
すでにダックスを注文済みの方はもちろん、いつかは欲しい予備軍まで、カスタム妄想は止まらない! そこでヤングマシン編集部がアンケートを敢行したところ、ヨシムラがまさかの神対応。なんとタイで「ストレートサイクロン」が爆誕! さらに「ストレートUPを開発中」との第一報も!?
●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司) ●CG:SRD
これがヨシムラの回答。みんなの期待がカタチになった!
「ダックス125」はホンダが世界に放つファンバイクだけに、発売前から「アレをこーして、ココは…」とカスタム妄想をブンブンに膨らませたライダーも多いハズ。もちろんヤングマシン編集部も同様で、ダックスが正式発表された2022年3月に「もしヨシムラがダックス用マフラーを作ったら?」と、勝手にCGを作成して人気投票を行なった。
【WEBアンケート第5弾:勝手にマフラー総選挙】「もしもヨシムラがDAX用マフラーを作ったら?」というお題で『ヤングマシン』2022年5月号にて実施。編集部が勝手にCG作成したヨシムラ製マフラー5種に対し、約1ヶ月間人気投票を実施。応募総数は266票。
日本を代表するレースコンストラクターであるヨシムラは、50ccモンキーの時代から4ミニ向けも手がけ、現在はホンダの横型125シリーズ用に様々なマフラーをリリース。当然ながら「ダックス用も作るだろう、いや作ってくれ!」という願望からスタートしたアンケート企画だったが、やっぱりヨシムラは応えてくれた! なんとタイのヨシムラアジアで、投票人気第1位の「ストレートサイクロン」が開発中との一報が入ったのだ!
作業ベンチに載ったダックスに装着された、渋いツヤ消しブラックのストレート管には、お馴染みのカナ文字ステッカーも貼られ、まさに直管/ショート管と呼ばれた憧れのフォルムだ。
’21仕様のモンキー125用ストレートと同様、明らかにサイレンサー部が太くて迫力満点! この太さが胴長短足のダックスのスタイルに見事にマッチしている。そして太さを増したサイレンサーのエンドキャップには、ヨシムラの文字がプレス刻印。これはファンには堪らないディテールだ。
もはやプロトタイプを超えた完成度だけに、発売は決定的。ダックスをオーダーしているユーザーには、納車同様に待ち遠しい存在だろう。…が、じつはタイでは「GPマグナム」のアップタイプがすでに発売されている。なので、国内販売は先にGPマグナム、次いでストレートの順になる公算大。どちらも魅力的なので、大いに悩むべし!
ストレートのフォルムは、ヨシムラが1971年に世界で初めて開発した集合管を彷彿させる。つや消し黒のショート管に、カナ文字ステッカーが良く似合う!
【ダックス用も極太ルック採用?】先日リリースされたモンキー125(‘21~)用 機械曲ストレート762サイクロン(写真右)は、従来型よりもグッとたくましい極太スタイルが特徴。ダックス125用ストレートサイクロン(写真左)も同スタイルで開発されているようだ。ロングホイールベースで立派な車格のダックスには、ぶっといマフラーがよく似合う!
【エンドキャップの刻印にファン感涙】短いストレート管のエンドキャップには、ヨシムラのロゴがプレス刻印で浮き上がる凝った意匠。太いパイプを溶接で繋ぎ合わせた武骨なデザインは、キャリアの長いライダーには懐かしく、新世代の目には新鮮に映るだろう。
【タイではすでにDAX用を発売】アップ仕様のGPマグナムは、エキゾーストパイプの形状こそ異なるが、販売中のハンターカブCT125用と同じ構成。カーボン製のヒートガードも用意され、タンデムもOK。
総選挙第2位の“UPストレート”も現実になるかも!?
編集部が行なった「勝手に総選挙」では、1位のストレートに次いで「ストレートサイクロンTYPE-UP」が僅差で2位に着けたのだが、なんとこちらも開発中との情報を得た! 我々の妄想CGでは、GPマグナムUPとストレートのハイブリッド風だが、実際のスタイルは現状では不明で、それだけに期待に胸が膨らむ。なのでヨシムラさん、この勢いで全タイプ作っちゃってください!
【投票 第2位(87票):ストレートサイクロンTYPE-UP】第1位と第2位を合わせて、投票の7割近くがストレート(アップ&ダウン)なのが印象的。“昔のレース管”の雰囲気がレトロなダックスファンの琴線に触れたのかも。カスタム感の強いGPマグナムやR-77Sも手堅く票を分けあった。
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