
●文:ヤングマシン編集部 ●CG:SRD
3気筒版YZF-R9はほぼ完成?! R1&R9の新兄弟来襲か?!
YZF‐Rシリーズはヤマハを代表する一大ラインナップだ。国内では250cc2気筒のYZF‐R25に始まり、320ccのYZF‐R3、旗艦として998cc4気筒のYZF‐R1を展開する。さらに2022年2月、688cc2気筒のYZF‐R7が新たに追加され、R3とR1の空白を埋めることになった。
R7は、ネイキッドのMT‐07がベース。73psなど控えめな性能でスーパースポーツ(SS)入門に最適だ。しかし’20年型で生産終了となった599cc直4の本格派=YZF‐R6の後釜を担う存在とは言いがたい。そこで登場が噂されているのが「YZF‐R9」だ。
R9は888cc3気筒のMT‐09がベースの模様。R7と同様の手法で既存ネイキッドをフルカウル化すると見られる。MT‐09は軽量&パワフルさが自慢で、最高出力120psに車重189kg+αというR6にも匹敵する本格的なSSが期待できる。これで最高峰のYZF‐R1にステップアップしやすくなるのは確実だろう。
なお、R9は2023年発売と予想していたが、1年後ろ倒しになる模様。
[YM未来予想] ヤマハYZF-R9:MT-09ベースの3気筒SS。デビューは’24年?!
YZF-R9は、MT-07よりスポーティなMT-09を基盤に登場する模様。MT-09は、R7やMT-07にはない6軸IMU(慣性センサー)やトラクションコントロールなどの電脳が豊富な上に、YZF-R6の116.4ps、車重190kgと比べても遜色がない。なお、ヤマハは’21年に国内で「YZF-R9」の商標登録を出願済み。すでに試作車も存在するとの噂だが、登場は2024年になる模様だ。そして価格にも期待。MT-09は元々装備が充実しているだけに、R7より変更点は少なくて済むハズ。130~140万円台に収まると嬉しい!
【YAMAHA YZF-R9|CG IMAGE】外観は奇をてらわず、YZF-R1やR7系と共通イメージになると予想。2気筒のR7よりはさすがに車体のボリュームが増すハズだ。●想定価格帯:130万~140万円 ●予想登場時期:2023年秋 [写真タップで拡大]
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
よく読まれている記事
でかいマイナスねじ:マイナスドライバーで回すのはNG!! エンジンの点火時期確認用のキャップねじやオイル注油口、カウル組み付けビスにも使われることがある、溝の底が細長くてアール形状になったねじです。 […]
警察内にノルマは存在しないが「目標」はある 警察の交通取締りを受けた人の中には、こんなことを言う人が少なくありません。「ノルマのために検挙しやすい違反ばかり取り締まっているんだろ?」と。 また、過去に[…]
400ccクラスに4気筒が復活の狼煙! 北米価格は9699ドル=約125万5500円?! ホンダが誇るベストセラー、CB400スーパーフォア/スーパーボルドールが生産終了となったのは2022年10月。[…]
カワサキモータースジャパンがSNSで国内導入を明言! カワサキモータースは「ニンジャZX-4Rシリーズ」について、国内でも正式にプレスリリースを発行。これを川崎重工のニュースに掲載した。さらに、カワサ[…]
2021年末頃にニンジャZX-4Rの実車を見たというタレ込みが……! 『ホンダCB400SFシリーズの生産終了決定とともに、絶滅が危惧されている国産の直4/400cc市場。排気量的には日本固有のガラパ[…]
最新の記事
- アライがカーボン柄を生かした新デザイン「アストロGX スパインを」4月上旬に発売
- アライが中上貴晶選手のレプリカモデル「VZ-RAM NAKAGAMI GP2」を3月上旬に発売
- ヨシムラミーティング参加レポート 新作マフラーに今後のモトGP展望も〈ヨシムラミーティング2022〉
- 国内発売確定!! ニンジャZX-4Rシリーズは113万円~125万円と予想?!
- みんなのスーパーカブが大集合! 第25回カフェカブミーティングin青山が開催
- 1
- 2