
ホンダは、「第39回 大阪モーターサイクルショー2023」、「第50回 東京モーターサイクルショー」、「第2回 名古屋モーターサイクルショー」に、国内初公開となる2機種を含む合計38台(予定)の二輪車を出展すると発表した。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:Hondaモーターサイクルショー2023 特設サイト
「XL750トランザルプ」と「EM1 e:」を本邦初公開!
いよいよ開催まであと一週間に迫ったモーターサイクルショー。シーズンの皮切りは、3月17日に開幕する「第39回 大阪モーターサイクルショー2023」だ。そこでは日本初公開となるニューモデルや、正式発表までカウントダウン状態の注目モデルが一挙に展示される。
ホンダは、国内初公開となる「XL750トランザルプ」「EM1 e:」の2モデル、市販予定車の「CL250」「CL500」、そして発売されたばかりの「レブル1100T」などをはじめとした計38車を出展すると発表した。すでに海外で発表された内容などで記事をお届けしているが、実車を目にすることができるのは多くの日本人にとってこれが初めてだ。
また、ホンダは「Hondaモーターサイクルショー2023」特設サイトを展開しているほか、ブースのテーマは「HondaGO BIKE LAND」とすること、そして「HondaGO」各種サービスも紹介するとしている。
主な出展モデル(以下リリースより)
市販予定車
・XL750 TRANSALP(日本初公開)
「日常短距離での扱いやすさと、休日の長距離、高速走行時の快適性」、「舗装路での軽快性と未舗装路の走破性」、「冒険心を掻き立てる豊富で充実した装備」を高い次元でバランスさせることを目指し開発されたモデルで、アドベンチャースタイルに防風性能と空力性能を高次元でバランスさせた大型フェアリングを採用。また、常用域では扱いやすく高回転域ではパワフルな特性を持つ水冷・4ストローク・OHC・4バルブ・754cm3直列2気筒エンジンを搭載しています。
XL750 TRANSALP(日本初公開)
・EM1 e:(日本初公開)
EM1 e:は、交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」1個を動力用バッテリーに採用した原付一種の電動スクーター。充電済みのモバイルパワーパックに交換することで、充電されるのを待つことなく走行が可能になります。
EM1 e:(日本初公開)
・CL250
「Express Yourself」をキーワードとし、ライダー自身を引き立たせ、多様なライフスタイルにあわせて気軽に楽しめるモーターサイクルを目指し開発されたモデルで、力強さと軽快な走りをイメージさせるスクランブラースタイルの車体に、扱いやすい出力特性の水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・単気筒249cm3エンジンを搭載しています。
CL250
CL500
市販車
・Rebel 1100 T
Rebel 1100に長距離走行時の快適性に配慮しライダーへの走行風をやわらげる大型フロントカウルと、車体後部の両側に積載時の利便性を高めるサドルバッグを標準装備。スタイリッシュなデザインと利便性を兼ね備えた専用装備により、快適なロングツーリングに対応したモデルです。
REBEL 1100 T Dual Clutch Transmission
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
あなたにおすすめの関連記事
できたてホヤホヤのプロトタイプ登場!【ホンダ CL250/CL500】 ホンダより新たに登場するCL250/500。この“CL”という車名は、'62年に登場したCL72をはじめ、いずれもオンロード車を[…]
スポーティさもマシマシ! 精悍なスタイルに変身だ【ホンダ CL250】 CL250に純正アクセサリーパーツを装着して、スクランブラーとしてのオフロードイメージを大きく高めたカスタム例。パーツを個別に見[…]
ホンダ二輪のカーボンニュートラルに向けた第一歩 今年の9月にホンダは「2025年までに全世界に10車種以上の電動二輪車を投入する」と発表したが、ホンダEM1 e:はその皮切りとなる電動スクーターで、同[…]
「レブル1100T」は1色、「レブル1100」は2色の設定 ホンダは、海外で先行発表されていた「レブル1100(REBEL 1100)/デュアルクラッチトランスミッション(DCT)」のニューカラーおよ[…]
タイで始まったと思ったら日本でも!! カワサキモータースタイランドが3月22日の第44回バンコクモーターショーでのニューモデル×3車公開を予告するティーザーを開始したのは3月5日。これに続き、カワサキ[…]
最新の関連記事(ホンダ [HONDA])
直4&丸目。王道のジャパニーズネイキッドスタイル 直列4気筒エンジンの存在感を際立たせつつ、丸1眼ヘッドライトとオーソドックスな外装。CB1000Fコンセプトのスタイルは、往年のエフらしさを漂わせつつ[…]
そもそも「過給機」とは 世界最大規模の2輪車ショーといわれるEICMA(ミラノショー)。2024年11月に開催された同ショーにおいて最大級の注目を集めたのは、ホンダが初公開した電動過給機付きV型3気筒[…]
通勤からツーリングまでマルチに使えるのが軽二輪、だからこそ低価格にもこだわりたい! 日本の道に最適なサイズで、通勤/通学だけでなくツーリングにも使えるのが軽二輪(126~250cc)のいいところ。AT[…]
オモチャの延長から生まれたミニ&レジャーバイク 自分がバイクに乗り始めた1970年代前半の日本は、ちょうど戦後の高度成長期が真っ盛りの頃。バイクが働く乗り物から楽しむ乗り物へと移り変わった時代で、そこ[…]
見る者で印象が違う? 絶妙なカタチとストーリー プレス向けの事前撮影会場に訪れたヤングマシンの取材スタッフ。興奮しながら、眩しいライトに照らされて佇むCB1000Fコンセプトの実車を目にした。しかし、[…]
人気記事ランキング(全体)
カワサキ500SSマッハⅢに並ぶほどの動力性能 「ナナハンキラー」なる言葉を耳にしたことがありますか? 若い世代では「なんだそれ?」となるかもしれません。 1980年登場のヤマハRZ250/RZ350[…]
マーヴェリック号の燃料タンク右側ステッカー エンタープライズに配属された部隊 赤いツチブタは、「アードバークス」の異名を誇る米海軍「第114戦闘飛行隊(VF-114)」のパッチ。1980年代には第1作[…]
インパクト大なシリーズ初カラー 現代的ストリートファイターのMT-09をベースに、アルミタンクカバーなど金属の質感を活かした専用外装などでネオレトロに仕上げられた1台であるXSR900。3種のパワーモ[…]
公道モデルにも持ち込まれた「ホンダとヤマハの争い」 1980年代中頃、ホンダNS250Rはヒットしたが、ヤマハTZRの人気は爆発的で、SPレースがTZRのワンメイク状態になるほどだった。 しかしホンダ[…]
※この記事は別冊モーターサイクリスト2010年11月号の特集「YAMAHA RZ250伝説」の一部を再構成したものです。 ヤマハ RZ250のエンジン「2ストロークスポーツの純粋なピーキー特性」 ヤマ[…]
最新の投稿記事(全体)
EVは脱炭素社会実現と移動課題の改善に寄与するか 「バイクラブフォーラムin南国みやざき」で実施されたパネルディスカッション、「電動二輪車利活用による社会課題(脆弱な二次交通)解決」において、次のトー[…]
150万円切りはほぼ確実と思われるが…… ヤマハは台湾で、欧州および北米などで発表済みのスーパースポーツモデル「YZF-R9」の導入価格を発表。日本国内にも2025年春以降の導入が案内されており、正式[…]
100万都市・千葉市のバイク駐車場問題 上総台地の平坦地に位置する千葉市は、人口98万人強の大きな自治体で、現在も増加中であることから「最後の100万都市」とも呼ばれている。 高度経済成長期には大規模[…]
日本映画史の記憶に残り続ける『トラック野郎』シリーズ第1作 『トラック野郎 御意見無用』は、1975年に公開された鈴木則文監督による日本映画。東映製作/配給の『トラック野郎』シリーズの記念すべき第1作[…]
直4&丸目。王道のジャパニーズネイキッドスタイル 直列4気筒エンジンの存在感を際立たせつつ、丸1眼ヘッドライトとオーソドックスな外装。CB1000Fコンセプトのスタイルは、往年のエフらしさを漂わせつつ[…]
- 1
- 2