スマホにも対応! 塗り絵感覚でオリジナルカラーを検討できるぞ

バーチャル上で3Dの「マイ革ツナギ」が作れる! 三次元でカラーシミュレーションできるWEBサイト「TAICHI COLOR VISION」がオープン

ライディングウエアメーカーのタイチが、レーシングスーツのカラーリングを3D画像でシミュレーションできるWEBサイト「TAICHI COLOR VISION」をオープンさせた。従来も平面上で同様のことは可能だったが、新サービスでは三次元の立体画像を使い、回転や拡大縮小させながらシミュレーションできる点が新しい。PCだけでなくスマホ上での操作も可能だぞ。


●文:ヤングマシン編集部(マツ) ●外部リンク:アールエスタイチ

憧れのカラーオーダーに向け、妄想素振り100連発!

レーシングスーツを所有するなら誰もが憧れる「カラーオーダー」。既製品でも十分に高いデザイン性を持つとはいえ、カラーリングに拘りを存分に注ぎ込んで仕上げた自分専用のレーシングスーツとなれば、その満足感はケタ違い。ちょっとしたワークスライダー気分だって味わえる。

そんな気分をバーチャル上で楽しませてくれるのが、タイチがスタートさせた新しいWEBサービス「カラービジョン」。これは同社がラインナップする4種のレーシングスーツのカラーリングを、3D画像でシミュレーションできるというものだ。

言うなれば“革ツナギの塗り絵”なのだが、それを二次元の平面(これはタイチの従来サービスに存在した)ではなく、三次元の立体画像でシミュレーションできる点が新しい点。しかも立体画像は横方向に360°、上下方向に180°回転させられる上、上から見下ろしたり下から煽ったりと角度も変えられるから、自分が考案したカラーリングの仕上がりをかなり現実的に把握できるのだ。カラーは場所によって最大29色から選択できるので、組み合わせはまさに無限大と言っていいだろう。

更に楽しいのはロゴ入れのシミュレーションまで可能なこと。こちらもカラーが最大29色、入れる場所は10箇所から選べ、さらに文字の書体やフチや影の有無までも選べる。文字はアルファベット/漢字/ひらがな/カタカナから13文字以内で自由に選択が可能だ。さらにレザーのベンチレーション仕様なども部位ごとにセレクトできる。

製作したレーシングスーツの情報は一時保存でき、メールアドレスを送信すると途中から作業を再開するための復帰用URLも発行してくれる。もちろん気に入ったカラーリングが完成すれば見積もりに進むのもOK。PCはもちろん、スマホ上で気軽にシミュレーションできるのも嬉しい点だ。「いつかはツナギをカラーオーダー!」と目論むアマチュアレーサーの貴方、愛車の色や好みに合わせたオーダーを入れるその日まで、タイチ・カラービジョンでオーダー素振りに励むのも悪くないぞ!?

タイチ「カラービジョン」のオーダー画面。マウスで色を変更したい部分を指定し、左のカラーチャートで選択。カラー変更した部分は右側の白黒図上で白く示される。

カラーを変更したレーシングスーツは、このように画面上でくるくる回転させることが可能。立体的で仕上がりイメージが把握しやすい。

カラービジョンを始めるには、まずは4種のレーシングスーツから好みの製品を選択する。

すると何種類かのカラーサンプルが表示されるので、イメージに近いものを選択。このデザインをベースにカラーを変更していく仕組み。もちろん全面変更も可能だ。

左はロゴ入れの選択画面。カラーや書体、文字内容などが選択できる。筆者も試しに入れてみたのだが・・・センスねえ!


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