
2022年11月8日に開幕するEICMA(ミラノショー)まで24時間を切った。直前になるが、最後のスクープ情報をお届けしたい。国内導入の正式発表は2023年初頭と見られる。
●文: ヤングマシン編集部 ●CG: SRD
価格はベースモデルのレブル250/500とほぼ変わらない?!
国内軽二輪マーケットで無双を続けるレブル250、その兄弟モデルで並列2気筒エンジンを搭載するレブル500、それぞれをベースとしたスクランブラーモデルが登場する! 以前からヤングマシン本誌2022年3月号、さらに8月号でさらなる追加スクープを打った「CL250/500」がそれだ。
【Rebel250/500】ベースとなるレブルは、ほぼ共通の車体で250cc単気筒と500cc並列2気筒の兄弟を展開。これに新CLも倣うこととなる。もちろんバツグンの乗りやすさも継承だ。
エンジンとメインフレームといった基本パーツはレブル250/500と共通で、シートレールを専用設計することでフラットなテールセクションを実現。前19インチホイールやアップマフラーでスクランブラースタイルに仕立てる。サスペンションストロークも延長される模様だ。
レブルシリーズは、欧州では1100/500のみがラインナップされ、それぞれCMX1100レブル/CMX500レブルを名乗る。これらの状況から、EICMAで発表されるのはCL500のみの可能性が大きく、単気筒レブル(国内250/北米ほかは300)は後日あらためて公開されることになりそうだ。
さらに、今回新たにリーズナブルなカスタムパッケージが計画されている……という情報を掴んだ。詳細は不明ながら、いくつかのパーツを組み合わせて雰囲気を変えるセットオプションのようで、積載力を強化したツーリング系や走破性を高めたオフロード系、さらにはレブルよりもオーソドックスなディメンションを生かしたカフェレーサー系などなど、勝手に妄想するだけで楽しくなってくる。ホンダがどんなスタイルを提案してくれるのか、今から楽しみで仕方がない。
基本パーツの多くをレブルから流用する模様で、価格もレブルと変わらないところに収まってくれそう。そこに様々なカスタムパッケージでノーマルCLに飽き足らないユーザーをも取り込むというホンダ盤石の布陣になりそうだ。
ホンダの早ければ11月8日の夕方には第一報をお届けできるかもしれない。待て、続報!!
【Dream CL72 Scrambler】1962年に登場した国産初のスクランブラー、並列2気筒250ccのCL72が車名の由来。現在の250cc帯にスクランブラー系はなく、アウトドア需要にも新CLが応えることとなる。
本誌が得た情報を元に作成したのが下のCG。エンジンやメインフレームなど基本パーツはほとんどレブルと共通で、これに専用シートレールによるフラットなテールセクションやアップマフラー、ストロークを延長したサスなどが与えられる様子。タイヤもレブルより大径&細身になりそうだ。
【CL250】想定スペックは26ps/170kg。国内導入が発表されるのは2023年初頭と予想され、予想価格は60万円前後(レブル250の2023年モデルは61万500円~)。
【CL500】想定スペックは46ps/190kg。欧州ではこちらのみ発表され、その時期はEICMA開幕、つまり11月8日と予想。国内価格は80万円前後になるだろう。
カスタムパッケージでより広い世界観の提案を目論む新CL。我々もこれに便乗し、スポークホイール&アップマフラーにポップな外装色のYMパッケージを提案!
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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