
10歳~14歳のヤングライダーを対象とするオートバイの国際レース「FIMミニGPワールドシリーズ」の日本シリーズが’22年に初開催されます。
FIMミニGPワールドシリーズは、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)が「Road to MotoGP」プログラムの新たな取り組みとして、未来のモトGPライダーを目指す10歳~14歳のヤングライダー向けに’21年に新設された国際レースです。
参戦マシンは10インチタイヤ+160ccのイタリア製ミニバイク「Ohvale(オバーレ) GP-0 160」を使うワンメイク。タイヤはピレリ、潤滑油はモチュールとする共通仕様です。マシンや競技/技術規則などのレギュレーションは世界共通。世界のヤングライダーがイコールコンディションで挑み、バイクレースの最高峰=モトGP世界選手権に向けたスキルアップとチャンスをつかめます。
開催初年度の’21年は、アルペアドリア/北米/フランス/アイルランド/イタリア/マレーシア/オランダ/ポルトガル/スペイン/イギリスの10カ所で開催。’22年は新たにオーストラリア/オーストリア/インドネシア/カタール/日本でも開催されます。
各国のシリーズ上位3人にはミニGPワールドファイナルへの参加権が与えられ、その勝者には「Road to MotoGP」プログラムの選考会あるいは直接の参戦が許されます。
日本で行われる「FIMミニGPジャパンシリーズ」は全5戦。各戦2レース・計10レースを実施し、シリーズタイトルを決定します。第1戦は’22年4月16日、筑波サーキットコース1000にて。レースエントリー受付は2月16日開始です。(大泉勝彦)
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※写真はすべてP-UP Worldサイトより。
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