JP250特別申請車輌としてMFJに申請中!

KTM「RC390/RC125」がフルモデルチェンジして日本上陸! スタイリング一新&骨格の軽量化も達成

KTMは、いわゆる中免(普通二輪免許)ライダーが思いっきり楽しめるスーパースポーツモデル、RC390をフルモデルチェンジ。これがついに日本でも2022年6月に発売される。フレームは新設計で、エンジンはユーロ5に適合。足まわりの強化と軽量化も両立している。刷新されたボディワークは空力優先のモトGPスタイルだ。

●外部リンク: KTM JAPAN

44psの軽量シングルスポーツ!

KTMは、普通二輪免許で乗れる単気筒スーパースポーツモデル「RC390」をフルモデルチェンジし、2022年モデルとして昨年9月に発表。これをついに日本でも2022年6月に発売する。基本構成は2021年モデルとして登場した新型デューク390に準じ、同時にRC125(後述)も発売される。

その内容はまさしくフルモデルチェンジ。373ccの単気筒エンジンは新しいライドバイワイヤーシステムを採用し、エアボックスの変更や新しいマッピングの採用でトルクを増強(3.57→3.77kg-m)。トラクションコントロールを備え、スーパーモトABS、リーンアングルセンサー付きコーナリングABS、コーナリングMTCを標準装備し、オプションでは上下対応のクイックシフターも設定される。もちろんユーロ5排出ガス規制に適合しているぞ。

エキゾーストシステムも刷新され、モトGPマシン・RC16からインスパイアされたというデザインは円筒形に。テールパイプにはモトGPスタイルの金属メッシュを奢る。ヘッダーはステンレス製で、サイレンサーはアルミ製だ。また、軽量な車体とトルクフルな単気筒エンジンで問題になりがちなバックトルクに対しては、アシスト&スリッパー機能を持ったアンチホッピングクラッチで対応している。

スチール製トレリス(格子状)フレームとボルトオンサブフレームに分割(従来は一体型)したフレームは前モデルから1.5kgの軽量化を達成。軽量な新作ホイールやボトムピースを軽量化したWP製倒立フロントフォークなどにより、バネ下重量は3.4kgもの軽量化を達成した。φ43mm倒立フロントフォークは、左の30クリックのコンプレッション、右に30クリックの減衰力調整機構を備える。リヤショックは伸び側減衰力とプリロード調整が可能なスプリットピストンのWP APEXだ。

KTM RC390[2022 model]

1.5kgの軽量化を達成したスチール製トレリスフレーム。サブフレームはボルトオンの分割式になった。鋳造スイングアームは今も新鮮だ。 [写真タップで拡大]

KTM RC390[2022 model]

3.4kgというバネ下としては極めて大幅な軽量化に貢献する新作ホイール。公式発表にデータはないが、タイヤサイズは前110/70ZR17、後150/60ZR17。 [写真タップで拡大]

ブレーキはブレンボ系のバイブレ(BYBRE)社製で、コーナリングABSはスーパーモトスタイルの進入スライドも可能な“スーパーモトABSモード”も備えている。また、フロントディスクはインナーディスクを省略した新設計により、ブレーキシステム全体で重量は960g軽量化された。

KTM RC390[2022 model]

フロントディスクブレーキはインナーディスクを省略し、960gの軽量化を達成。ラジアルマウントキャリパーとともにバイブレ製だ。 [写真タップで拡大]

KTM RC390[2022 model]

φ43mmWP APEXオープンカートリッジ式の倒立フロントフォークを採用。左右で独立した減衰力調整機構を備える。 [写真タップで拡大]

スタイリングも全面刷新。従来よりも厚みを増したフロントフェイスにはポジションライトと一体化したLEDヘッドライトと、アッパーカウルに組み込まれた新型ウインカーを採用。エアロダイナミクスを向上したボディワークや折り畳み可能な幅広ミラー、大きくなった燃料タンク(9.5→13.7L)に加え、10mmの高さ調整が可能なクリップオンハンドルバー、幅広シートなども新作だ。また、左右ペダルとも可倒式で破損しにくい構造になっているのが嬉しい。

メーターは一新されたTFT多機能パネルを採用し、必要な情報にアクセスしやすくなっただけでなく、表示したい情報を選択できるように。また、周囲の明るさに合わせて自動的に輝度を調整する機能も。

価格は83万円で、2022年6月に発売予定。なお、KTMはMFJがJP250クラスの更なる活性化に向けて新たに設定したJP250特別申請車輌の制度を活用し、RC390でMFJの公認を申請する予定。すでに2014~2016年モデルのRC390および2017~2021年モデルのRC390についてはMFJの公認を取得済みとだという。

KTM RC 390[2022 model]

主要諸元■軸距1343mm シート高824mm 車重155kg(燃料除く車両重量)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 373cc 44ps/9000rpm 3.77kg-m/7000rpm 変速機6段 燃料タンク容量13.7L■タイヤサイズF=110/70ZR17 R=150/60ZR17 ●価格:83万円 ●色:青×橙、橙×黒 ●発売時期:2022年6月

KTM RC 390[2022 model]

KTM RC 390[2022 model]ブルー×オレンジ [写真タップで拡大]

KTM RC 390[2022 model]

KTM RC 390[2022 model]オレンジ×ブラック [写真タップで拡大]

KTM RC 390[2022 model]

KTM RC 390[2022 model]ブルー×オレンジ [写真タップで拡大]

KTM RC 390[2022 model]

KTM RC 390[2022 model]オレンジ×ブラック [写真タップで拡大]

KTM RC 390[2022 model]

KTM RC 390[2022 model]ブルー×オレンジ [写真タップで拡大]

KTM RC 390[2022 model]

KTM RC 390[2022 model]オレンジ×ブラック [写真タップで拡大]

KTM RC390[2022 model]

一新されたシートは厚みを増し、より快適で滑りにくく、あらゆる天候条件でグリップを改善した。 [写真タップで拡大]

KTM RC390[2022 model]

TFTパネルの新作メーターは表示内容をカスタマイズ可能。環境光適応センサーで自動的に調光される。 [写真タップで拡大]

KTM RC390[2022 model]

エキゾーストシステムも新作で、ヘッダはステンレス製、サイレンサーはアルミ製。モトGPスタイルのメッシュを純正採用している! [写真タップで拡大]

KTM RC390[2022 model]

9.5→13.7Lへと大容量化された燃料タンク。肉厚シートや高さを10mm調整できるハンドルバーなど、ツーリング性能も高めている。 [写真タップで拡大]

KTM RC390[2022 model]

欧州仕様で採用されていたスマホアプリ「KTM MY RIDE」は残念ながら省略される。 [写真タップで拡大]

KTM RC390[2022 model]

一体式だったフレームはサブフレーム分割式に。ホイールベースはRC390/125で共通だ。 [写真タップで拡大]

KTM RC125[2022 model]

62万9000円のRC125は、スポーティな設定のWP製APEXオープンカートリッジフロントフォークと、スピリットピストン機能を持つ新しいWP製APEXリヤショックを装備。

主要諸元■軸距1343mm シート高824mm 車重147kg(燃料除く車両重量)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 124.7cc 15ps/10000rpm 1.22kg-m/7500rpm 変速機6段 燃料タンク容量13.7L■タイヤサイズF=110/70ZR17 R=150/60ZR17 ●価格:62万9000円 ●色:黒 ●発売時期:2022年6月

KTM RC125[2022 model]

KTM RC125[2022 model]ブラック [写真タップで拡大]


※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

最新の記事

WEBヤングマシン|新車バイクニュース