
スズキから注目の原付二種スクーター「アドレス125」「アヴェニス125」が発売された。これを機にヤングマシン本誌3月号ではフラットボードのライバル車を結集して比較試乗を敢行。そこには、ある潜入者の姿があった。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●写真:真弓悟史 、山内潤也●外部リンク:週プレNEWS
し、週刊プレイボーイとコラボだなんて………ッ!
潜入したつもりが潜入されていた──。な、なにを言ってるかわからねーと思うが(以下略)
ヤングマシン本誌3月号(1月24日発売)でお届けした『原付二種スクーター×5車比較テスト』の記事にテスターとして参加していた青木タカオ氏が、同取材をもとに週刊プレイボーイ誌に記事を寄稿した。ようはコラボ取材というやつである。
ここで、やけに鼻息の荒い男がいた。ヤングマシン編集長マツである。
「し、集英社ですよ! しかも週刊プレイボーイといえば男のロマンじゃないですか!」
フン、11PMの放送終了時に中学生だったヤツが男のロマンを語るなど笑止千万である。
……いやまあ、昭和の伝説的な深夜番組はさておき、確かに出版社勤務なら憧れざるを得ない神田神保町のスター企業、集英社様とのコラボなど、我々のような下々の編集者にとって興奮せずにいろというのが無理というもの。
ZX-4RRの正式発表で土下座を回避した編集長マツが調子に乗るさまを、我々ヤンマシ編集部員は生暖かく見守るのであった。
デジスパイスIVで0-60km/h加速タイムを計測するの図。ちなみに青木タカオ氏は、ヤンマシ界隈では“アオチ”と呼ばれる、元々はヤングマシン姉妹誌のビッグマシン編集部員でもあった男である。 ※写真は週プレNEWSより
比較テストに用意された車両は、発売間もないスズキ「アドレス125」「アヴェニス125」のほか、ホンダ「リード125」、ヤマハ「ジョグ125」「アクシスZ」の計5車。ヤングマシン取材部隊による執拗なディテール撮影などののち、市場インプレッションや0-60km/h加速の計測へ。その模様は、ヤングマシン本誌3月号と週刊プレイボーイ8-9号に掲載している。
車両は左から、リード125、ジョグ125、アヴェニス125、アドレス125、アクシスZ。
週プレが同記事をWEB公開! ヤンマシ記事は後日WEBヤングマシンにて
当日の取材は、順調に進みつつも撮影カットの多さゆえに日暮れ近くまで続いたと言われるが、そんなコラボ取材の結晶である週プレ掲載分が、WEB版の『週プレNEWS』にて公開された。
同記事では、0-60km/h加速タイムや各車のスペック&価格、メーターなどユーティリティの解説を交え、アオチ氏の軽妙かつ細かい実用性チェックなどが展開されている。
詳しくは下記リンクを参照していただきたい。記事中では、ヤンマシ編集長マツが生意気にも今後の125ccスクーターについての展望なども語らせてもらっている。
さて、今後もこうしたコラボはあるのかないのか……!? お楽しみに!
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