
タイでホンダのクラシック系125を専売するカブハウス(CUB HOUSE)は、「ダックス ST125(日本名:ダックス125)」の2023年モデルをベースとした限定車「ダックス タミヤリミテッドエディション」を発表した。この青、もしかして次期ニューカラーとして日本にも……?!
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
タミヤの星のマークが付いていると、よくできたプラモと勘違いしそうになるとかならないとか
1/1スケールの玩具として家に飾っておくにはうってつけ! ……と思いきや実車のタミヤ仕様、その名は「DAX TAMIYA LIMITED EDITION(ダックス タミヤリミテッドエディション)」。コラボレーションによるスペシャルモデルが盛んな、タイホンダの仕業である。
このメタリックなブルーは1969年に初登場したときの「ダックスホンダ ST50/70エクスポート」を彷彿とさせるもので、手前みそながらヤンマシスクープ班として2023年以降に登場する次期ニューカラーとして採用されるのでは、との情報を掴んでいたカラーリングにもよく似ている。
写真はダックス ST50 エクスポート。1969年9月1日に“しゃれたデザインの、まったく新しい2輪車”として発売された。「簡単に着脱できるフロント部分、折りたたみ式のハンドルとステップ、横にしても洩れないガソリンタンクなど独自の機構で、乗用車のトランクにも入るコンパクトサイズ。玄関先などの狭い場所への格納も容易です。長いホイールベース、巾の広いタイヤ、低い重心、楽に両足がつけるシート位置など、すば らしい操縦安定性と徹底した安全機構をもっています。」と謳われた。 ●当時価格:6万6000円(ST50)/6万9000円(ST70)※当時は消費税なし
1969年式のブルーはもっとシンプルな色だったが、新しくメタリック系のブルーを採用した「ダックス タミヤ」は、台数こそ明示されていないものの限定発売されるとのこと。専用のマフラーヒートガードやエンブレム、スペシャルなホーンカバー、ホイールリムステッカーなどを装備し、ベース車両の8万4900バーツ(日本円換算約32万8000円・3/29現在)に対し9万9900バーツ(約38万5000円)のプライスタグが付けられている。
そんなスペシャルダックスを日本でも買えたら嬉しいけど、青のニューカラー登場も期待してますよ、ホンダさん!
DAX TAMIYA LIMITED EDITION[2023 Thai model]
DAX TAMIYA LIMITED EDITION[2023 Thai model]
マシン概要が記載されるカタログ。
タミヤカラーのヘルメットもラインナップするぞ!
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
あなたにおすすめの関連記事
現行版の初期出荷分は予約満杯。逃した人は次を狙え! 発売予定が延期されるなど、ファンをやきもきさせたホンダ ダックス125も、2022年9月よりようやくデリバリーが始まった。 その現行版、車体色として[…]
結論から言おう。新生ダックス125はずばり買いだっ! ダックス愛好家にとって今年は記念すべき年になりましたね。125ccエンジンを引っさげて「ダックス125(ST125)」として復活しました~! この[…]
艶消しグレーをベースにメッキパーツとエンブレム、専用ロゴを配置 かつてホンダの空冷DOHCレーサーが“ミッキーマウスエンジン”と呼ばれた縁なのか(たぶん違うけど)、ディズニーとホンダのコラボレーション[…]
“カバン”とか“キタコ”とか……ステキ! タイホンダが展開するディーラー「カブハウス(CUB HOUSE)」は、ホンダ125ccの「クラシックウイングシリーズ」を専門に販売し、カスタムも積極的に行って[…]
11月29日にタイで開幕したバンコクモーターエキスポにて物見遊山的な取材を敢行! その中でファンにはたまらない特別仕様のマシンが発表されていたのでお伝えしたい。ホンダ モンキー125の「ドラゴンボール[…]
最新の関連記事(ダックス125)
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
ダックス125[45万1000円] vs モンキー125[45万1000円]はどう違う? ホンダの原付二種リバイバルシリーズは、先駆けとなったモンキー125に続きスーパーカブC125、CT125ハンタ[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり[…]
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり[…]
最新の関連記事(新型原付二種 [51〜125cc])
ひと目でEVとわかる先進的なスタイリング こちらが今回発表された「CUV e:」! Hondaはこれまで、EVバイクとしてパーソナル向けに原付一種の「EM1 e:」を市販化していますが、CUV e:は[…]
【本田技研工業 電動事業開発本部 二輪・パワープロダクツ電動事業開発統括部 CUV e: LPL(開発責任者) 後藤香織さん】2006年入社。以来一貫して2輪車開発に従事し、おもに車体設計としてEV-[…]
2025年秋以降に登場予定の最新ハイブリッドスクーター レトロポップなスタイリングの原付二種スクーターが、市販予定車として大阪モーターサイクルショーに登場した。その名も「Fazzio(ファツィオ)」は[…]
徳島藍染に昭和プリン、千草に霧桜だと?! ヤマハモーター台湾は、レトロポップな125ccスクーター「ビノーラ」をモデルチェンジ。「Newtro Fashion(ニュートロ・ファッション)」のコンセプト[…]
パワフルで坂道も得意、実用的な原付二種EV 2023年のジャパンモビリティショーでコンセプトモデル「SC e: Concept」として参考出品されていたものが車名を「CUV e:」と改め、2025年6[…]
人気記事ランキング(全体)
カワサキ500SSマッハⅢに並ぶほどの動力性能 「ナナハンキラー」なる言葉を耳にしたことがありますか? 若い世代では「なんだそれ?」となるかもしれません。 1980年登場のヤマハRZ250/RZ350[…]
マーヴェリック号の燃料タンク右側ステッカー エンタープライズに配属された部隊 赤いツチブタは、「アードバークス」の異名を誇る米海軍「第114戦闘飛行隊(VF-114)」のパッチ。1980年代には第1作[…]
※この記事は別冊モーターサイクリスト2010年11月号の特集「YAMAHA RZ250伝説」の一部を再構成したものです。 ヤマハ RZ250のエンジン「2ストロークスポーツの純粋なピーキー特性」 ヤマ[…]
カラーバリエーションがすべて変更 2021年モデルの発売は、2020年10月1日。同年9月にはニンジャZX-25Rが登場しており、250クラスは2気筒のニンジャ250から4気筒へと移り変わりつつあった[…]
公道モデルにも持ち込まれた「ホンダとヤマハの争い」 1980年代中頃、ホンダNS250Rはヒットしたが、ヤマハTZRの人気は爆発的で、SPレースがTZRのワンメイク状態になるほどだった。 しかしホンダ[…]
最新の投稿記事(全体)
カワサキW800(2017) 試乗レビュー この鼓動感は唯一無二。バイクの原点がここに 1999年2月に発売されたW650は2009年モデルを最後に生産を終了。その2年後の2011年、ほぼ姿を変えずに[…]
旧車の開発に使われた”鉱物油”にこだわる 1992年に創業した絶版車ディーラーのパイオニア・ウエマツ。販売だけでなく、整備にも徹底して力を注いできた同社がそのノウハウをフィードバックし、旧車に特化した[…]
インパクト大なシリーズ初カラー 現代的ストリートファイターのMT-09をベースに、アルミタンクカバーなど金属の質感を活かした専用外装などでネオレトロに仕上げられた1台であるXSR900。3種のパワーモ[…]
イベントレース『鉄馬』に併せて開催 ゴールデンウィークの5月4日、火の国熊本のHSR九州サーキットコースに於いて、5度目の開催となる鉄フレームのイベントレース『2025 鉄馬with βTITANIU[…]
ロングツーリングでも聴き疲れしないサウンド 数あるアドベンチャーモデルの中で、草分け的存在といえるのがBMWモトラッドのGSシリーズ。中でもフラッグシップモデルのR1300GSは2024年に国内導入さ[…]
- 1
- 2