
キャンプの醍醐味として“焚き火”を挙げるキャンパーは非常に多い。暖を取ったり煮炊きなどに使うほか、最近では癒し効果も証明されている。本記事ではワークマンのキャンプ製品から、焚き火に必要な数々のアイテムを紹介。必要なギアを揃えて、炎のゆらめきを心ゆくまで楽しんでほしい。
●文:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:山内潤也 大屋雄一 ●取材協力:ワークマン
直火禁止のキャンプ場では焚き火台が必須アイテムだ
大きな石を並べてかまどを作り、そこに薪を入れて燃やす。実は現在、国内の多くのキャンプ場においてこうした直火行為が禁止されている。火災予防や周辺の植物を保護するのが理由であり、そこで必要となるのが焚き火台と呼ばれるアイテムだ。そのほか、燃えている薪を動かすための薪ハサミや革手袋、火の粉が飛んできても燃え広がらないパーカーなど、ワークマンではさまざまな焚き火用ギアを取り揃えている。あとは現地で薪を調達すればOKだ。ちなみに灰の処分方法についてはキャンプ場によって異なり、事前に確認して確実に処理したい。
軽くてコンパクト。焚き火を身近に〈フォールディングメッシュファイアースタンド〉
収納時のサイズは約φ10×25cmで、6.5インチのスマホと並べるとそのコンパクトさが伝わるだろう。メッシュシートの四隅を留め具で固定するというシンプルな設計で、風通しがいいので薪が燃焼しやすく、しかも灰の片付けも容易。フレームはサビに強いステンレス製だ。
【フォールディングメッシュファイアースタンド】●サイズ:使用時=約幅43×奥行43×高さ35cm 収納時=約φ10×高さ25cm ●重量:約610g(本体) ●耐荷重:約5kg(メーカー調べ) ●カラー:シルバー ●価格:2400円 [写真タップで拡大]
バーベキューも焚き火もこれ1台で〈折畳みBBQグリル〉
ステンレス製本体をスチールフレームが支える設計で、安定性が高く、組み立ても非常に簡単だ。焼き網付きなのでバーベキューグリルとして、また網を外せば焚き火台としても使えるのがポイントだ。付属のバッグはやや大きめなので、焚き火シートなども収納できる。
火の粉に強い合成繊維を採用〈wmb 燃え広がりにくいアウトドアグローブ〉
通気性が良く細かな作業がしやすい背抜きグローブ。燃え広がりにくい合成繊維として知られるポリイミド繊維と、同様の性質を持つクロロプレンゴムを組み合わせることで、火の粉に強い特性を得ている。特殊滑り止め加工により濡れても高いグリップ力を発揮する。
焚き火をはじめあらゆる作業に〈EXTRAGUARD ランタン牛革手袋〉
オイル加工されたソフトな牛表革を使用したアウトドア用グローブ。薪ハサミを使うときはもちろん、斧やノコギリなどの刃物を用いる際や、ペグをハンマーで打ち込むときなど、あらゆる場面で手を保護する。ハトメ付きなのでカラビナなどで吊すことも可能だ。
紫のメッシュ裏地が通気性を確保〈EXTRAGUARD TAKIBIケブラー牛床革手袋〉
燃えにくく切れにくいケブラー糸を縫製に使用したヘビーデューティなグローブ。表地はオイル加工された牛床革で、擦れやすい部分は黒銀(表革)で補強。紫色のメッシュライナーは通気性を高めるだけでなく、革特有の匂いが皮膚に付くことを軽減する狙いもある。
スチール製なので焚き火の五徳にも〈アウトドア焚き火テーブル〉
熱したフライパンや鍋などをそのまま置けるほか、焚き火の上にレイアウトすれば五徳としても使えるスチール製のメッシュ天板を採用。脚を開くだけのシンプル設計だ。大型シートバッグの底部に収まる収納サイズであり、ワイルドな料理を楽しみたい人におすすめ。
【アウトドア焚き火テーブル】●サイズ:使用時=約幅62×奥行30×高さ18cm 収納時=約幅55.5×奥行30×高さ2.5cm ●重量:約1.35kg ●耐荷重:約10kg(メーカー調べ) ●カラー:ブラック ●価格:2900円 [写真タップで拡大]
ノコギリとカッターの1丁2役〈ハイブリッドソー〉
薪などをカットするためのノコギリ刃とL型カッター刃。この二つを備えているのがその名もハイブリッドソーだ。ノコギリ刃にはヤニ/シブが付きにくいフッ素加工が施されており、替え刃は580円で販売中。握りやすい形状のグリップにはエラストマー樹脂を使用。
鉈と斧の中間的なツール〈TANOSHIBI 軽量ハンドアッキス〉
薪を燃えやすい細さに割る道具が鉈や斧で、どちらも本格的なものは大きくて重い。これはその中間的な位置付けのアッキスタイプで、全長約30cmとコンパクトに設計されている。薄刃仕様なので木材への食い込みが良く、刃を覆うケースにはベルトループが付く。
※本記事は”ヤングマシン”が提供したものであり、著作上の権利および文責は提供元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
関連する記事
キャンプ場に到着して受付を済ませたら、まず最初に行うのが一晩の宿となるテントの設営だ。ワークマンのテントは全て自立式と呼ばれるタイプで、イラスト付きの設営手順を掲載した取扱説明書も付属しており、ビギナ[…]
日没から日の出まで暗闇となるキャンプ場において、ランタンは必須アイテムだ。その種類はエネルギーの違いによって大きく3つに分けることができるが、ビギナーなら安全かつ扱いやすいLEDランタンがお勧めだ。本[…]
ソロキャンプには不要という意見も少なからずあるタープだが、日除けや雨除けとしてのメリットは大きく、特に暑い時期には快適性がワンランク以上アップする。ワークマンなら4900円からさまざまなタープが揃って[…]
キャンプとは「野外で一時的な生活をすること」だ。その基本的な装備は、テント/シュラフ/マットの三大アイテムに、チェア/テーブルを加えた5点。’ 22年にキャンプ業界への本格参入を宣言したワ[…]
キャンプとは「野外で一時的な生活をすること」だ。その基本的な装備は、テント/シュラフ/マットの三大アイテムに、チェア/テーブルを加えた5点。’ 22年にキャンプ業界への本格参入を宣言したワ[…]
最新の記事
- 高燃費にもほどがある! ホンダ スーパーカブ110でリッター96.5kmを達成!?【無改造&フルノーマル】
- ベスパらしい元気な加速がマル!【ベスパ スプリントS150 ABS】試乗ショートインプレッション
- カワサキ ヴェルシス650 [’22後期 新型バイクカタログ]:7年ぶりのアップデートで国内にも導入予定
- ヤマハ テネレ700 [’22後期 新型バイクカタログ]:オフロード重視のピュアスポーツ
- こだわりのシングルシート!【ハーレーダビッドソン ローライダーS】 試乗ショートインプレッション
- 1
- 2