カワサキモータースタイランドは、2023年3月22日より開始される第44回バンコクモーターショーのティーザー告知を各種SNSで公開した。暗いシルエットで示された謎のニューモデルは3車あり、中央に陣取っているのが新型「エリミネーター」である可能性が極めて高そうだ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
ロング&ローのネイキッドスタイルで新たな価値を想像か
カワサキモータースタイランドは、2023年3月22日より開催される第44回バンコクモーターショーでお披露目する予定のニューモデル3車を、シルエットのみ公開した。これは同イベントへのティーザーの一環で、タイカワサキのSNSでは「タイのカワサキファンに向けてスペシャルサプライズギフトを用意した」としている。
3車のうち2車は見覚えのあるシルエットで、左側にあるのはおそらくタイで未発表の「ニンジャZX-4R/RR」、そして右側のシルエットは前後17インチホイール&並列2気筒エンジンを採用するアドベンチャーモデル「ヴェルシス650」だろう。
注目したいのはセンターに陣取ったモデルだ。シルエットからは丸目1灯のヘッドライトにアップハンドル、シュッと伸びた燃料タンク、キャストホイールの前輪といったあたりがわかる。フロントフォークは正立だろう。他メーカーのマシンを例に出すのもアレだが、ホンダGB350のシート高を低くしたような雰囲気にも見え、車格としてはGB350とレブル250の中間的なところに位置しているように思える。エリミネーターのベースモデルは並列2気筒エンジン搭載のZ250/Z400と言われており、この春にエリミネーター250/400の両車、あるいはそのどちらかが登場することになるだろう。
ちなみに、このニューモデルはタイで3月22日に登場するわけだが、我々のスクープ班が得ている情報では2023年3月17に開幕する大阪モーターサイクルショーでの登場がほぼ確定。選挙でいうなら“当確”といっていいと判明している。つまり、世界初公開の場は日本になるのだ。ファンはまだまだ止まらないカワサキのニューモデル攻勢を目の当たりにすることになりそうだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
ヤングマシン編集部ではかねてからカワサキ エリミネーター250の登場を示唆してきたが、ここにきて新生エリミネーターに400ccモデルのラインナップ案が急浮上してきた! エリミネーターの歴史を振り返れば[…]
400ccクラスに4気筒が復活の狼煙! 北米価格は9699ドル=約125万5500円?! ホンダが誇るベストセラー、CB400スーパーフォア/スーパーボルドールが生産終了となったのは2022年10月。[…]
トップガン観たよね? 心の準備よろしく! 当WEBが11月13日付けで公開した記事『まさかのGPz900R復活!? EICMAで展示のトップガン仕様に「離陸に備えよ」の超意味深メッセージ!!』は予想以[…]
※本記事に掲載されている車両価格等は、取り扱い店舗における’20年6月時点の情報です(関連写真提供:グーバイク)。 ドロドロとアメ車を思わせるV4の鼓動感に、体がのけぞるほどの極太トルク。そして"力"[…]
2021年にZ900RSの生産2割増で需要に応えたカワサキ Z900RSが買えない! そんな声がこだました2021年だったが、カワサキは前年(4060台)よりも増産した4853台を販売し、コロナ禍で部[…]
最新の関連記事(新型クルーザー)
様々な使い方や乗り方に応える懐の深さが魅力 2024年上半期、400ccクラスの販売台数でGB350をしのぎトップに躍り出たのがエリミネーターだ。それどころか、大型バイクを含めた車検付クラスでもZ90[…]
OHV45度Vツインの伝統を受け継ぐ史上最強エンジンは、キャラに違いあり!! 長きにわたり、ウィリーGが熱き情熱でスタイリングを手がけ、開発技術者たちとともに魂が込められ、製品化されてきたハーレーダビ[…]
トライアンフの歴史を華々しく飾った一流スタントライダーの記念碑的モデル トライアンフ・ロケット3は、2458cc水冷並列3気筒エンジンをクランク縦置きで搭載するメガクルーザーだ。このたび発表された特別[…]
400ccライダーの感じたレブル1100T DCT 柴﨑美奈子さんは横須賀にあるバイカーズカフェ☆TWO STAR☆のオーナー。10代で免許を取得してからずっと同じ400ccのバイクに乗り[…]
細身のジャケットにワイシャツとネクタイ…ブリティッシュトラッドなコーデって、パリッとした王道スタイルだよね! そういえばバイクでも英国風なトラディショナルバイク、ホンダGB350シリーズが、人気になっ[…]
人気記事ランキング(全体)
4気筒CBRシリーズの末弟として登場か EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことが判明した[…]
一度掴んだ税金は離さない! というお役所論理は、もういいでしょう 12月20日に与党(自民党と公明党)が取りまとめた「令和7年度税制改正大綱」の「令和7年度税制改正大綱の基本的な考え」の3ページ目に「[…]
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
CB750/900Fと並んで進んでいた、ホンダが大攻勢に賭けた初の新エンジン! どのクルマメーカーもお手上げだったマスキー法という排気ガス規制をクリアして、ホンダが世界に認められたCVCCエンジン開発[…]
チェーンの張り調整が必要なのは、チェーンが徐々に伸びるからだけど…… バイクのチェーンのメンテナンスといえば「清掃・潤滑」と「張り(あそび)のチェック」。まず、チェーンを長持ちさせるには清掃や潤滑をマ[…]
最新の投稿記事(全体)
さすがはヨシムラ、参列者が超豪華! 1954年に創業し、今年で70周年という節目を迎えたヨシムラ。その歴史は常に“挑戦”とともにあった。巨大メーカーや乗っ取り、工場火災といった、目の前に立ちはだかる強[…]
2&4ストロークハイブリッドV3は実質4ストロークV4と同効率! 数々の伝説を残してきたNSR500が2001年シーズンで最後の年を迎えた。これで2ストローク全盛に完全な終止符が打たれたわけだ。対する[…]
どんなUber Eats配達員でも必ず持っている装備といえば、スマートフォン。これがなければ、仕事を始めることすらできません。 そんなスマートフォンですが、太陽が強く照っている日に使うと画面が真っ黒に[…]
今シーズンに続き富樫虎太郎選手を起用、新加入は木村隆之介 元MotoGPライダーの中野真矢さんが率いるレーシングチーム「56RACING(56レーシング)」が、2025年のレース活動概要を発表した。 […]
全日本ST1000とASB1000の両カテゴリーを制す! 開幕2連勝を飾り、常にポイントリードし最終戦を待たずにチャンピオンを決めた全日本ST1000クラスに比べ、ARRC ASB1000クラスは、ポ[…]
- 1
- 2