
元気のいいデザインとリーズナブルな価格で着実にファンを増やしているタイのメーカー、GPXの試乗会に編集部員が参加してきた。空冷ツインのレジェンド250、横型エンジンのPOPz110、そして単気筒スポーツGR200Rらのアナログな乗り味を丸一日楽しみ尽くした。本記事ではGR200Rを取り上げる。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真:GPX ●外部リンク:GPX
‘22 デーモンGR200R 概要
【GPX DEMON GR200R】■全長2020 全幅747 全高1145 軸距1350 シート高815(各mm) 車重155kg(装備) ■水冷4スト単気筒SOHC4バルブ198cc 19.4ps/9000rpm 1.78kg-m/7500rpm 変速機6段 燃料タンク容量11L ■タイヤサイズF=100/80R17 R=140/70R17 ●色:赤×白 黄 黒 ●価格:49万9400円 ●発売中 [写真タップで拡大]
【ライディングポジション】ハンドル位置は低すぎず、スポーティながら厳しいライポジではない。シート高815mmで、車体が軽いため足着きに不安はない。[身長170cm/体重70kg] [写真タップで拡大]
GPX デーモンGR200R 試乗ショートインプレ
GPXきってのスポーツバイクがデーモンGR200R。従来型は水冷2バルブの単気筒だったが、’22は4バルブ化してパフォーマンスを向上した。新旧を乗り比べるとその恩恵は思いのほか大きく、スロットルレスポンスもトルクの出方もかなりスポーティに変貌していた。
数値としては1.8psのパワーアップだが、使える回転域が高回転側に広がっている上、低回転域からピックアップがいい。コーナーの立ち上がり加速もいいため、同じ車重ながら4バルブのほうが軽く動かせる印象だ。特に今回の試乗会のようなサーキットでは新型の伸びやかなエンジンがマッチしていた。もっとも、パワーもほどほどなので、公道で持て余すようなこともなさそうだ。
ブレーキや足まわりにも不満ナシ。これで50万円を切るのだから素晴らしい。初心者からベテランまで、多くのライダーにすすめられる。
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