防水性や耐震性に優れたバイク用レーダー探知機のパイオニアであるデイトナから、新型のレーザー式オービスに対応した高感度GPSレーザー&レーダー探知機が登場。GPSに登録のないレーザー式移動オービスをはじめ、レーダー波についてはバンドの識別にも対応するなど、安心度は大幅にアップした。
●まとめ:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真: 真弓悟史 ●外部リンク:デイトナ
[◯] 待ち受けだけでも有益。これぞ転ばぬ先の杖だ
デイトナから、新しい小型オービスから発せられるレーザーやレーダー波も受信する超高感度探知機がリリースされた。レーザー受信ユニットと本体がセパレートになっているのが特徴で、従来品のモトGPSレーダー4がバッテリーを内蔵していたのに対して、新製品はUSBポートなどから電源を供給するDC5V専用となっている。なお、取り付けに関しては取扱説明書を熟読のこと。
テスト期間が1日しかなかったため、最新のレーザー式オービスを探知することは叶わなかったが、およそ20万件ものGPSデータや約7万件の取り締まり&検閲データ、18バンド対応の受信機能はさすがと言えるもので、すべての警報をオンに設定して都内を走っていると、待ち受け画面が表示される暇がないほど。走り慣れているはずのルートでも、途中に速度警戒ポイントや事故多発エリアが現れたので、気を引き締めるきっかけとなったのは間違いない。
なお、待ち受け画面は全9項目から選ぶことができ、レーダースキャンは自分を俯瞰で見ているような気分になれるし、バンク角はスーパースポーツ派なら面白く感じるに違いない。最新データが無料でダウンロードできるのもうれしい要素だ。
[△] 必要に応じて内容を吟味しておきたい
警報をすべてオンにすると都内ではうるさいと思うはず。必要ないと思う内容はオフにしておくといい。
[こんな人におすすめ] 名称を変更して新機能を強調。これはいいぞ!
モトGPSレーダーではなくレーザー。10年以上使ってきた名称を変えてまで新機能をアピールしてきたことは自信の表れだろう。知らないルートを走る際、どこで事故が多いのかを知るだけでも安全運転につながるのは間違いない。
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