
3年ぶりの実施となる日本自動車輸入組合(JAIA/ジャイア)による『輸入二輪車試乗会・展示会』。’22年の各社の自慢のモデルを一気乗りしてきた。テスターはフリーライターの谷田貝洋暁で身長172cm、体重75kgだ。本記事では、ハーレーダビッドソンのローライダーSを取り上げる。
●文:ヤングマシン編集部(谷田貝洋暁) ●写真:真弓悟史 ●外部リンク:ハーレーダビッドソン
ハーレーダビッドソン ローライダーS 試乗ショートインプレッション
往年の“ローライダー”の名前を受け継ぎ復活した新生ローライダーS。前19インチホイールにビキニカウルなど先代のローライダーからの要素を受け継ぎつつも、フレームは先代のダイナ系ツインショックから、モノサスペンション仕様のニューソフテイルシャーシとなっている。
最新の’22モデルはミルウォーキーエイト117エンジンを得て1923cc化するとともにメーターレイアウトなどを変更。現在はクルーザーセグメントにカテゴライズされるローライダーSだが、乗ってみるとその走りは非常に現代的でハンドリングもスポーティ。左右のバンク角は30度を確保し、流行の4インチライザーと1インチモトハンドルバーは、マシンを捩じ伏せるようなアグレッシブな走りも可能だ。
【HARLEY-DAVIDSON LOW RIDER S】■全長2365 全幅710 全高NA 軸距1615 シート高710(各mm) 車重308kg(装備) ■空冷4ストOHV V型2気筒 1923cc 17.1kg-m/3500rpm 変速機6段リターン 燃料タンク容量18.9L ブレーキF=ダブルディスク R=ディスク タイヤサイズF=110/90-19 R=180/70-16 ●色:黒 灰 ●価格:281万8200円~
【ライディングポジション】ハーレーらしい710mmという低めのシートのおかげで踵ベッタリで膝にも余裕ができる。ステップはミッドマウントフットコントロール、上半身も起き気味のスポーティポジション。
エンジンは’22モデルより1868ccの「ミルウォーキーエイト114」から、1923ccの「ミルウォーキーエイト117」へ排気量アップ。
メーターは、伝統のタンクオンのデュアルではなくハンドルマウント。デジタル部には、基本機能の他、航続可能距離/ギヤポジションも表示。
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
現代の耐久レーサーはヘッドライト付きのスーパーバイクだが…… 近年の耐久レーサーは、パッと見ではスプリント用のスーパーバイクレーサーと同様である。もちろん細部に目を凝らせば、耐久ならではの機構が随処に[…]
GB350に初のツートーン、GB350Sの燃料タンクにはストライプ採用カラーも ホンダ「GB350」「GB350S」マイナーチェンジ。2023年に最新排出ガス規制に適合して以来のイヤーモデル更新だ。2[…]
バイクツーリングにおすすめの都道府県ティア表 バイクツーリングの魅力は、ただ目的地に行くだけでなく、そこへ至る道中のすべてを楽しめる点にある。雄大な自然が織りなす絶景、心地よいカーブが続くワインディン[…]
最新モデルはペルチェデバイスが3個から5個へ 電極の入れ替えによって冷却と温熱の両機能を有するペルチェ素子。これを利用した冷暖房アイテムが人気を博している。ワークマンは2023年に初代となる「ウィンド[…]
高回転&高出力主義の権化 250クラスでも高性能な直4を望む声が高まっていた’80年代前半、スズキが世界初の250cc水冷直4エンジンを搭載した量産車、GS250FWを投入。以降、ヤマハ、ホンダが追随[…]
最新の記事
- 鈴鹿8耐・直前スペシャル!「第62回 ヨシムラ・ツーリングブレイクタイム」ネオパーサ清水で開催〈イベント報告〉
- 【開催概要と新企画を発表】ジャパンモビリティショー2025にはカワサキ/スズキ/ホンダ/ヤマハ/アイディアも参加
- 「直4しか認めねえ」1970〜80年代直4カワサキイズムを大特集【ヤングマシン電子版8月号6/24公開】【完全無料】
- 【初のツートーン採用】ホンダ新型「GB350」「GB350S」登場! 車体色と一部仕様を変更して8/28発売へ
- スズキ新型「DR-Z4S」「DR-Z4SM」の英国価格が判明! 100万円超えは必至か……
- 1
- 2