000-751cc(大型二輪)クラスでのチャンピオンにも輝いた、Z900RSシリーズが2冠を達成です! やはりその人気は高いものがありますね。登場[…]
【第1位】カワサキ Z900RSシリーズ:181票 やはりと言うべきか、本クラス堂々のチャンピオンに輝いたのはZ900RSシリーズです。ヤングマシンでもスクープを継続的にお送りした後、2017年の東京[…]
【第1位】スズキ SV650/X:110票 ツウにも根強く愛される、スズキのSVが王座に輝きました。もはや貴重となってしまった国産V型2気筒エンジンを搭載するミドルネイキッドは、”ザ・バイク”とも言え[…]
【第1位】カワサキ ニンジャZX-25R SE/KRTエディション:65票 ニーゴー界の最強にして唯一無二の4気筒・カワサキ ニンジャZX-25Rがチャンピオンに輝きました。2万rpmまで刻まれたタコ[…]
最新の関連記事(新型バイク(外国車/輸入車))
快適性向上、簡易ナビ/USB-Cを標準装備! ロイヤルエンフィールドから新型「ハンター350{HUNTER 350)」が登場! 日本で総輸入発売元を務めるピーシーアイが新型を発表するとともに、価格や発[…]
通勤からツーリングまでマルチに使えるのが軽二輪、だからこそ低価格にもこだわりたい! 日本の道に最適なサイズで、通勤/通学だけでなくツーリングにも使えるのが軽二輪(126~250cc)のいいところ。AT[…]
通勤からツーリング、サーキット走行まで使えるカウル付き軽二輪スポーツ 日本の道に最適といえるサイズ感や、通勤/通学からツーリングまで使える万能さが軽二輪(126~250cc)の長所。スクーターやレジャ[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc 400ccクラスは、普通二輪免許を取ってから間もないビギナーも選ぶことができる排気量帯で、16歳から乗ることができる。 そんな400cc[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
人気記事ランキング(全体)
半クラッチは熱膨張で繋がる位置が変わる! ほんとんどのバイクは、エンジンのシリンダーよりちょっと後ろに丸い膨らみがある。これがクラッチ。 丸い膨らみの中には、エンジンのパワーを発生するクランクシャフト[…]
通勤からツーリングまでマルチに使えるのが軽二輪、だからこそ低価格にもこだわりたい! 日本の道に最適なサイズで、通勤/通学だけでなくツーリングにも使えるのが軽二輪(126~250cc)のいいところ。AT[…]
日本映画史の記憶に残り続ける『トラック野郎』シリーズ第1作 『トラック野郎 御意見無用』は、1975年に公開された鈴木則文監督による日本映画。東映製作/配給の『トラック野郎』シリーズの記念すべき第1作[…]
直4&丸目。王道のジャパニーズネイキッドスタイル 直列4気筒エンジンの存在感を際立たせつつ、丸1眼ヘッドライトとオーソドックスな外装。CB1000Fコンセプトのスタイルは、往年のエフらしさを漂わせつつ[…]
そもそも「過給機」とは 世界最大規模の2輪車ショーといわれるEICMA(ミラノショー)。2024年11月に開催された同ショーにおいて最大級の注目を集めたのは、ホンダが初公開した電動過給機付きV型3気筒[…]
最新の投稿記事(全体)
“グリーン”と“無事かえる”で繋がる両者の魅力 「かえるのピクルス」は、ナカジマコーポレーションが生み出したオリジナルキャラクターで、1994年の誕生以来、その愛らしい姿と「always smile」[…]
ライディングポジション関連を変更。実用性もアリ!! 基本構成はCB1000ホーネット譲りだが、各部のパーツは専用品が多い。とくに注目すべきはスマートキーだ。ホーネットでは物理キーを鍵穴に挿し込む一般的[…]
スポーティ&ファッショナブルなブルー系が登場 ヤマハのスポーツ・ヘリテイジ(伝統・遺産)を標榜するXSRシリーズ。スーパースポーツやネイキッド」といった従来のカテゴリーを越え、レトロな外観やその背景の[…]
250A1、350A7に続く最速チャレンジャー真打ち登場!! 1966年に250ccA1サムライで、先行していたホンダCB72、ヤマハYDS3、スズキT20の性能を上回り、次いでボアアップした338c[…]
廉価&シンプルなハイブリッドシステムで燃費性能を向上! ヤマハモーターインディアは、15年以上にわたってシリーズ累計150万台以上を販売してきた人気モデル「FZ-S」の最新モデルとして「FZ-S Fi[…]
- 1
- 2